CL第4節 11/5 アヤックスVSバルセロナ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKステーゲン

DFアウベス、バルトラ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケッツ、シャビ、ラキティッチ

FWスアレス、メッシー、ネイマール

リザーブメンバー

ブラボ、ピケ、ドウグラス、アドリアーノ、ラフィーニャ、ペドロ、ムニル

選手交代

74分ネイマール→ペドロ、79分ラキティッチ→ラフィーニャ、82分アウベス→アドリアーノ

欠場者

マテュー(怪我)、ベルマーレン(怪我)、イニエスタ(怪我)、セルジ・ロベルト(怪我)、マシップ(判断)、モントーヤ(判断)

アヤックス  監督フランク・デブール

GKシレッセン

DFファン・ライン、フェルトマン、モイサンデル、ボイレセン

MFセレロ、クラーセン、アンデルセン、シェーネ

FWエルガジ、シグトルソン

ブール、フィールヘーフェル、デンスビル、ライデルワルド、ミリッチ、ジムリング、キシュナ

62分シグトルソン→ミリッチ、72分アンデルセン→ライデルワルド、79分セレロ→デンスビル

試合詳細

GKにはチャンピオンズで起用されるであろうステーゲン、ディフェンスラインにバルトラ、中盤にシャビが入った以外は、前の試合と変わらないメンバーをルイス・エンリケは送り出した。

前半

バルサはいつも通りの4-3-3で、サイドバックの選手は高い位置にポジションを取らず、従来通りの配置になっていた。

対するアヤックスは前のときと同様に、守備時には4-4-2で守り、攻撃時には4-1-2-3で攻撃を仕掛けてきた。しかし、前の試合と大きく違う事がいくつもあった。

一つ目に、選手が遠慮せずに思いっきりプレー出来ていた事である。二つ目に、バルサのバックラインからプレッシャーをかけ、バルサに簡単にパス回しをさせないように、前線からのプレッシャーがチームとして統率されていた。三つ目に、攻撃時には中盤を経由して、自分達のパスを回して攻撃するという事がいつも通り出来ていた。

前半立ち上がりから10分ぐらいまでは、どちらのチームもボールキープする事と攻める事に苦労しており、中盤でのボールの激しい競り合いの場面が目立ち、コンパクトな戦いを繰り広げた。精度という部分で少しバルサが有利であった。

10分から25分にかけて少しずつアヤックスが主導権を握り出し、バルサのプレスは何度もすり抜けられセカンドボールも取られており、アヤックスの波状攻撃を受けるシーンが目立った。相手のシュートミスとバルサのGKとDFがギリギリの所で踏ん張っていた。25分のステーゲンのビックセーブがなかったら、試合の主導権は完全にアヤックスに握られるところであった。

30分ぐらいからはまたゲームが落ち着き出し、アヤックスの攻撃の回数は減ってきた。この時間帯までのバルサはパス回しが上手くいかず、アヤックスのプレスによってか視野が狭く、すぐ後ろに下げており、繋ぎでのチャンスシーンはほとんど皆無であった。唯一メッシーに入った時だけ、攻撃に期待が持てた。

やっと30分にアルバが裏に抜け出しGKと1対1のシーンを迎えたが、相手のGKの右足によって防がれた。そして、35分に試合の流れに関係なくバルサに先制点が生まれた。

セットプレー(相手が倒れているのにプレーを続行して得たフリーキック)の何回目かの跳ね返りの裏へのボールに、CFの裏への飛び出しのように速く反応したバルトラが、飛び出してきた相手GKより先にボールに触れ、無人のゴール前にボールを折り返すと、中でメッシーがヘディングであわせ先制に成功する。

このゴールで落ち着きを取り戻したバルサがボールをキープして前半終了を迎えた。(チャンスはなかっかけど・・・)

後半

後半になってもアヤックスのプレッシャーに苦労するバルサだったが、前半同様にメッシーにボールが入る事で攻撃にスイッチが入ることはいくつかあった。

58分にメッシーのスルーパスから完全にGKと1対1になったスアレスのシュートを、相手のGKの右足がまた防いだシーンなど、数少ないながらに見せ場はつくっていた。

対するアヤックスは66分にこの試合の最大のチャンスを迎えた。ファーサイドのクロスにフリーであわせたヘディングは、ポストをかすめて外れてしまった。同点ゴールを奪えていたらアヤックスファンの歓声もあり、バルサはまたパニックになっていたに違いない。

そして70分にアヤックスのフェルトマンが2枚目のイエローカードで退場した事により、試合の均衡は崩れてしまった。

75分にメッシーからパスを受けたペドロがアーリークロスを上げると、メッシーが走り込み足の裏で上手く押し込み追加点をあげた。

このバルサの追加点と一人減ったことによりプレスが弱まり、これ以上失点しないというような消極的なアヤックスに対して、何回か3点目を奪えるチャンスをつくり出しながら、ボールをキープして試合終了の笛を聞くことに成功した。

結果に100%満足、内容に10%満足な形でバルセロナは決勝トーナメント進出を確定させた。

ちなみにこの試合でシャビがチャンピオンズにおける最多出場記録(144試合)に並び、メッシーがチャンピオンズの最多得点記録(71点)に並んだ。

試合結果

アヤックス0VSバルセロナ2

得点者

35分メッシー

75分メッシー

 
 

コメントを残す

このページの先頭へ