15/16CL準決勝は偏見で応援する!

本日(4/26)の夜中からCL準決勝に勝ち上がったチームは試合があり、この大会から準々決勝で敗退したバルセロナにはどこが優勝しても関係ない話にはなっている。

しかしバルセロナの永遠のライバルでもあるレアル・マドリードも勝ち上がっていたりと、やはり第3者の立場だが優勝してほしくないチームというのはある。

今回は「CL準決勝は偏見で片方のチームを応援してやる」というテーマです。

シティVSレアル、ライバルチームの僅かな敗戦の可能性を大きく

まずは日本時間の火曜日の深夜に行われるマンチェスター・シティVSレアル・マドリードで、大方の予想というかほとんどの人がレアル・マドリードの決勝進出を疑っていないだろう。正直自分もレアルの強さを知っているだけに、決勝に勝ち上がるとは思っている。

しかし、そこはバルサファンなのでレアルのCL制覇を望んでいないとはっきり言いたい。クラブW杯2016にジダンマドリーが日本に来れば1番盛り上がるとは思うが、決勝にいけずこの準決勝で負けてほしいとは思う。

この試合の予想展開は完全に引いて守るシティに対して、レアルがボールを持って攻撃する展開である。むしろ、この試合展開しかシティが勝ち上がる可能性がないようにも思える。

シティは準々決勝の2ndレグのパリ戦で4-4-1-1の守備ブロックを作って守り、ある意味ペジェグリーニ監督らしいコンパクトな強固な守備を見せた。昔のペジェグリーニのビジャレアルはこんな感じだったなと思い出させたような戦いであった。

シティはボールを保持して戦うことを長年コンセプトとして戦ってきた気がするが、勝つ為にボール保持は諦めて前線のデ・ブルイネとアグエロのカウンターに賭けて戦えば勝機はあるように感じる。

レアルは引いた相手の崩しがそこまで上手くなく、攻撃も単発感が強い。シティに速攻のチャンスは何度か訪れ、前線のデ・ブルイネとアグエロならこのチャンスを得点に十分に変えれるだろう。シティはロースコアで守り切って勝つという戦い方をベースとして、ある意味理想を捨てて現実主義で戦ってほしい。今のシティならこれが出来そうとも思う。

普通に考えたらレアルが勝ち上がるだろうがシティもベスト8の抽選の時よりも強くなったイメージが強いので、ジャイアントキリングや下克上というのは大袈裟だが、戦前の予想を覆して決勝進出出来る可能性は十分にある。後は少しの運で先制点を先に奪えれば、より自信をつけて残りの時間を戦えるだろう。

アトレティコVSバイエルン、リーガ勢の強さを見せてやれ

次は水曜日の深夜に行われるアトレティコ・マドリードVSバイエルン・ミュンヘンで、こちらは恐らくバイエルンの勝ち上がりの予想の方が多い気がする。シティVSレアルの時ほど偏った勝ち上がりの予想ではないとは思うが、バイエルンが勝ち上がっていくと思われているだろう。

ここはリーガ勢でバルサを破ったアトレティコを応援したいと思う。個人的にバイエルンというチームがそこまで好きではないし、アトレティコの強さを世界中に知ってもらうという意味でも今シーズンのCL制覇はアトレティコが希望( ̄▽ ̄)。リーガ制覇はバルサがするので、どちらも満足いくシーズンにはなるはず。

この試合の予想展開はとても簡単で、守るアトレティコに対して圧倒的なポゼッションで攻めるペップバイエルンである。この2チームならこの試合展以外まずないと言えるほどである。

もうアトレティコと言えば速攻やセットプレーで得点を1点か2点奪い、相手を無得点か1得点で抑えての勝利という試合しかない。見ごたえはペップバイエルンがいかにアトレティコの守備を崩すかで、結論としてはサイドで1対1の状況を作りドリブルからのクロスだけだと思う。

アトレティコの守備を中央や細かいパスワークでギャップを突いて崩すのは骨を折る作業で、バイエルンにはそこまでのプレーが出来ないというのもある。バイエルンには前線にレヴァンドフスキーやミュラーのように高さやクロスに合わせるのが上手い選手がおり、そこを何度も狙えば得点は奪えそうな気はする。

対してアトレティコは中央の守備を固めながらバイエルンのサイドからの攻撃をいかに防ぐかが注目で、ラインを下げさせられてバイエルンにセカンドボールを拾われ続けられたら厳しいものになる。サイドで仕掛けさせない為にも最終ラインの高さを保ち、中盤でバイエルンからいかにボールを奪うかが重要になる。

アトレティコは守備重視なので攻撃では手薄感もあるが、それでも得点チャンスを作ってくる攻撃力はある。後はこれが入るか入らないかで、やはりこの試合でも先制点が入ったチームがその後の時間を優位に進める可能性は高そうである。

 
 

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