15/16国王杯ラウンド32 2nd 12/2 バルセロナVSビジャノベンセ 試合評価

試合支配率

※赤色はバルセロナ、黒色はビジャノベンセ、白色は互角

20151202 ビジャノベンセ戦

・バルセロナ30分、ビジャノベンセ0分、互角60分

基本的にバルサペースで試合は進んだ。そこまで完璧に試合を支配している時間帯は少なかったが、ボールを支配してピンチシーンは全体的に少なかった。ビルドアップが安定していた分、安心して試合を見れる試合ではあった。

試合での問題点

バルサのメンバーがメンバーな分と相手も相手だったし、特に問題にすることはないが、少しボールを持ちすぎるシーンが目立った。シンプルにプレーすべき所でボールを持ちすぎたりと、もっと速いパス回しを意識しながら戦ってくれれば、チャンスはもっと多く作れたように感じる。この試合の場合は選手個人個人がアピールも込めて持ちすぎてしまう部分は理解できるのだが。

試合での良好点

選手達が集中して試合に入り、先制点を奪って追加点を奪うまでに多くの時間はかからなかった。先制点と2点目を奪うのが最重要課題だったが、前半の半分も経つ前に成功した。その後の失点はもったいなかったが、リアクションも良く突き放せて、大量得点で試合を終えれた。ほぼ完璧にミッションをこなした試合と言えた。

バルサBの選手含め若手選手には久しぶりの試合になり、ここからの活躍に少し期待が持てた。サンドロとムニルで5得点を奪い、最後はサンドロがムニルに気を使ってアシストするなど、良い空気感がある。ルイス・エンリケには南米トリデンテを休ませる意味を込めて、時にはムニルやサンドロを片方ずつでも良いから起用してほしいものだ。

ちょっと目についた選手

・バルセロナ

FWサンドロ

久しぶりにゴールを奪うと共にハットトリックを記録。この試合で決定力がある所を再度アピールした。飛び出しでも良い動きが何度もあり、ムニルへのアシストも記録。この試合の前の5人の中で1番良い働きをした選手に間違いない。次は途中交代で使って試しても良いのではと思わせた。ゴールを決めたらもっと喜んでもいいのに。

最後に一言

終わってみればバルサの大勝で次のラウンドに進出を決めた。これなら1stレグでもっとゴールを決めれたのではと思えてしまえるほどであった。何はともあれ勝てたことが素晴らしく、予想以上のスコアに出来たのは試合に出ていない組がしっかり集中して試合に入っていた証拠だろう。今季も昨季と同様にトップチームの選手全員が活躍するシーズンになれば、多くの試合で勝てるのは間違いない。

 
 

1 Responses to “15/16国王杯ラウンド32 2nd 12/2 バルセロナVSビジャノベンセ 試合評価”

  1. レト より:

    サンドロは期待に応えてくれましたね。
    「もう1ヶ月早ければ・・」と思うところもありますが、きっかけさえあればブレイクする選手だと思っていたので実現して良かったです。
    一方で、サンペールはフィジカルの課題をクリアしないとやはりリーグデビューは厳しいでしょう。
    相手の足が止まる後半はもっと出来るとばかり思っていたので・・

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