ユベントスVSローマ 試合を見たら納得!?
バルサのサイトなのに他のチームについて書くのはおかしな話だが、試合がない約2週間なので他のチームの事も少し書いてみたいと思う。日本代表やスペイン代表は前にも書いたし、これからも継続して書いていこうと思います。(下の関連記事に記事があります)
ユベントスVSローマの試合を珍しく見た。他のチームの試合はほとんど見ない私だが、先週に試合が終了してから今でも少し問題となっている審判の事やユベントスを中心に試合を見て、今回は書きます。
■ 目次
試合内容はユーベ
試合を優位に進めていたのは、明らかにユベントスのように見えた。シーズンを通して見ていないが、ある程度ユベントスの戦い方は分かっているつもりなので、ユベントスが試合の大半を支配していたのは間違いない。ユベントスのホームというアドバンテージがあるから、予想通りではあったが。
守備では5-3-2の形で綺麗な3枚のラインを形成し、サイドでも中央でもほとんどローマの攻撃を封じていた。守備の強さは本当に強い。バルサでもそう簡単には崩せないだろうし、A・マドリードの試合と同様にチャンスはそう訪れないと感じる。
攻撃ではテベスとポグバを中心にパスワークも結構良く、ピルロに渡った時の2列目からの飛び出しをマークに付くのは困難だ。
意外だったのがサイドの選手の位置が予想より低く、その分CHの二人(マルキージオ、ポグバ)が自由にサイドや前線の空いたスペースに走り込みをしていた事だ。ジョレンテという大きなターゲットがいるのにハイボールを全く使わない所も意外だった。サイドからのクロスでジョレンテをもっと使ってほしかったと感じる。(私はスペインの選手びいきなので)
90分の内の70分近くをユベントスが支配してたと見えたから、3-2で勝ったのはまぁ妥当のようにも思えた。大体1点差分ぐらいの差はあったように感じる。
話題にもある審判問題だが・・・
試合終了後からトッティやネドベドなど、どっちサイドのコメントも見てきたが、結論をパッと出すのは難しい事である。
主にローマの主張の3失点だが、1と3失点目は文句を言えないように感じる。1失点目では、壁の位置が完璧にPA内であり、バニシングスプレーの位置からもそれは明白だ。ジャンプしてPA外と主張したいのは分かるが、あの審判の状況ならPKと判定するのが妥当だろう。3失点目では、確かにオフサイドの位置に数選手いたが、あのボヌッチのシュートはどっち道止められないだろう。
2失点目に限っては、厳しすぎる判定と言えたと思う。確かに触れてはいたが、あのほんの少しの接触でPKはう~~~んという感じであるのは間違いない。あれがPKなら、イタリアのセットプレーのシャツの引っ張り合いは全てファールになるだろう。
部分的に見たら確かに不利な判定はいくつかはあったが、そこまで結果に大きな左右をもたらしたとも思えない。(試合の流れ上、前半を1-2でローマが終えていたら結果は変わっていたかもしれないが)
内容である程度やられているのが取り上げられないのが残念である。あの試合を見れば、審判よりもユベントスが勝って不思議はないと感じるように思える。
審判も人間でありミスは絶対にするし、それを責めてもしょうがない。それより少しでも自分達のチームが優位に試合を進められるかを考える方が、サッカー的にも面白いように感じる。
バルサもこれから、少しの審判のミスによって引き分けや負けの試合が出てくるであろう。でもこの考え方は間違っており、内容が悪いから負けたと思う必要がある。そうでなければ、チームとしての成長はなくなってしまうだろう。
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