リーガ第19節 1/18 デポルティーボVSバルセロナ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKブラボ

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWメッシー、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

シュテーゲン、バルトラ、モントーヤ、アドリアーノ、ラフィーニャ、セルジ・ロベルト、ペドロ

選手交代

65分ブスケッツ→バルトラ、65分イニエスタ→ラフィーニャ、69分ネイマール→ペドロ

欠場者

ベルマーレン(怪我)、マテュー(怪我)、シャビ(怪我)、マシップ(判断)、ドウグラス(判断)

デポルティーボ  監督ビクトル・フェルナンデス

GKファブリ

DFファンフラン、ロポ、シジネイ、ルイジーニョ

MFアレックス、ベルガンティーニョス、メドゥニャニン、クエンカ、カヴァレイロ

FWリエラ

ルクス、インスア、ラウレ、ホセ、ヴィルク、ルカス、トチェ

46分カヴァレイロ→ホセ、62分リエラ→トチェ、78分メドゥニャニン→ルカス

試合詳細

バルサロナは直前の国王杯のエルチェ戦に出場しなかった11人をスタメン起用。怪我で大事をとるかなと思っていたネイマールもスタメンだった。

前半、なっ、何!?強いバルセロナ(笑)

デポルは予想通りの4-5-1のシステムであった。中盤は1枚のアンカーを置き、4-1-4-1とも呼べる形で守備の組織に2列のラインを構成していた。最終ラインはバルセロナ相手のチームにしては高めで、中盤をコンパクトにしてスペースを埋めようとしていた。

攻撃ではボールを奪ったら中盤の選手が前線に駆け上がり、チーム全員で押し上げようとしていた。サイドの選手を起点にサイドバックも積極的にオーバーラップをしてきて、サイドからのクロスで活路を導き出そうとしていた。

対するバルセロナはいつも通りの4-3-3な訳だが、この試合の最大のシステムの変化はシーズン開幕の形にほとんど戻っていることである。

サイドバックの選手がタッチライン上で高い位置を取り、その分中盤の3選手が低い位置で横長に開く形である。一つ違っている部分もあり、前線の選手が結構自由にサイドに開いたり、中に入ったりしていたことである。(ここはルイス・エンリケの開幕からの成長型のアドリブなんだろうな~(*´▽`*))

このシステムの形のバルセロナは何といってもシーズン開幕からリーガ8試合連続無失点であり、守備に穴が少なる布陣である。

後ろから見たら2-3-2の7人で選手間のギャップを絞り、間でボールをもらった相手の選手に中盤の選手が主体となって、挟み込みをしてボールを奪うことが最大のウリである。簡単に言うと、攻撃から守備の切り替え時に相手からすぐボールを奪え返す布陣である。

またそれに加え、この試合のバルサの選手達は走力があり攻守の切り替えが速く、相手のボールをいとも簡単にボールを奪い返すことに成功した。やる気もありまくった。(メッシーも珍しく守備してたな~<(`^´)>)

バルサの問題の攻撃では、特に問題と考えていた裏への飛び出しと相手のサイドバックの裏を取ることが高いレベルで実践できていた。

二つの問題に中盤の選手とサイドバックの選手が積極的に入ることで、相手のバックラインを混乱させることに成功させていた。前線の3選手も裏を狙う動きを見せることで、足元のプレーも快適に行うことが出来た。

ここで試合に戻るが、開始から試合をコントロールしていたバルサが何回か相手の裏を取ることに成功し、守備でも問題なくあとは点を取るだけと思った矢先の10分に先制する。

直前のコーナーキックのサインプレーからメッシのシュートが相手ゴールキーパーのファインセーブで防がれて、少し嫌な感じがしたが、ラキティッチの精度の高い裏へのボールにメッシーが2列目から抜け出し、相手ゴールキーパーの上を越すヘッドでゴール。

その後も試合をコントロールしながら追加点を狙うバルサが、時間は掛かったものの追加点を奪う。

32分にメッシーが裏への動きのネイマールにパスを通すと、その折り返しに走り込んだメッシーにスアレスのかかとにボールが当たりながら戻ってくる。走り込んだスピードを維持しながらディフェンスを振り切りキーパーと1対1になり、ループで軽く攻略して追加点を奪う。

その後もチャンスが続くバルサだったが、スアレスの最後のプレーに精度を欠き、これ以上の得点を奪うことなく前半は終了する。

後半、ピンチを何回か作られるもののしっかり試合を終わらした

後半に入るとデポルは前線から積極的にプレスをかけるようになった。その為、ボールを回すのに少し苦労するバルサは何回かピンチのシーンを迎えることになった。

最終ラインの粘り強い守備でなんとかピンチを防ぎながら、試合の勝敗が決まる3点目は簡単に入った。

61分にショートコーナーからフリーでゴール前に侵入するメッシーが、コーン相手のシュート練習のように綺麗に相手を振り切り、サイドネットにシュートを突き刺した。

その後もチャンスは何回もあるものの決めれなかったが、82分に相手のオウンゴールで追加点をあげて勝利。終わってみたら意外に危なげなく完勝した試合となった。

チーム全体での運動量と攻守の速い切り替えとやる気があるバルセロナは、もう少し点が取れてもという最近のアウェイ戦では見られない試合を見せることに成功した。

試合結果

デポルティーボ0VSバルセロナ4

得点者

10分メッシー

32分メッシー

61分メッシー

82分シジネイOG

 
 

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