新加入選手 ゴールキーパー争いは誰の手に
新加入選手への期待(GK編)
GKステーゲン
まだ22歳という事もあって、将来を期待されても獲得した選手だ。また、現段階の実力でも活躍を期待できる選手だ。
バルデスの退団するかに関係なく、獲得が決定していた選手であろう。数シーズン前から獲得が噂されていた選手であり、長い期間、バルサのスカウト陣が見てきたこともあり、かなり期待が持てる選手であろう。
選手の特徴としてはバルサに入団することもあり、足元でボールが扱えて反射神経が良く、ハイボールに強く、キャッチング技術も高い選手だ。
バルサの高いラインの設定によって生まれるスペースへの飛び出しは、少し未知であるが、経験を積めば問題はなくなるだろう。
年齢からして、現段階では正ゴールキーパーとして守ってくれれば、経験も積めて良いゴールキーパーになってくれると期待したい。
GKブラボ
31歳と年齢は少し高いが、その分、経験と技術で勝負できるキーパーだ。私の中では、3人いるゴールキーパーの中で一番の実力者であり、現段階では最も安定するキーパーであると考えている。
レアル・ソシエダでプレーしていたこともあり、リーガでプレーすることに不安要素は全くない。また、ブラジルW杯ではチリ代表のキャプテンとして、サンチェスやビダルを引っ張っていたことを考えれば、リーダーシップや責任感についても問題ない。その時の安定したプレーを見ていれば、安心してゴールマウスを任せれるだろう。
選手の特徴としてはもちろん足元があり、ハイボールに強く、キャッチング技術も高い選手だ。また、守備範囲もとても広く、飛び出しは一流だ。プレーシーズンではナポリ戦でミスしてしまったが、それ以外はほとんどノーミスと言えるほどプレーへの安心感がある選手だ。
シュテーゲンがいることもあり、まずはシュテーゲンを起用して、少し問題があるならば、ブラボに任せるというような安心できる第2ゴールキーパーになってくれるのを期待して良いだろう。
GKマシップ
バルサカンテラで育った25歳の足元があるキーパーだ。
正直あまり知らなく、プレーを見た事がなく、プレーシーズンのプレーと練習を少し見た感じでは、シュテーゲンとブラボに比べて、見劣りは否めない。
足元があるのはよく分かるが、セービングでは少し未知の部分がある。しかし、練習中ではカンテラ育ちであり、バルサに慣れていることもあり、また人柄としても明るい性格で、よく声を出し練習を盛り上げているように見える。慣れていない他の2人のゴールキーパーの、良いムードメーカーになっているだろう。
第3キーパーの立ち位置になると思われるが、カンテラの選手という事もあり、期待したい選手である。