CL第1節 9/18 バルセロナVSアポエル 試合結果
■ 目次
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン
GKステーゲン
DFアウベス、ピケ、バルトラ、アドリアーノ
MFサンペル、シャビ、セルジ・ロベルト
FWムニル、メッシー、ネイマール
リザーブメンバー
ブラボ、マテュー、ドウグラス、ラキティッチ、イニエスタ、ラフィーニャ、サンドロ
選手交代
60分シャビ→イニエスタ、68分ムニル→サンドロ、79分セルジ・ロベルト→ラフィーニャ
欠場者
マシップ(怪我)、ベルマーレン(怪我)、モントーヤ(判断)、マスチェラーノ(判断)、アルバ(判断)、ブスケッツ(判断)、ペドロ(判断)
アポエル 監督ドニス
GKパルド
DFマリオ、ギフェルメ、カルロン、アントニアデス
MFチアゴ・ゴメス、モライス、ヴィニシウス、アロネフティス
FWヴィンセンチ、シェリダン
61分チアゴ・ゴメス→マンドゥカ、75分シェリダン→ジェブール、79分ヴィンセンチ→チャラランビディス
試合詳細
ルイス・エンリケの送り出したメンバーに驚かされた。ステーゲンやバルトラはまだしも、セルジ・ロベルトやサンペルも名を連ねていた。また、病み上がりのアドリアーノもスタメンでの起用だった。思っていた以上に思い切ったローテーションを採用してきた。
前半
バルサはルイス・エンリケが就任してから採用している、2-3-2-3の形でパスを回し始める。
対するアポエルは、4-4-2の形で綺麗な3列のラインを構成していた。少し押し込まれればFWの2枚が中盤の位置までカバーをして、見方によれば4-6-0とも呼べる全員守備でバルセロナに挑んできた。攻撃はほぼ捨てている状態だったが、たまに前線に送り出すボールは正確であり、少しだけひやりとさせる場面がいくつかあった。
この超守備戦術をアポエルがしいた事により、バルセロナは思うように攻めれない場面が試合を通して続いた。コースの限定、挟み込み、カバーリングがチームとして徹底されたアポエルの規律が取れた守備を、完全に崩すことは困難であった。これは完全に相手を褒めるしかない所であった。
バルサはボールを相手のブロックの外で回す時間が長く、ボール支配率だけがどんどん高まった。
そんな中でもネイマールとメッシーは、個人技やワンツーなどにより相手を崩そうと何度もチャレンジしていた。しかしボールを持ちドリブルを開始するころには、常に2、3枚に囲まれており、なかなか自由にプレーさせてくれなかった。
こんな時間が試合開始からずっと続いていたが、意外な形で試合は動き出す。
28分にメッシーのフリーキックをピケが頭で合わせて、先制点を奪うことに成功する。ピケは相手を上手く体でブロックしていた。
バルサらしからぬ形で先制をして、ここからさらに勢い付いて流れが良くなるかと思われたが、アポエルの戦い方が何も動じることなく変化しなかった事もあり、試合の流れは何一つ変わらなかった。
そして、そのまま前半は終了した。
後半
後半開始もメンバーの変化もなく、戦い方を変えないアポエルにバルサは攻めきれない場面がずっと続いた。バルサは決定機が試合を通してほとんどなく、チャンスが少しある程度であった。
時間が過ぎても戦い方を変えないアポエルは大量失点だけを嫌うようにも思えた。しかし、試合終盤にかけて2回ほどのチャンスはアポエルも迎えていた。アポエル側からすれば、これで良かったように思えた。
バルサとアポエル両方ともメンバーの交代枠を使い切ったが、大きく試合の流れは変わることなく、そのまま試合は終了した。
試合結果
バルセロナ1VSアポエル0
得点者
28分ピケ
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