バルサBの練習試合にスアレスとベルマーレンが出場

マラガ戦が行われた同日、バルサBVSインドネシアUー19の練習試合が行われていた。これだけでは特に大きなニュースではないが、その試合にスアレスとベルマーレンの二人が出場した。

スアレスはフルの90分間、ベルマーレンは約60分間の出場をした。噛みつきの制裁中のスアレスは、10月24日まで公式戦に出場することが出来なく、ベルマーレンは怪我明けの出場となり、両選手にとって良いコンディション調整となっただろう。

試合を見た感じ(youtubeでbarcelona  indonesiaで検索)、スアレスはセンターフォワードの位置でプレーをしており、とてもキレていた。動きも良く、点も2点を決めてとても良い感じだった。練習しか行えず、コンディションが上がるのかなと不安に思っていたが、そんな心配は全く感じられなかった。しっかり練習出来ている証拠であろう。

また、全力に近く一生懸命にプレーをしており、ゴールへの欲求も大いに感じさせた。バルサBの中での試合だったが自分のコンディションを上げるために、プロの鏡のように集中して必死にプレーをしていた。

プレー内容は相手の事もあり、試合の中で一人ずば抜けて上手かった。動き出しも良く、ポストプレーや攻撃の起点として活躍していた。全てのプレーがハイレベルであり、時にイージーなミスもあったが、それは試合に出続けるとこの先どんどん減ってくるだろう。

スアレスのプレーを見ていると、動きやボールのさばき方がナチュラルであり、パスした後の一歩目やポストで落とし後の一歩目が、他の選手より圧倒的に速い。右足だけではなく左足でも簡単にプレー出来て、その事によりどっちのサイドでも難なくプレーが出来ると再認識させられた。

ベルマーレンに関しては左サイドバックの位置でプレーをしており、まだ完全にプレー許可が下りていない中で、50%ぐらいの力で終始プレーをしていた。ランニングやパスなど自分のプレーを再認識するようにプレーをしており、良いリハビリになっていた。先制点は、体のバネの力が強いと分かるような叩きつける良いヘディングであった。

ちなみのこの試合には個人的に大きく期待している、MFハリロビッチもフル出場していた。バルサBの中でまだ少し浮いている感は否めなかった。前に前に行く姿勢は良いのだが、バルサの中でのリズムとは少し違っていた。

しかしその中で唯一、スアレスとの連携は抜群に良かった。まるで2、3年一緒にプレーしていたかのように、相手を二人で崩せていた。ハリロビッチのプレースタイルは、マンチェスター・シティのシルバのようであり、プレーする位置が少し低いように感じる。前線の3枚のどこかで起用する方が、ハリロビッチ自身はプレーしやすいだろう。

 
 

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