ライバル分析 アトレティコ・マドリード
■ 目次
昨シーズンのアトレティコ・マドリードの強さ
昨シーズンのアトレティコ・マドリードがここまで、シーズンを通して活躍すると予想を出来た人はいなかったのではないだろうか。リーガ優勝を筆頭にチャンピオンズリーグ準優勝と、バルサの前にことごとく立ちはだかった。守備力は世界でもナンバーワンと言ってもいいほど統率されており、選手が凄い運動量を持っており、バルサが1勝も出来なかった大きな要因であろう。また、攻撃力ではジエゴ・コスタを中心にタレントが結構いて、カウンターやセットプレーなどで得点力もバルサとレアルの2強にほとんど引けを取らなかった。得点を取れた事が、リーガ優勝になった最大の要因であろう。
今シーズンのメンバーの入れ替えは成功?
まず主に補強した選手は、
GKモヤ、DFシケイラ、FWグリーズマン、FWマンジュキッチ、FWヒメネス
次に放出した主な選手は、
GKクルトワ、DFフェリペ、MFジエゴ、FWジエゴ・コスタ、FWビジャ、FWアドリアン
バルサとレアルの2強と違って、出したくない選手が数人出て行ってしまったように見受けられる。主力のクルトワ、フェリペ、コスタの3選手は大きな痛手となりそうだ。しかし、補強ではその抜けた穴をモヤ、シケイラ、グリーズマン、マンジュキッチと上手くカバーできたような印象を受ける。前線に新加入選手が多くなることにより、シーズン序盤は得点に苦労する場面が多くなるかもしれないが、最終的には問題なくなるだろう。
全体的に、上手く選手の入れ替えが出来たと言って間違いない。
今シーズンのチームは?
私の予想するシメオネのベストメンバーは、
GKモヤ
DFファンフラン、ミランダ、ゴディン、シケイラ
MFコケ、スアレス、ガビ、アルダ
FWグリーズマン、マンジュキッチ
バランスの取れたメンバー構成である。戦い方は昨シーズンと大きく、変更はないだろう。そこに新加入の選手が入ると考えて良いだろう。また、フォーメーションも対戦相手によって、臨機応変に変更してくるだろう。今シーズンも選手の運動量は半端なく、リーガでも結構上に来るだろう。しかし、攻撃力の面ではジエゴ・コスタが抜けた事によって、得点力の減少が予想される。その為、引き分けの試合が少し増えて、リーガでの優勝争いは少し厳しいように感じる。しかし、国王杯やチャンピオンズリーグのようなH&Aの短期決戦では、勝負強さが残り、良い結果を収めれるだろう。バルサの前にも立ちはだかりそうな、大きなライバルである。
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