リーガ第11節 11/8 アルメリアVSバルセロナ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKブラボ

DFアドリアーノ、マスチェラーノ、バルトラ、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、ラフィーニャ

FWムニル、メッシー、ペドロ

リザーブメンバー

ステーゲン、ピケ、モントーヤ、アウベス、シャビ、スアレス、ネイマール

選手交代

46分ムニル→スアレス、46分ペドロ→ネイマール、65分ブスケッツ→シャビ

欠場者

ベルマーレン(怪我)、マテュー(怪我)、イニエスタ(怪我)、セルジ・ロベルト(怪我)、マシップ(判断)、ドウグラス(判断)

アルメリア  監督フランシスコ・ロドリゲス

GKルベン

DFシモン、トルヒージョ、ペレス、ドゥバルピエール

MFベルザ、アゼース、ゾンゴ

FWトーマス、ソリアーノ、ティエヴィ

フリアン、ミシェウ、マウロ、コロナ、エドガル、ウェリントン、ヘメド

67分ソリアーノ→ヘメド、76分ティエヴィ→エドガル、84分トーマス→ウェリントン

試合詳細

中二日の試合も影響してか、結構メンバーを入れ替えてきた。右のサイドバックにはアドリアーノ、前線にはネイマールとスアレスをベンチに置き、ムニルとペドロをスタメンで起用した。他はある程度予想通りだった。

前半

バルセロナはいつも通り4-3-3で試合に入ったが、アルメリアの戦い方に大きく苦戦する事になる。

アルメリアは一応4-3-3にしておくが、守備の形は4-5-1か4-6-0のようでもあった。守備ではラインを低く設定しないようにペナルティーエリアの前に設定し、前線のプレスはハーフラインから10mぐらい自陣の所でかけ始め、中央に寄せた中盤の守備構成はバルサにスペースを全く与えなかった。コンパクトに綺麗な3列のラインを構成している事も、バルサの攻撃が停滞する原因になっていた。

アルメリアの攻撃は、前線の選手のフィジカルを全面に押し出した攻撃を仕掛けてきた。スピードや当たりの強さに特徴のあるアルメリアの選手達が、この事でとても上手く機能する事になった。

開始10分ぐらいまではボールを持たされているバルセロナと、守備ブロックをきっちり構築しているアルメリアでイーブンな戦いだったが、アルメリアのロングスローから少しずつアルメリアのペースになりだした。

10分から20分ぐらいまではアルメリアのセットプレーが何回もあり、セットプレーに不安があるバルサはヒヤヒヤする場面が何回もあった。

その後はゲームは落ち着いたものの、チャンスが作れないバルサだったが、27分に前半最大のチャンスがあった。

ムニルのクロスにラキティッチがヘディングで合わしたがキーパーに止められ、そのこぼれ球が浮き球で中に返された所に、メッシーのヘディングでゴールと思われたが、クロスバーに当たってゴールを奪えなかった。

この時間帯ぐらいから右でプレーを始めたメッシーにボールを集めて攻撃していたバルサだったが、この事が結果的に失点のシーンにつながる事になった。

36分にメッシーが右から中央にドリブルを開始するが、パスを出せずにボールを持っていると3人に囲まれてボールをロストした。そのボールをバルサのバックラインの裏に送られると、走り込んだティエヴィが速すぎて簡単にぶっちぎられた。ブラボと1対1になり、左足でゴールのニアサイドに綺麗に決められた。

その後は何も起きず、前半はアルメリアの守備に完璧に封じられたのが現状であり、後半に大きな変化が必要であると感じながら前半は終了した。

後半

後半開始直後からスアレスとネイマールを同時投入したバルサは、後半開始の段階から前半とは何か違うと感じさせる攻撃を仕掛けた。

スアレスを中央、左にネイマール、右にメッシーと、スアレスを活かす為のこの布陣は、この後のシーズンに何回も採用されるべきと感じさせてくれる攻撃を何度も仕掛けてくれた。特にスアレスの中央でのポストプレーと、サイドに流れてのボールを受ける攻撃は、とても有効であった。

61分にコーナーのボールがファーに流れたのをスアレスがボレーしたが、ここもクロスバーに叩かれて同点に追いつけない。

後半は何度もバルサのゴール付近まで攻めてくるアルメリアの攻撃を、マスチェラーノを中心に止めていた守備陣に褒美が与えられるように同点ゴールは生まれた。

72分にペナルティーエリア内でスアレスのポストプレーと思われたが、上手いターンで相手をかわし、ゴール前にグラウンダーのパスを送ると、ネイマールがそれを何とか押し込んで同点になった。

サッカーの変な性質で、ここから完全にバルサのペースになった。75分のスアレスの振り向きざまのシュートや、79分のメッシーのヘディングがこの日3回目のクロスバーを叩くシーンがあったが、まだチャンスはバルサに数回訪れると思っている矢先に勝ち越しゴールを奪う。

81分にスアレスのクロスをファーで走り込んでいたアルバが合わし、ジャストミートしない事によりキーパーのタイミングがずれゴールに吸い込まれた。

そこから必死に攻めてくるアルメリアの攻撃を何とかしのいだバルサが、なんとかリードしながら試合終了の笛を聞いた。

試合結果

アルメリア1VSバルセロナ2

得点者

36分ティエヴィ(ア)

72分ネイマール

81分スアレス

 
 

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