リーガ第9節 10/25 R・マドリードVSバルセロナ クラシコ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKブラボ

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、マテュー

MFブスケッツ、シャビ、イニエスタ

FWスアレス、メッシー、ネイマール

リザーブメンバー

ステーゲン、バルトラ、アルバ、ラキティッチ、セルジ・ロベルト、ペドロ、ムニル

選手交代

60分シャビ→ラキティッチ、68分スアレス→ペドロ、71分イニエスタ→セルジ・ロベルト

欠場者

ドウグラス(怪我)、アドリアーノ(怪我)、マシップ(判断)、ベルマーレン(判断)、モントーヤ(判断)、ラフィーニャ(判断)、サンドロ(判断)

レアル・マドリード  監督カルロ・アンチェロッティ

GKカシージャス

DFカルバハル、ペペ、ラモス、マルセロ

MFクロース、モドリッチ、イスコ、ハメス

FWロナウド、ベンゼマ

ナバス、ヴァラン、アルベロア、ナチョ、ケディラ、イジャラメンディ、チチャリート

83分イスコ→イジャラメンディ、86分ベンゼマ→ケディラ、88分モドリッチ→アルベロア

試合詳細

バックラインはアルバを外してピケを代わりに入れ、マテューがSBになった。中盤はラキティッチではなく、シャビがスタメンに起用された。注目のスアレスもスタメン起用で、南米の3人が初めて揃って試合に挑んだ。

前半

試合前に水をまいてるシーンも見られ、ベルナベウのピッチ状態は結構良好だった。

マドリーは、基本4-4-2であり、攻撃時にはハメスが右の前線に入り4-3-3のように変形するフォーメーションで試合に挑んだ。中二日のせいかマドリーの動きは重く、プレスも中途半端であった。

バルサはいつも通り4-3-3で試合に入り、ポゼッションをしてゲームをコントロールしようと試合に入った。試合開始から数分は緊張感もあって、この作戦に成功して主導権を握ったと思った矢先に、バルサにあっさりと先制点が生まれた。

3分にスアレスが右から普通のFWじゃ出せない、サイドチェンジの長いボールをネイマールの足元にピタリと出し、ネイマールが中にカットインすると、スルスルマークが剥がれ、右足で放ったシュートはいとも簡単にレアルのゴール右隅に入った。

あまりの早い時間帯の先制点によって、もっと有利に試合が進められると思ったバルサファンだったが、それとは真逆に試合は進んでいく。

その直後にはベンゼマに裏に抜け出されて、ブラボとの1対1の状況をつくられたが、ここはブラボのセーブで何とか助かった。

メッシーがディフェンスでスライディングをするなど、気合の入っているバルサだと感じさせたが、そんな事はなかった。

中途半端に引いたバルサの守備の組織のサイド(主にバルサの右サイド)を起点に、先制点を取られてアドレナリンが出たレアルは攻勢をかけてきた。

10分のベンゼマのバーとポストを連続で叩くシーンを筆頭に、バルサのゴール前で何回もボールは行き来していた。それを運とギリギリの所で守ったバルサだった。

20分ぐらいになるとレアルのアドレナリンも収まり、試合としてはボールを持つバルサとカウンターを狙うレアルという構図が出来始めていた。

22分にスアレスからメッシー、27分にはメッシーからネイマールと、横からの低いクロスで決定機を作り出したバルサだったが、決めきれず追加点は奪えなかった。

この試合を通して前線の動きがほとんどなく、中盤でただボールをキープしようとするバルサの攻撃は、どんどん自分達の首を絞めることになる。

このまま前半は1-0のリードで終えれたら十分と、時計を意識し始めた時間帯にレアルに同店ゴールを許してしまう。

この日も不安定なピケだったが、ベンゼマを引っ張る、コーナーのボールが手に当たるなど審判にそれまでは見逃してもらえていたが、33分に右サイドを崩されて折り返したボールが、言い訳の余地もないほど完璧なハンドでレアルにPKを与えてしまう。

このPKをロナウドにあっさり決められ、バルサのリーガの無失点記録終了と共に同点に追いつかれた。

その後の残りの前半は終盤のハメスのヘディングの見せ場しかなかった。

クラシコとしては大きな動きがなく、テンションが低く、動きの重さがお互いに目立つ前半はそのまま終了した。

後半

後半に入ると前半より足がさらに止まるバルサに対し、レアルはここぞのタイミングでスピードのスイッチが入るカウンターによって逆転のゴールを奪うことに成功する。

49分速いカウンターから奪ったコーナーを、ペペがフリーで頭であわして逆転に成功する。

呆然となったバルサファンを尻目に、ここから完全なレアルペースのまま試合は進んでいく。

裏への飛び出しもなく、動きもなく、スピードが上がることのないバルサの攻撃は、レアルにあっさり跳ね返され続けた。

60分にラキティッチがシャビに代わって入り、ここから流れが変わってくれればと思った矢先に、レアルに追加点を許してしまう。

代わって入り、そのまま蹴ったコーナーの跳ね返ったボールをイニエスタが中途半端に取られ、最後はベンゼマに右足で綺麗にコースに流し込まれた。

2点差になり、さらにテンションが下がる今日のバルサイレブンでは反撃すらできなかった。

この試合のベストフォワードであったスアレスを68分に下げたことにより、それからはチャンスすら作れず、相手のカウンターで失点するという危険性を持ちながら、希望の持てない後半の終了の笛を聞くことになった。

試合結果

レアル・マドリード3VSバルセロナ1

得点者

3分ネイマール

34分ロナウド(レ)

56分ペペ(レ)

60分ベンゼマ(レ)

 
 

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