元バルセロナカンテラの久保建英のポテンシャルと可能性は?(動画付)

バルセロナはメッシ抜きでもヒホン相手に無事勝利し、首位チームが引き分けたことで勝ち点差が縮まった嬉しい週末を過ごした。そして現在、日本に目を向けるとU-16アジア選手権が行われている。

普段のバルサファンなら関係ない話に思えるかもしれませんが、今回はバルサカンテラで育った久保建英選手が出場して注目を集めている。U-16日本代表はベスト4入りを決め、Uー17ワールドカップの出場権を獲得!!!

今回は「日本のエース候補である久保建英の可能性」というテーマです。「くぼ たけふさ」と名前は読むので、覚えてなかった人はこの際に覚えておきましょう。自分も久保君と呼んでいて下の名前ずっと読めなかったので( `ー´)ノ

久保建英のボールタッチ集

まずは今回のU-16アジア選手権のグループリーグでのボールタッチ集の動画でプレーをチェック。

・1試合目のベトナム戦での久保建英ボールタッチ集

https://www.youtube.com/watch?v=kg79oV_GMZw

※上記の動画はYouTubeチャンネル「やまぴー」様より引用

 

・2試合目のキルギス戦での久保建英ボールタッチ集

https://www.youtube.com/watch?v=QoraQek9Kts

※上記の動画はYouTubeチャンネル「Foot Kidane」様より引用

 

ボールタッチから非凡な選手とは違うレベルの選手

ボールタッチ集を見てどうだったでしょうか。久保建英選手を初めて見る人にとっては期待外れと思った人や、こんなにも上手いのかと思った人など様々な意見があるでしょう。“日本のメッシ”と言われているだけに、時より本物のメッシにダブるようなプレーもあったように感じます。

ボールタッチ集だけにボールタッチを見る限りそこら辺の選手には感じない、足元が上手い選手に感じられるボールタッチをしている選手なのは確か。ボールに細かく触ってドリブルをしており、切り返しやターンなんかはバルサカンテラ選手のボールタッチと感じられます。

日本のメディアだけでなく世界のメディアからも注目されている選手だけに、やはり光るプレーが多く「ノイッ!!!」と思わせるプレーをしてくれるのがこの選手の特徴。世界から注目される選手だというのも頷けるポテンシャルと可能性を感じさせる選手となっている。

 

メッシ>>>久保建英とハリロビッチは同等のポテンシャル?

ここからは久保建英選手のポテンシャルと可能性を考えてみたいと思います。ここからは現実的で厳しいことも書いていますので、久保建英選手へ圧倒的な期待がある人は読まない方が良いのかも。

このブログを定期的に見ているコアなバルサファンなら、さすがに本物のメッシと比較するレベルではないことは分かるはず。メッシは別格で宇宙人みたいな選手なので、このクラスの選手が出てくるのは何年後になるのか。

次にメッシやロナウドの次世代のスター候補として名前が挙がりそうな、ネイマールやベイルやアザールと比較しても現状ここまでのポテンシャルがあるかは微妙。厳し目に言うとバロンドール最終候補に残るレベルまで成長するかと言えば、そうではないと思います。

プレースタイルなどは違いますが、自分のお気に入りのバルサカンテラ選手でもあったハリロビッチとポテンシャルや可能性について比較したいと思います。ハリロビッチをバルサファンの中ではバルサでプレーできるレベルの選手だと思っている人は多いはずなので、同じ左利きということもあってハリロビッチと比較することが良いのかなと思いました。

久保建英とハリロビッチのポテンシャルや可能性を比較すると、そこまで久保建英も劣っていない。どちらが上というのも難しいが、ハリロビッチと同じくらいのポテンシャルと可能性はあるのかなと感じます。

しかしハリロビッチは現在20歳である程度ポテンシャルを発揮し始めているのに対して、久保建英はまだまだ未知で成長次第という部分が多いです。15歳という年齢なので、ここからの成長スピード次第では世界でもトップクラスの選手になる可能性も秘めているように思います。

ここから長期の怪我をせず、プレーできる環境が整い成長し続ければ、噂されている18歳でバルセロナへの帰還が確定路線なのは間違いないでしょう。それでもいきなりトップチーム合流というよりはフベニールAにまず合流して、そこで実績を出せばバルサB合流という流れにはなるでしょう。

その時のバルセロナのトップチームの監督次第ではありますが、プレシーズンでトップチーム帯同の可能性は十分あると思います。そこで生き残れるかと言われれば難しいですが、その時のバルセロナの選手構成にもよるものも大きいでしょう。

日本人第1号の選手としてバルセロナのトップチームの試合(公式戦)に出てほしい久保建英ですが、やはり少しの運が必要かなと思います。シャビやイニエスタやプジョルやバルデスもファン・ハールに抜擢されてトップチームに定着しましたが、その時のバルセロナの監督と、選手自身の成長次第では正式なトップチーム昇格にたどり着くことが出来る選手でしょう。

それでもハリロビッチなど多くの有望な選手がトップチーム昇格にあたって、選手層が厚くレベルの高いバルセロナで苦戦しましたし楽観視しすぎてはいけないでしょう。ポテンシャルがあった選手はこれまでも多くいましたが、それが開花するかはチーム状況もあるので、久保建英に幸あれ。

日本代表としてはこれから長く引っ張っていってくれる選手になると思いますが、18年ワールドカップはさすがに早すぎだと思います。予備メンバー辺りで、ピッチ外ですがチームに帯同さしてあげてほしい所。ワールドカップの時は17歳で、さすがに日本代表に呼ばれて試合に出るほどの凄まじい成長はしないでしょう。メディアには煽られるでしょうが、そこまで真に受けないように。

 

U-16日本代表は得点意識が高い集団

最後はU-16日本代表チームについてで、アジア選手権でベスト4入りしてこれまでの4試合で無失点の勝利ということもあり、期待感ある世代として見ている人も多いでしょう。

この世代の選手はみんなとても積極的で得点意識が高い選手が揃っており、シュートを打つ選手がとにかく多い。特に4-4-2の前の4人は全員チャンスだと思えばシュートを打つようなチームで、日本人にしては珍しいぐらい貪欲な集団だなという印象。

これから同等や格上の相手と対戦した時に1対1で勝てなかったり、チャンスがあまり作れない状況になった時にどう対処するかは見ものですが、今回のアジア選手権ではこの勢いのまま優勝してもおかしくないぐらい強いのではと思います。他の国のチーム状況は知りませんが。

後、この世代で気になる選手と言えば背番号4番の平川怜(久保建英と同じFC東京U-18所属、MFのボランチ)という選手で、とても姿勢が良く視野が広い選手ですね。グアルディオラのように姿勢が良い選手で、パスをつなぐ技術がとても高い。後方からの飛び出しも積極的に見られるので、結構期待しても良さそうな選手。バルセロナでプレーしたい願望と、イニエスタがアイドルということも少しばかり好印象。

 
 

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