コウチーニョ獲得! バルセロナでの起用方法と役割は?

バルセロナが正式にリヴァプールのコウチーニョ獲得決定を発表しました。

バルセロナの冬のビッグネームの獲得の噂はここでお終いで、後はコウチーニョがバルセロナでどれだけ活躍できるかに話は移ることになります。今回は

1、コウチーニョ獲得後のニュースにおける本音

2、今シーズンのコウチーニョの起用方法

3、バルセロナでの役割(主に来シーズン以降)

について書いています。

 

1、コウチーニョ獲得後のニュースにおける本音

ここではコウチーニョ獲得決定以降における様々なニュースについて、いくつか取り上げて思ったことを本音で書いています。

・固定1億2000万ユーロ+出来高4000万ユーロという高額移籍金

この高額な移籍金はコウチーニョ自身に罪はなく、交渉をまとめた現在のフロントがどう考えているのかが全く理解できない行動と結果。

一部ではメッシが契約延長時に、コウチーニョの獲得を熱望したことが今回のコウチーニョ獲得にいたった経緯といわれているけど、さすがにこの移籍金はバカげた金額での獲得だと思います。

 

・バルセロナとリヴァプールの移籍金の差額1500万ユーロをコウチーニョが給与面から負担

バルサは5年半契約でコウチーニョと契約を結んだわけですが、コウチーニョ自身が移籍金の一部を自分の給与から負担してくれたのはとても好印象。

「バルセロナにくることを夢」と語っているだけに、それを自らの行動で示してくれてバルセロナ的にも助かりました。バルサファンの好感度もアップです。

 

・実は全治3週間の怪我をしていて、バルサでのデビュー戦は2月辺りになる

コウチーニョは実は怪我の状態でバルセロナの移籍が決定していました。

本来なら問題視してもいいと思いますが、今シーズンはCLに出れないこと、リーガでも余裕があるので、予定よりも少し遅れてでもいいから万全の状態で試合に出場してくれた方がいい。

 

・背番号は14番になる? 7番になる?

どっちでもいいという感じですが、アルダの移籍も確定していないことからマスチェラーノの空き番の14番が無難という感じ。7番の方が似合うかなという印象は受けます。

 

2、コウチーニョはインサイドハーフで攻撃時はある程度自由を与える

さて、ここからはコウチーニョをバルセロナでどう起用するかについてのお話です。ここでは主に今シーズンのお話です。

結論から言うとイニエスタのポジションで起用するのが現状はベストでしょう。

4-3-3なら左のCH、4-4-2なら左のSHというように、イニエスタと同じ中盤の位置でプレーさせるのがコウチーニョにとってはプレーしやすいでしょう。

今シーズンはリーガと国王杯の試合にしか出場することができず、CLに出れないことからもコウチーニョを活かす為のチーム作りをする必要性はないです。

むしろコウチーニョにとって今シーズンの残りの試合は、バルセロナへの適応期間みたいなものになり、コウチーニョの実力が本当に必要になるのは来シーズンからと考えていいです。

なので、コウチーニョの為にシステム変更をする可能性は少ないと予想しており、コウチーニョがチームに合わせる形になると思います。

そして現在のバルセロナでコウチーニョが最も活きるポジションは、左中心でプレーするイニエスタのポジションで間違いないです。

イニエスタと同じように攻撃時は選手の判断でサイドにも中央にも入って攻撃に絡んでくれてOKで、イニエスタよりももっと攻撃的にプレーしていいと思います。そういう場合はブスケツとラキティッチ辺りが中盤の底でフォローですね。

リーガではレアル・マドリードと勝ち点差が広がっていることもあり、そこまで緊張感ある試合にはならないので、コウチーニョ自身ものびのびとプレーしてそのポテンシャルを発揮してくれたらなと思います。

活躍はコウチーニョ次第です。まずは怪我を治してバルサでのデビュー戦を楽しみに待ちましょう。

 

3、中盤での違い、得点に絡む攻撃、守備でもさぼれないコウチーニョ

ここではコウチーニョが来シーズン以降、バルセロナにもたらすべき役割についてです。

・中盤での違い

コウチーニョ、その高額な移籍金からもまず間違いなく中盤で違いをみせる役割が必要になります。

主に中盤でやるプレーとしては

アルバの攻撃参加を邪魔しない(左サイドのスペースを空ける)、

相手の狭いライン間(DFとMFの間、MFとMFの間)でもボールを受けて攻撃のタクトを振る、

周りと連携しながら狭いエリアを崩す攻撃です。

これは中盤の位置で求められるプレーであり、前線でのプレーではまた異なった役割が必要になります。

 

・得点に絡む攻撃

アタッキングエリアと呼ばれる高い位置では、主に得点に絡む攻撃が求められます。ゴールやアシストという数字にあらわれる部分はもちろんですが、相手の守備ブロックを部分的に崩すという局面を打開するプレーが求められます。

 

・守備でもさぼれない

コウチーニョは攻撃的な選手なので、本来は攻撃面での活躍をしてくれればOKなのですが、前線にメッシやスアレスといったビッグネームがいることで、守備でも貢献しなければいけません。

やることはイニエスタと同様にチームの規律のある守備に入ってハードワークすることが求められます。

時には自分達のPA付近でシュートブロックする必要もあり、守備の時に与えられてもおかしくない特権というのをコウチーニョに与えるのはチームの状況から難しいでしょう。

 

コウチーニョに求めるものはとてつもなく多く、やはりそれは高額な移籍金を払ったのだからこれくらいやってくれるだろうという期待です。

まずはバルサのパス回し、そしてポジショニングに慣れることから始め、守備よりも攻撃で活躍する姿を期待しています。

今シーズンは守備は大目に見て、攻撃面で良い部分が一つでも多く見れたらいいですね。

 
 

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