新加入選手 否が応でも期待してしまう前線の選手
新加入選手への期待(MF・FW編)
MFラキティッチ
26歳とこれから選手のピークを迎える選手である。昨シーズンはセビージャで、チームをヨーロッパリーグのチャンピオンに導いた原動力の一人である。
私としては現段階で、新加入選手の中で最も期待している選手である。プレシーズンからの出来を考えれば、獲得した事が正解に間違いない。
選手の特徴としては、何よりもキックの精度が半端なく高い。チームの中で、プレースキックを任されていることからも分かる。キックの種類も豊富である。フィジカルが強く、カバーリングも広く、運動量もあり、守備の場面でもチームに貢献できる。近年のケイタ以来にフィジカルがあり、技術があり、バルサの中盤とは特徴の違う実力ある選手である。
セスクが移籍して、シャビも高齢になった事もあり、センターハーフのスタメンとして期待して良いだろう。
MFラフィーニャ
21歳のバルサカンテラ育ちの未来ある選手である。昨シーズンはセルタにレンタル移籍をしており、そこでルイス・エンリケ監督のもとでプレーをしている。また、バイエルンに移籍をしてしまったチアゴ・アルカンタラの弟としても有名である。兄のチアゴはスペイン代表を、弟のラフィーニャはブラジル代表を選択し、W杯の決勝で戦うことが夢でもある。
選手の特徴としては、強烈な左足を持った選手である。また、センターハーフより前のポジションなら、ほとんどの所でプレーが出来、使い勝手が良い選手でもある。ドリブル、パス、シュートとバルサのスタメンに比較すると、少し物足りなさを感じてしまうが、21歳と体が出来ていないことを考えれば、将来のスタメン候補だろう。
現段階ではスタメンは少し厳しいかもしれないが、出場時間を与えられれば、成長が期待できる選手である。
FWスアレス
27歳の、FWとしての能力を全て兼ね備えている選手である。ブラジルW杯のかみつきなど、少し不安な部分はあるが、実力だけなら現在の世界のセンターフォワードの中で、1番と言っても過言ではない。昔からのバルサファンであり、アヤックスからリバプールに移籍する時も、バルサに逆ラブコールを送っていた。奥さんはバルセロナ出身である。
選手の特徴としては、左右の足、ヘディングなどどこでもシュートが打て、ペナルティーエリアで少しでもスペースを与えると、ゴールを奪える選手である。ドリブルも得意であり、左右どちらのサイドでも相手を抜くことが出来る。また、動き出しやスペースを見つけるのも一流であり、ポストプレーも出来、FWとしてオールラウンドプレーヤーである。守備も以外にと言っては失礼だが、チームの為に走れる選手である。気性の荒さだけが、少し不安な所である。
メッシー、ネイマール、スアレスの南米の3人で形成されるFWは、世界ナンバーワンと呼べるぐらいの破壊力があるので、それに便乗した爆発的な活躍が期待できる。