メディアに放出候補と書かれた選手達の今夏は?②

今回は前回に引き続いての「チームを出ていくとメディアに書かれていた選手達の今夏の動向②」というテーマです。今回はMFとFW編です。

MF陣はプレシーズンの出来次第か!?

・アルダ

中盤で今夏1番気になる選手はアルダで間違いないだろう。アルダの売却を考慮という報道も多かったが、ルイス・エンリケはアルダにまだまだ可能性を感じているようだ。

しかし昨シーズンの出来とユーロの出来に満足していないルイス・エンリケは、アルダだけ代表組では約1週間早い時期(7/25)にプレシーズン合流を命じたようだ。軽い罰らしいが、期待の裏返しなのでアルダには頑張ってもらいたい。

もしもプレシーズンであまりにもアルダの出来が悪い場合は、今夏での移籍も一応あるのかもしれない。ある意味プレシーズンはアルダにとってテスト性の意味があるが、アルダならハードワークして大丈夫と信じたい。アルダが残留確定するとバレンシアのアンドレ・ゴメスの獲得の噂も消えると思うのでそこも一安心( ̄▽ ̄)

 

・サンペル

バルサBからトップチーム昇格を無事に果たしたサンペル。バルセロナの全てのカテゴリーを経験した初めての選手であり、100%バルセロナ産のカンテラ選手ということもありバルサファンの期待は大きそうである。

またブスケツのポジションのベンチメンバーがいないことからも、サンペルには頑張って今シーズンはトップチームに帯同してもらいたい。しかしバルセロナのトップチームがそこまで甘くないのも現実である。

サンペルの現状の力ではバルセロナで活躍できるかは少し疑問を抱くのも事実であり、このプレシーズンでルイス・エンリケも見極めるつもりだろう。バルセロナで出場機会が難しいと思われればレンタル移籍をする可能性もありそうだが、ルイス・エンリケはサンペルにまだまだ期待してそうである。

 

・ソング

一応レンタルからバルセロナに戻ってくる選手だが、完全に戦力外で移籍先を探す選手となっている。ロシアの方からオファーがあるようで、レンタルではなく完全移籍で移籍が決まれば選手とクラブ双方にとって良い結果になりそうである。

FW陣は武者修行パターンで全員移籍か!?

・ハリロビッチ

FW陣ではまずはハリロビッチで、ハリロビッチはドイツのハンブルガーSVへの完全移籍が濃厚となっている。移籍金は500万ユーロで、もちろん買い戻しオプションがついているようだ。1年後には1000万ユーロ、2年後には1250万ユーロとなるようだ。

このクラブとテクニカルスタッフの決断は個人的にとても腹が立つものであり、ハリロビッチのバルセロナへの帰還の可能性は極めて低いと予想している。それはルイス・エンリケがハリロビッチを本当に信頼しているかが微妙だからである。

プレシーズンに1日も合流せずに完全移籍が決まりそうで、期待している若手選手ならプレシーズンの出来を見てレンタル移籍のパターンで出すのが筋だろう。そして移籍金の500万ユーロというバーゲンどころか破格の移籍金も理解に苦しみ、ハリロビッチなら1000万~1500万ユーロの価値は最低限あるだろう。

考え方によればハリロビッチが新チームで出場機会を得るべく、新チームのプレシーズンへ1日でも早く合流する為のアシストであり、移籍金の低さも来年の買い戻しの金額を低くする為の作戦だと信じたい。

結果は1年後か2年後に分かる話になりそうだが、買い戻さなかったらバルセロナが1つの大きな才能を潰したようにしか思えない。ハリロビッチがバルサでプレーすれば活躍して才能も開花すると個人的には強く思っているので、ハリロビッチがドイツで頑張って活躍して来年バルサに帰って来るのを期待したい( `ー´)ノ

 

・ムニル

次はムニルで、最近の契約延長はムニルにとってとても良いニュースとなった。しかしバルセロナではMSNがいることで出場機会が限られ、第4のFWを補強したらさらに出場機会は少なくなるだろう。

その為にムニルはレンタル移籍で武者修行する可能性があり、ほとんど出場機会が与えられなさそうなのでそっちの方が良い気がする。まずはスペインの残留争いをするようなチームへとレンタル移籍をし、リーガで出場して活躍してくれれば嬉しいニュースとなりそうだ。移籍先には昨シーズンハリロビッチがレンタル移籍していたヒホンなんかがアベラルド監督含め良い気がするが、そこの移籍先はどうなることやら。

チームに残留する可能性もあるが、選手自身がレンタル移籍を希望するのではないかと思っている。バルセロナが第4のFWを獲得次第、ムニルのレンタル移籍の話が一気に進むのかもしれない。

 

・テージョ

テージョは8/8の最後でのプレシーズン合流となり、戦力とみなされていない感じに見えるが立場は微妙らしい。テージョの立場というよりもバルサの他の選手達の動向や第4のFWの補強選手次第ということが大きいのかもしれない。

テージョのポジションは間違いなくウイングのポジションであるが、第4のFWが補強できない場合はバルサはテージョの残留も一応考えているようだ。また第4のFWを獲得してもムニルがレンタル移籍をすればウイングのポジションは手薄感となり、さらにアルダがダメと判断されればテージョ残留の可能性は高くなるのかもしれない。

基本は移籍先を探す選手だとは思うが、一転残留の可能性もあるのかもしれない。バルサが満足いくオファーが来ない場合は簡単に放出を決めずにこの夏の最後の方まで引っ張って、それからチームの選手層も含めてテージョの動向が決まると考えて良さそうだ。

今回名前を挙げなかった選手達はほぼ間違いなくチーム残留!

今回と前回のテーマは「チームを出ていくとメディアに書かれていた選手達の今夏の動向」なのだが、もしかしたらマスチェラーノの名前が入っていないじゃないかと思った人がいたのかもしれません。

今回名前を挙げていない選手達はほぼチーム残留が確定的だと思うので、特に名前を出して言及していません。今回と前回で名前を挙げた選手だけ今シーズンバルサで戦う可能性が低いと思う選手です。

主力選手の放出などは今夏のバルセロナにはほぼなく、そこはまず安心して良いでしょう。カンテラ選手の動向がどうしても気になってしまいますが、なるようにしかならないのでクラブとテクニカルスタッフの決断をファンはポジティブに考えたいものです。

 
 

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