《質問》オリベルやイスコはバルサにフィットするのでは?
コメント欄に質問があったので回答します。
「チロ」さんより
「質問です。最近、アトレチコのオリベルがあまり使われていないようです。彼などバルサのスタイルに合うんじゃないかと思いますが、いかがなものでしょう?バルサ首脳陣など、そういう事は全く考えていないのでしょうか?白組のイスコもフィットしそうな気がしますが・・」
「チロ」さん質問ありがとうございます。リーガ開幕のビルバオ戦以来ですね。コメントどんどんお待ちしております<(`^´)>
見解・回答
・バルサスタイルに合うかどうか?
まずこのオリベルとイスコがバルサスタイルに合うかですが、どちらもテクニシャンタイプでバルサファン好みの2人であり、バルサスタイルにも合うと考えて良いでしょう。
オリベルの場合はスペースへの飛び出しや得点力もある感じで、イスコの場合はミドルシュート含めた足元にボールがあれば何でもできるタイプの選手なのかなと思っています。あまり他のチームの試合は見ないのでオリベルは詳しく知りませんが<(_ _)>
オリベルもイスコもバルサで起用するなら中盤のセントラルの位置がベストでしょう。アルダのように左ウイングとしても起用できると思いますが、本職はあくまで中盤での起用が選手本人も気に入るのかなと思います。どちらもパスやチャンスメイクがとても好きそうなタイプですし、ボールにより多く触れたいタイプの選手だと感じます。
基本的にバルサのスタイルにフィットするタイプの選手で、バルサファンからも歓迎される選手だと思います。どちらも勝利に飢えている感じがしており、そこも両者とも高評価ですし。バルサで起用してみないと分からない部分はありますが、バルサにフィットして成功する確率の高い選手だと思います。
・バルサ首脳陣も間違いなくチェックしているが・・・現状動きはしない
バルサ首脳陣はこの2人のような有望な選手が、バルサへフィットするかは常に考えていると思いますよ。バルサの強化スタッフ達はニュースや報道で挙げられている選手の数の、何倍も何十倍もの選手をチェックしているとは思います。
報道やニュースはバルサが交渉や獲得に動きそうな選手のみに報道され、その中にはデタラメや真実もあるので信じるかは見ている本人次第ですが。今回のオリベルとイスコもチェック対象の選手で間違いないでしょう。お互いにスペインの有望株の筆頭みたいな選手ですし。
この2人にバルサの獲得の噂が出ないのは、持論が強いかもしれませんが様々な要因があると思います。まず、根本的にバルサの中盤に補強は必要ないと思います。これまで結構何回も言ってきましたがイニエスタ、ラキティッチ、アルダ、セルジ・ロベルト、ラフィーニャと同ポジションの人数は揃っており、この冬に復帰も噂されているデニス・スアレスも加わればパンク状態な気はします。
オリベルはまだまだ未完要素多し
次に選手別々で考えますが、オリベルに関してはまだ実力が把握しきれていないと言うのが大きいと思います。ポテンシャルはあってもそれを発揮できない選手は多くおり、リーガで活躍してからでないとバルサは獲得に動かないでしょう。現状まだ若く、現段階では実力不足とも言えるでしょう。
後は移籍金の高さもネックになるのかなと思います。オリベルはアトレティコ史上最高傑作のカンテラ選手とも言われており、高額な移籍金がネックですね。今なら予想ですが4000~5000万ユーロも出せば契約解除金には届きそうですが、そこまで出すのにはギャンブル性が高い選手かなと思います。
ポルトや世代別の代表でも活躍してきたのでしょうが、現状の実力では高額すぎる移籍金だと感じます。バルサで活躍出来ずに失敗した時に、クラブ上層部が大きく叩かれるのは目に見えています。オリベルに関しては実力不足と移籍金の高さがバルサが動かない最大の要因でしょう。
イスコは白組からの禁断の移籍であり得ない
次にイスコに関しては、何と言っても白組に所属しているからでしょう。白組からバルサへの移籍(逆も)は禁断の移籍であり、どれだけ白組でほしい選手がいてもバルサには獲得の叶わない夢だと思っておかないといけません。
この両チームでの選手のやり取りはトップの選手では考えられず、今は昔以上に難しいのかなと思います。かつてはバルサからレアルへ移籍した選手にラウドルップやフィーゴがおり、逆パターンでは現監督のルイス・エンリケがそうですね。両チームでプレー経験ある選手も一昔前にはセラデスなどが思いつきますが、最近ではそんな事すら考えられない感じがしますね。
イスコがどこかのチームをクッションにしてバルサ移籍はまだあり得そうですが、レアルから直接バルサへの移籍はまずないと考えて間違いなしです。イスコがどれだけバルサファンから評価されようとも、スペイン代表だけですかね応援できるのは( `ー´)ノ
少し話はそれますがバルサは今夏にもユベントスのポグバ獲得の噂がありますが、それにかかる移籍金(1億何千万ユーロ)を考えればイスコはとても安い印象を受けますね。恐らく「ポグバ(1億2千万ユーロ)対イスコ(6000万ユーロ)獲得したい選手はどっち?(白組は考慮せず)」というアンケートをバルサファンに出したら、8割以上の方がイスコを選ぶのかなと思います。
でもやっぱりイスコがレアルという白組への移籍を決めた段階で、選手自身がバルサでのプレーがなくなると覚悟はしていたでしょう。このイスコだけはどれだけ実力があり移籍金を出そうとも、ペレス会長含めレアル首脳陣も首を縦には振らないでしょう。一応バルサとレアルのライバル関係の両クラブと言えども穏便な関係が1番ですからね。ペレス会長のネイマール獲得の噂は新しいボケやネタと捉えて間違いなしです( ̄▽ ̄)