リーガ第35節 5/2 コルドバVSバルセロナ 試合評価
■ 目次
試合での問題点
暑さの為、前半はチームとして機能しなかった。今シーズンのエンリケバルサの良さは全く出ず、ダメダメなバルサを見ているようであった。暑さで仕方ない部分はあるが、前半はもう少しバルセロナなら良い内容の試合をしてほしかった。
試合での良好点
前半終盤から試合終了まで最大限の効率性を発揮した。終わってみれば8得点の大量得点の試合になった。得点の攻撃の手を止めず、ずっと攻め込んだメンタリティも良かった。南米トリデンテ揃い踏みとなり、良い流れでバイエルン戦に挑める。
後半は試合をほぼ完全に支配し、チームのバランスも良かった。ペドロ投入後からシャビとブスケッツのダブルボランチ気味だったが、この2人が攻守のキーマンとなり試合を支配した。
選手評価
()内は、1~5段階評価で3が普通、5で最高、★はマンオブザマッチ
GKブラボ(4)
数少ないセービングに集中を切らさず、暑い中ゴールを守り切った。これでリーグ21試合目の完封試合となり、サモーラ賞にまた一歩近づいた。
DFアウベス(5)★
1人だけ運動量に全くいつもと違いを見せず、右サイドを何度も上下運動した。プレスやセカンドボールでボールを奪い、守備でも大きく貢献。クロスがピタリと合うシーンが何度も見れ、セビージャ時代を彷彿させた。
DFピケ(4)
前半は何度か危ない1対1の対応の場面があったが、それでも後半は守備を引き締めた。得点も奪い、リーグ戦のシーズン最多ゴール数を更新中。
DFマスチェラーノ(3)
守備では仕事がほとんどなく、クロスボールの処理やセカンドボールをしっかりつなげた。バイエルン戦に良い形で挑んでくれれば。
DFアルバ(4)
危ない場面を運動量とスピードで何度か守った。ここぞと言う時だけスピードを上げ、省エネしながら左サイドを守り切った。攻撃でもしっかりつなぎ、安定したパス回しを披露。
MFブスケッツ(4)
前半は守るスペースが広いせいで何度か中盤を破られる場面があったが、後半はさすがの存在感を見せた。何度か戻りが遅い時があったが、状況を見ての判断だったのでギリギリセーフライン。
MFラキティッチ(3)
前半はパスミスも目立ったが、待望の先制点を決めた。さすがのラキティッチも暑さには弱く、判断力も悪い部分が時よりあった。動きに緩急の鋭さはなかったが、メッシのポジションを見て常に動いた。
MFイニエスタ(3)
いつもの速いプレスが見せれず、前半は何度かボールを運ばれる要因になった。攻撃でも時よりボールが足につかないシーンも見られ、暑さに完全に負けていた。それでも前線への中継役として何度か良いパスを前線に送った。
FWメッシー(4)
動きに機敏さはないが、勝負どころを見極めてギアを上げた。2ゴールもして、40得点でロナウドを抜いてゴールランクトップに躍り出た。アシストも決め、攻撃の中心として動きの鈍いチームを引っ張った。
FWスアレス(5)
バルセロナでの初めてのハットトリックを記録。ゴールだけではなく、動き出しでも何度も質の高いプレーを見せた。運動量もアウベスに続いて、あまり衰えを見せなかった数少ない選手だった。バルセロナに完全に馴染んでいる。
FWネイマール(2)
最後の最後にゴールこそ決めたものの、暑さとピッチのせいかボールが足につかないシーンが終始続いた。試合終盤になればなるほどプレーの質が高くなっていたのが、少し不思議だった。疲れはどこへやら( `ー´)ノ
MFシャビ(4)
さすがの存在感を見せた。試合を支配するパス回しに、セカンドボールを拾いまくった。チームに安定感をもたらし、チームのゴールラッシュに一役買った。
DFマテュー(3)
危なっかしいプレスが何回かあったが、それ以外は問題がなかった。ビルドアップでもしっかりとし、あまり仕事がなかった。
FWペドロ(4)
チームにスピードと俊敏さをもたらし、自分のゴールが出来る時にアシストを選択した。右に固執せず、いろいろな所でボールを受けたのも良かった。
最後のまとめ
一番の敵は暑さとなったコルドバ戦だったが、しっかり勝利出来て優勝マジックは1つ減った。 残り3試合で、優勝まで目前である。
暑い中で長時間プレーしたこともあって回復まで時間がかかるだろうが、中3日でのバイエルン戦なのである程度は回復できるだろう。いや回復してもらわないと困る<(`^´)>
点差以上に肉体的に疲労感は残った試合であり、メンタル面では疲れはほとんどない。体をしっかり休めてバイエルン戦に挑んで欲しい。今のチーム状況ならしっかり勝利出来るはずだ( `ー´)ノ