リーガ第10節 11/1 バルセロナVSセルタ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKブラボ

DFアウベス、マスチェラーノ、マテュー、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、ラフィーニャ

FWスアレス、メッシー、ネイマール

リザーブメンバー

ステーゲン、バルトラ、アドリアーノ、シャビ、セルジ・ロベルト、ペドロ、ムニル

選手交代

65分ラフィーニャ→ペドロ、65分ブスケッツ→シャビ

欠場者

ドウグラス(怪我)、ベルマーレン(怪我)、イニエスタ(怪我)、ピケ(判断)、モントーヤ(判断)、マシップ(判断)

セルタ  監督エドゥアルド・ベリッソ

GKアルバレス

DFウーゴ、ガプラル、ゴメス、ジョニー

MFオレジャノ、クローン・デーリ、ラドヤ、ノリート

FWパブロ、ラリベイ

フランコ、コスタス、ロペス、マティンダ、ポルハ、ミナ、シャルレス

68分パブロ→ポルハ、75分ラリベイ→シャルレス、87分ノリート→マティンダ

試合詳細

ほとんど予想通りのメンバーであり、中盤のイニエスタの所にはラフィーニャが入った。

前半

バルサは4-1-2-3で試合に入り、前線の三人は結構自由にポジションの入れ替えを行っていた。

対するセルタは4-4-2の形が基本形であり、攻撃時には両サイドのMFが前線に上がってきて、鋭いカウンターを仕掛けてきた。

セルタの守備は高いラインを設定し、中盤の選手と前線の選手がコンパクトに保ち、バルサの中盤の位置でのパス回しを簡単に許す事はなかった。また、プレッシングによってからのカウンターが決まるシーンも多く見られた。

セルタの高い位置からのコンパクトなプレスに苦労するバルサであったが、チャンス自体はある程度迎えていた。完璧に崩すシーンこそないものの、8分のネイマールのヘッド、10分のネイマールのミドルシュート、30分のメッシーのダイレクトシュート、31分のメッシーのシュートがギリギリでクリアされたシーンなど点が入ってもおかしくないシーンがいくつもあった。

対するセルタのカウンターも効果的であり、ゴール前での精度は欠いていたものの、バルサのゴール前まで攻め込むシーンは何度も迎えていた。

前半は共にコンパクトな戦い方を実践しており、結構な見ごたえのある試合展開になっていた。

後半

後半の立ち上がりも前半からの流れは変わらず、バルサのチャンスから後半が始まる。

47分にネイマールのシュートがバーを叩き、この時点で3回もクロスバーを叩くというバルサにとって不吉な展開を連想させた。

そして、相手のトリックプレーと自分達の守備のまずさによって失点を迎えてしまう。

54分にセルタのロングボールがバルサの裏に落とされ、中途半端な対応をしたアウベスとの競り合いによってフワフワした感じでセルタの選手の前にボールはこぼれた。ヒールキックでバルサの裏を突いたパスで、キーパーとの1対1を迎えたラリベイが、あっさりとブラボを攻略してセルタは先制に成功する。

そこから10分間はバルサが攻めようとしても、この試合を通じてこれまで中盤の二人を封じていたセルタを崩せることはなかった。65分にシャビとペドロが投入されて流れは大きくバルサに傾き始める。

この二人を投入した事によりマスチェラーノを中盤に上げ、3-4-3で残りの時間を戦う事に決めたルイス・エンリケの戦略は成功していた。相手の疲れも見え始め、押し込む時間は明らかに増えた。

それでも守備を固めるセルタから点を取るには、「何かが欠けているような気がする」という不安を持っていたバルサファンは多かっただろう。そのネガティブ思考のせいか、バルサのシュートはことごとく、セルタのキーパーに防がれた。

残り時間が少なくなるにつれて焦り出すバルサだが、同点ゴールが生まれてもバチが当たらないぐらいのチャンスは手にしていた。

シーズンに数回ある、相手のキーパーが当たる日と自分達のシュートが入らない日が重なり合って、このまま無得点で試合終了の笛を聞くことになった。

南米トリオが揃った試合でのまさかのリーガ2連敗は、今シーズンに青色信号の点滅を意味するような感じさえ覚えさせた。

試合結果

バルセロナ0VSセルタ1

得点者

54分ラリベイ(セ)

 
 

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