《疑問》ラキティッチの去就や起用方法はどうなる?
コメント欄に疑問があったので回答したいと思います。
「メシコシ」さんより
『快勝の中あれですが、ラキはやはり。。なのですかね?
ラフィーニャも出場機会は与えられるべき選手ですが、今日の試合を見ても、ラキの方が現状明らかに上回る選手であるように思えるのですが。。』
「メシコシ」さんコメントありがとうございます。
見解・回答
ラキティッチに関しては現状の起用方法から、移籍の動向や今後が気になっているバルサファンは多いですね。カンテラ選手並にラキティッチはファンから愛されていますね。
【目次】
1、2017冬の移籍市場での移籍はありえない!
2、今夏の去就に関しては・・・
3、鉄板メンバーからローテーションされる1人へ
1つ目と2つ目はラキティッチの去就についてで、現在の冬の市場と今夏の市場に分けています。
3つ目はラキティッチの今シーズンの後半戦の起用のされ方についてです。
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1、2017冬の移籍市場での移籍はありえない!
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まず現在開かれている冬の移籍市場でのラキティッチの去就ですが、移籍はまずあり得ないです。100%ないと言い切ってもいいぐらいです。
ルイス・エンリケはラキティッチを戦力の1人としてしっかり計算しており、その考えは今も変わっていないです。
起用回数はここ2シーズンに比べて減っていますが、信頼度は変わっていないとみています。
ラキティッチをシーズン途中で放出するのはチームにとって戦力ダウンのリスクが高いですし、ルイス・エンリケ(テクニカル)がピッチ内で考えた時に放出を容認することはないです。
フロントから見たらバルセロナのカツカツの財政問題もあって少し魅力的なオファーではありましたが、ルイス・エンリケの意見を尊重して売りに出すことは考えられません。
ラキティッチ自身も「バルセロナと契約延長し、将来もここでプレーしたい」という希望を口にしていますし。なのでこの冬でラキティッチがバルセロナを去ることはまずないとみています。
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2、今夏の去就に関しては・・・
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次に今シーズンが終わって今夏の移籍市場でのラキティッチの去就ですが、ここは不透明とみています。この不透明の理由には大きく2つあります。
1つ目は今夏の監督変更により新監督から、過剰戦力の人員整理として放出される可能性があります。
ルイス・エンリケが来季もバルセロナで指揮しているかは現在では不透明で、4月ぐらいに結論を出すと言われています。
フロントも新監督探しがあるので最高4月までが待てる限界と考えて、4月以内にルイス・エンリケの契約延長が発表されなければアディオスの可能性は高そうです。
新監督がバルセロナに来て「中盤に具体的に〇〇が欲しい」と伝えれば、バルセロナの中盤はパンクなので放出される選手が出てきます。
その状況になれば中盤でイニエスタの次に高齢のラキティッチは、移籍金も得れるということで放出される可能性はあります。
ゴメス、デニス、ラフィーニャもその可能性はありますが、年齢的に若く将来性もあって可能性は低そうです。
またカンテラ選手は放出しづらく、人員整理で中盤で誰かが放出されるならラキティッチは1番手に感じます。
また新監督から戦力として見られない可能性もあります。ルイス・エンリケが来季も指揮するなら今夏のバルセロナの移籍の動きはおとなしいでしょうが、新監督就任時の場合はラキティッチの去就は不透明とみています。
2つ目はラキティッチ自身が出場機会を求めて他クラブへの移籍を希望する可能性があります。
これからの後半戦で出場機会が減り、もっと試合に出場したいとラキティッチ自身が考えればバルセロナを離れる可能性はあります。
ラキティッチはバルセロナというクラブへの愛があり、ピッチ外でもバルセロナの生活で不満がある可能性は低いです。
ラキティッチの今までのコメントからお金よりもピッチ内のサッカー重視で考える価値観もあるので、バルセロナでのプレーに不満はないとみています。
しかしサッカー選手として出場機会が減るのは本当にキツイことで、出場機会を求めてラキティッチ自身が、常時スタメン起用されるチームに移籍を考慮する可能性はあります。昨夏はブラボがこのパターンでシティに移籍しましたね。
クラブにどれだけ愛着があり生活やお金の面で不満がなくても、サッカー選手は試合に出場出来なければ移籍はチラつくものです。
現在はシーズン途中でポジション争いに燃えているのでそんな気はないでしょうが、シーズンが終われば一息ついて移籍を考える可能性はあります。
ラキティッチの性格から今シーズンが終わるまでは、移籍の話は完全にシャットアウトしてサッカーに100%集中だと思うので、メディアに騒がれても特に気にする必要はありません。
バルセロナの監督の動向含め、ラキティッチは夏に監督と話し合いの場をもって、自分の現状を分析して去就を決めるとみています。さすがに出場機会がかなり低いのにバルセロナに残る可能性は・・・と思います。
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3、鉄板メンバーからローテーションされる1人へ
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最後はこれからのシーズン後半戦でのラキティッチの起用のされ方ですが、右CHでラキティッチがこれまでの2シーズンのように鉄板メンバーとして固定化される可能性は低いです。
バルセロナの中盤にはイニエスタを除いても“若い3人”のゴメス、デニス、ラフィーニャもおり、出場機会はこれまで同様分配されるとみています。
シーズン終盤の3月に入ると重要な局面なのでスタメンは徐々に固定化されるとは思いますが、右CHのポジションに関してはローテーションされるとみています。
固定してしまうと中盤で出場機会が全くない選手が出てきますし、ルイス・エンリケは若い3人に対してそれは望む状況ではないです。
ゴメスとデニスは新加入選手ですが高く評価されていますし、ラフィーニャはセルタ時代からの教え子で相当お気に入りの選手でもあり、試合に全く出場できない状況は作らないとみています。
スタメンを固定して途中交代で出場時間をコントロールする可能性もありますが、エンリケバルサのこれまでの2シーズンほど右CHはスタメン固定されないとみています。
「メシコシ」さんがおっしゃるとおりラキティッチが現状でも右CHとしてはファーストチョイスだとは思いますが、その選ばれる差は縮まってきている印象です。
バルセロナの中盤の戦力の底上げのためにもルイス・エンリケは出場機会を積極的に分配していますし、若い3選手の中から誰かが成長してファーストチョイスされる可能性は十分考えられます。
ラキティッチはここ2シーズンに比べれば出場時間は間違いなく減りますし、それに耐えれなければ今夏での去就問題も考えられます。
バルサファンにとってはラキティッチがまだまだ自分の健在ぶりをアピールし、若い3人に簡単にポジションを譲らない活躍をしながらもローテーションされ、結果的にバルセロナの中盤が強くなってくれることが理想ですかね。