CLのシードシステム変更がもたらすものは・・・

どうやら来シーズンからCLのシードシステムが変更されるらしい。

今シーズンまでは、数年の成績からUEFAランキングというクラブチームに対してのランキングの順番でポットが形成されていた。

来シーズンからの大きな変更点は、UEFAランキングのリーグの上位7位までの優勝チームとCLの優勝チームがポット1に入る事である。

現在では、スペイン、イングランド、ドイツ、ポルトガル、イタリア、フランス、ロシアが上位7位のリーグである。大体の予想では、バルセロナ、チェルシー、バイエルン、ポルト、ユベントス、パリ、ゼニトみたいな顔触れになりそうだ。

このポット1の形成の変更によって、バルセロナだけではなく、CLのグループステージにおける変化を書いていきます。

死のグループ誕生!?

ポット2、3、4の形成の仕方は分からないが、ポット1に数チームの実力不足のチームが存在する事は否めない。これによって、R・マドリードのような強豪がポット2に入る事が考えられる。

それだけなら良いが、CLの予選を勝ち抜いたチームがポット4や、国内リーグの順位が入るポットの数字と同じ、のようなルールだったらポット3か4にアーセナルやミランやA・マドリードのように実力あるチームが振り分けられてしまう事が起きてしまう。

バルサはリーガなのでR・マドリードやA・マドリードのように同じ国内のチームと当たる事はないが、プレミアの強豪やイタリアの強豪と同じグループリーグに入る事も考えられてしまう。

最悪、バルセロナ、マンチェスター・シティ、インテル、どこどこのように、強豪チームが3つ4つ同じグループになってしまう事も現実に起こりそうだ。

2つか3つのグループは、ポット1のチームがグループリーグ敗退という状況が起きてしまいそうだ。

こうなったらただ祈って、少しでも良いグループリーグの顔合わせを願うしかない。

各国のリーグの実力の差は・・・

リーガやプレミアやブンデスのようなヨーロッパを引っ張ってきたリーグがある中、CLにもあまり出てこれないリーグのチャンピオンがいるのは、可哀想だと思う。

しかし、リーガの3位のチームとあまり有名ではないリーグのチャンピオンが戦っても、リーガの3位が勝つのは多分間違いないだろう。それだけ市場マーケットは現在、大きな差がある。

だから、最終的にベスト8に残るチームは毎シーズン同じ顔触れが揃っている。残念だが、これが現在の実力の差の現状なのだ。

UEFAやFIFAは各国リーグの底上げを計画しているようだが、それはここ10年では大きく変動しないだろう。もちろん、各国リーグの底上げは良い計画だが、実現するのがいつになるかを予想する事は、難しいのが現状である。

 
 

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