リーガ第26節 3/8 バルセロナVSラージョ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKブラボ

DFアウベス、ピケ、マテュー、アルバ

MFマスチェラーノ、シャビ、イニエスタ

FWメッシー、スアレス、ペドロ

リザーブメンバー

シュテーゲン、バルトラ、アドリアーノ、ラキティッチ、セルジ・ロベルト、ラフィーニャ、ムニル

選手交代

59分マスチェラーノ→ラキティッチ、64分イニエスタ→ラフィーニャ、68分アルバ→アドリアーノ

欠場者

ネイマール(累積)、ベルマーレン(怪我)、ブスケッツ(怪我)、マシップ(判断)、ドウグラス(判断)、モントーヤ(判断)

 

ラージョ  監督パコ・ヘメス

GKアルバレス

DFティト、バ、アマージャ、インスーア

MFホサベ、トラブオーラス、カクタ、ブエノ、リカー

FWレオ・バチストン

コペーニョ、ナチョ、キニ、アキーノ、ポスエロ、モレーノ、マヌーショ

64分ホサベ→キニ、68分リカー→アキーノ、79分レオ→マヌーチョ

試合詳細

バルセロナはほとんど予想通りのベストメンバー。怪我のブスケッツの所にマスチェラーノ、中盤にはシャビがスタメン出場。前線もネイマール欠場の所にペドロ。

スペインでは珍しい現地時間12時からの試合開始であり、家族連れが多い客席は、約87000人がカンプノウに詰めかけた。いつもこの時間帯ぐらいにした方が良い気がする。

前半、裏への意識で1点先制も、もう少し欲しかった・・・

予想通りにラージョは前線からプレスをかけてきた。しかも45分間ずっと本気で。ラージョは4-2-3-1のシステムで、プレスをかける時はどんどんマークをスライドして、自分の目の前にフリーの選手を作らないタイトなプレスであった。

ラージョはディフェンスラインの設定もプレスに伴いとても高く、ハーフライン付近でのライン維持の時間が長くなった。ディフェンスラインの裏には大きなスペースがあり、ディフェンスラインの統率の無さから、やはり狙い目であった。スペースはキーパーがある程度埋めるというのも約束事なんだろう。

対するバルセロナは4-3-3で、前半はラージョのディフェンスラインの裏へのボールが多かった。正直な所、ラージョのプレスに苦しんでボールを上手くつなげないという考えも含まれていたのだろう。

その狙い通りバルセロナはボールが連続してつながることはないものの、裏へのボールと裏への飛び出しでチャンスを作り出す。ペドロの裏への飛び出しと、シャビの正確なパスは上手く活きる場面が多かった。

試合開始からラージョのプレスに苦労するものの、最初のチャンスでバルセロナは先制に成功する。5分に、高く上がったボールをシャビがダイレクトで、裏に飛び出すスアレスにパス。抜け出したスアレスは角度があまりないものの、右足のアウトサイドでニアサイドの上に叩きこんだ。

先制して楽になったバルセロナだったが、試合の主導権はつかめないでいた。ラージョも良い場面は作るものの、チャンスになることはなかった。お互いに主導権を握れなくても、チャンスを作っていたバルセロナの方が優位に試合を進めていたのは間違いない。

裏への飛び出しで決定機が数回訪れるバルセロナだったが、最後の所で精度を欠き、得点にはならなかった。もう1,2点欲しいぐらいのチャンスがあっただけに、少しもったいなかった気がする前半だった。

後半、ラージョの退場により中盤を支配して、大量得点

後半の試合の入りはお互いに変わらなかったが、スコアはまたすぐにバルセロナ側に動いた。48分に、コーナーで蹴る瞬間に中に入ったアルバがフリーでヘッド。シュートはポストに当たるが、そのこぼれ球をピケが押し込んで追加点。

これで完全に余裕を持ったバルセロナはこの後もラージョのプレスに苦しむものの、ピンチがないので安心して見れる試合になった。その矢先にこの試合の勝敗を完全に決めるラージョの退場がある。

53分に、スアレスをPA内で掴んで倒したティトが、この日2枚目のイエローで退場処分。しかもPKも獲得という絶好の追加点チャンス。キッカーはメッシ、1本目は止められたが、やり直しの2本目を右下に強く蹴り込んでこの試合チームとして3点目。

これで試合の均衡とラージョのメンタルが崩れ、完全にバルセロナペースで試合は進んでいく。中盤を支配し面白いようにパスをつなぐバルセロナは、何度もチャンスを作り追加点もしっかり決めた。

62分と67分にメッシーが立て続けにゴールを決め、一気に5点差。このままなら後何点入るんだろうと思わせるほど、試合は一方的な展開だった。

79分に、人数の帳じりを合わされるようにアウベスがPA内のファールで退場して、PKも献上。これをブエノにしっかり決められた。その後少し息を吹き返したラージョだったが、PA内では自由にさせてもらえずチャンスは1、2回だった。

少し後味が悪く試合を終えそうなバルセロナに、最後の追加点は90分に起きた。スアレスがメッシのパスに抜け出し、キーパーもかわしゴール。これで6対1での勝利。

首位のレアルが前日に敗戦していたことにより、勝ち点差1をつけてバルセロナが首位に返り咲いた( `ー´)ノ

試合結果

バルセロナ6VSラージョ1

得点者

5分スアレス

48分ピケ

56分メッシー

62分メッシー

67分メッシー

80分ブエノ(ラ)

90分スアレス

 
 

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