15/16CL第3節 10/20 BATEボリゾフVSバルセロナ 試合評価

試合支配率

※赤色はバルセロナ、黒色はBATE、白色は互角

20151020 BATE戦

・バルセロナ45分、BATE0分、互角45分

試合開始からほとんどバルセロナペース。バルサペースの中でチャンスがあったかなかったの違いぐらいで試合は進んでいった。ラスト15分間のブスケツが抜けた後は互角気味の試合にはなったが、全体的に危なげないシーンがなく試合は終えれた。

試合での問題点

ほとんどなかったが、この試合自体について楽観視しすぎてはいけない試合であった。BATEのプレスが甘い部分が多々あり、リーガに戻って前線からプレスをかけてくるチームになった場合に、またダメな試合を演じる可能性はなくなってはいない。しかし、久しぶりのポゼッションサッカーの感覚を取り戻せたことは良かった。

試合での良好点

ポゼッションサッカーを出来たことで、バルサのSBの攻撃参加の回数が多かったのがとても良かった。アルバに関してはもっと増やしても良い気はするが、ネイマールを追い越すシーンが何度も見られた。アウベスも高い位置で攻撃する回数が多くあり、クロスでも何度か良いものがあった。中盤にマスチェラーノとブスケツ起用時は、この試合のようにSBが開いて高い位置で試合を進めれればバルサらしいサッカーになるのは間違いなさそうだ。

サイドチェンジがとても効果的に行われた。右でつないで左のネイマールで勝負という形が何度も出来ていた。得点シーンでは速攻だが左に展開し、右や中央の空いたスペースを使えていたことがゴールにつながった。現在はネイマールにマークが引き付けられるので、左の場合は右が空くがムニルやサンドロなどが使いきれていないので、これはこれからの課題になりそうだ。

何試合か振りの無失点での試合に、やっと守備陣も1息つけそうである。連続失点でいつも以上に注目が集められた守備陣だったので、これからは少しプレッシャーなく試合に挑めるだろう。ボールポゼッションと共に、バルセロナらしいサッカーがここから復活してくれればうれしい。

ちょっと目についた選手

・バルセロナ

MFラキティッチ

今季初ゴールと2ゴール目で、ここから攻撃のスイッチが入ってくれれば大きなバルサの武器になる。今季の自分の勝手な目標に得点面やアシスト面での数を増やしてほしいので、これが良いきっかけになってコンスタントに活躍してほしい。

FWネイマール

体の切れやスピードは1対1では止めるのがほぼ不可能に近いようにも思えるほど調子が良い。メッシ不在時の今に、圧倒的に存在感を示して活躍してくれればバルサはこれからも勝てそうだ。この試合のように自分がフィニッシュしなくても、引き付けてパスをしてアシストする形を手にしたらさらに止められなくなる。

最後に一言

久しぶりな良いことが多い試合であり、バルサファンは落ち着いて試合を見れたのではないだろうか。しっかり勝ち点3を獲得して、次のカンプノウで勝てば勝ち点が10まで伸びるので、一気にグループリーグ突破が見えてきそうだ。次のチャンピオンズの試合までにリーガと国王杯で3試合あるが、そこまで難しい相手ではなさそうなので無失点での3連勝と大きく目標をたてたい<(`^´)>

 
 

1 Responses to “15/16CL第3節 10/20 BATEボリゾフVSバルセロナ 試合評価”

  1. レト より:

    この1ヶ月、混乱状況が続いていただけに不安はありましたが、チームは問題点を理解していましたね。
    相手が相手とはいえリスクマネジメントの意識も取り戻していて自力で修正するしたたかさを見せました。
    駒不足など内容以前に我慢の時期であることに変わりはありませんが、少なくともチームのメンタルにおいては悲観しすぎだったようで安心しました。

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