リーガ第2節 8/31 ビジャレアルVSバルセロナ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKブラボ

DFアウベス、ピケ、マテュー、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、ラフィーニャ

FWペドロ、メッシー、ムニル

リザーブメンバー

マシップ、モントーヤ、バルトラ、セルジ・ロベルト、シャビ、ネイマール、サンドロ

選手交代

59分ムニル→ネイマール、69分ペドロ→サンドロ、74分ラフィーニャ→シャビ

欠場者

シュテーゲン(怪我)、ベルマーレン(怪我)、イニエスタ(怪我)、アドリアーノ(判断)、ドウグラス(判断)、マスチェラーノ(累積)、スアレス(制裁)

ビジャレアル  監督マルセリーノ・ガルシア

GKアセンホ

DFマリオ、ムサッキオ、ルイス、コスタ

MFカニ、トリグエロス、ブルーノ、ビナ

FWチェリシェブ、ジオバーニ

カルロス、ガブリエウ、ルカヴィナ、ゴメス、エスピノサ、ビエット、モレーノ

59分コスタ→ガブリエウ、64分チェリシェブ→ビエット、69分カニ→エスピノサ

試合詳細

ルイス・エンリケのスタメンは、若手を中心に構成されている。また、怪我人は慎重に起用するというのも特徴だろう。ラフィーニャとムニルは、ルイス・エンリケが今シーズンにブレイクを狙っている選手のようだ。

エル・マドリガルのピッチコンディションは画面で分かるぐらい悪かった。その為、ボールはあまり走る状況ではなかった。

前半

試合開始からずっとバルサもビジャレアルも互いに4-3-1-2のフォーメーションで戦った。バルサはサイドバックが高い位置を取り、メッシーがトップ下の役割を主にこなした。対するビジャレアルは、中盤と前線をコンパクトにし、6人の選手でバルサの中盤を封じる戦術をとってきた。

試合は終始、バルサがボールをキープしていた。しかし前節同様、相手を大きく崩すことが出来ないでいた。ビジャレアルの中盤の外でパスを回し、サイドチェンジをしてアウベスのクロスのシーンがよく見られた。それは、ビジャレアルが中盤のセンターに人を集めており、サイドの選手にはボールを持たしてもOKという、作戦にはまっているように見受けられた。

前半は、バルセロナに度々訪れるシュートシーンはあったが、流れの中では14分の高い位置で奪い返したボールを、メッシーがペドロにパスをして、ペドロの左足のシュートぐらいしかゴールの匂いはなかった。

前半の互いのゴールに最も近かったのは、セットプレーであった。バルサは、28分のペナルティーエリアのライン近い左からの、メッシーが蹴ったボールはディフェンスにあたり、キーパーが辛うじて触れたボールがゴールポストを叩いたシーンであった。ビジャレアルは、速いリスタートを繰り返し、バルサのバイタルエリアに何度も近づいた。

前半は、互いに大きな見せ場は訪れなかった。前節同様、ルイス・エンリケの指示はそれほど、多くはなかった。

後半

後半開始直後に、バルサファンは肝を冷やす事になる。中盤でブスケッツの裏を取られ、真ん中から左に送られたボールをチェリシェブが、キーパーとディフェンダーの間に送り、それをクリアしようと足を伸ばしたマテューにあたり、ボールはポストを叩いた。

それから60分ぐらいまでは前半同様、特に見せ場はなかった。しかし、一人の選手が投入されてから大きく試合の流れを変化させた。その選手はネイマールであった。

ネイマールが入ることにより、メッシーが活き始めた。65分過ぎから訪れる立て続けのバルサのチャンスに全てメッシーが絡んでいた。メッシーとネイマールの連携はとてもよく、この時間帯ぐらいからビジャレアルの足が止まってきたこともあり、それはより効果的であった。

しかし、ゴール前で必死に守るビジャレアルの守備は、簡単にはバルサのゴールを許すことはなかった。体を張った守りで、ギリギリのところで耐え続けていた。バルサファンが何度も天を仰ぎたくなるシーンがあり、ポストを叩くシーンが何度かあり、今日は運がなく、どの選手のシュートも入るイメージが薄れかけてきて、引き分けを意識し始めた時に待望のゴールは生まれた。

82分に、プレスで奪ったボールをネイマールに渡すと、ネイマールは左から右にゴールと並行にドリブルを始め、ラインギリギリで待つメッシーにスルーパスを通した。ディフェンダーと1対1になったメッシーは、一度ボールを足元に止めたことにより、敵ディフェンダーは左足のシュートを警戒した。そのことによって、左足で軽いキックフェイントをしたメッシーの右足のシュートコースは、ディフェンダーでは防げなかった。しかし、タッチラインギリギリだったこともあり、キーパーにとってシュートコースは限定されていた。この時バルサファンは、メッシーなら右足だろうがコースがなかろうが関係ない、メッシーなら決めてくれると思ったはずだ。メッシーの右足のシュートは、その思いの通りキーパーの股を抜けていった。しかし、その抜けたボールのコースが、ゴールの中に向かっていないと感じた瞬間、走りこんでくる選手が目に入った。押し込んでくれと思ったボールが、ゴールに入った瞬間、バルサファンは歓喜に包まれたに違いない。押し込んだ選手は、オフサイドを気にして線審を確認し、喜んだ。その選手はバルサBのサンドロであった。

その後の終了するまでの約10分間は、落ち着かない試合になり、ビジャレアルに同点ゴールが生まれるチャンスが数回訪れた。それをアンラッキーにも決めきれなかったイエローサブマリンは、そのままバルサの前に沈んでしまった。

試合結果

ビジャレアル0VSバルセロナ1

得点者

82分サンドロ

 
 

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