右SB補強候補選手、ベジェリンとセメドでベジェリンを推す3つの理由
今夏のバルセロナで最優先とも考えられる補強ポジションが右SBです。
そんな中、バルセロナの補強候補にベジェリン(アーセナル所属)とセメド(ベンフィカ所属)の2人の名前が挙がっています。
自分は最近右SBにベジェリン推しなのですが、恐らくバルサファンの獲得希望は3;7でセメドの方が人気がある気がします。
今回は「ベジェリンをセメドよりも推す3つの理由」というテーマです。
■ 目次
1、ドリブルでの局面打開よりも周りとの連携を重視した攻撃
1つ目はまず攻撃面の比較で、ベジェリンの方がセメドよりも周りの選手と連携して攻撃をスムーズに行えると考えています。
セメドのドリブル突破は右SBの選手としてピカイチで魅力的ですが、バルセロナの右SBにドリブルの要素を自分としてそこまで多くを求めていません。
ワンツーだったりパス&ムーブといった周りの味方選手とのパス交換からの攻撃の方が重要で、その面からベジェリンの方がセメドよりも上手いとみています。
セメドがバルセロナに加入したらベンフィカでみせるドリブル突破は遠慮がちになって減り、セメドの良さがあまり発揮されないだろうともみています。
セメドの長所がバルセロナで発揮されるのかは懐疑的な部分で、バルセロナのパスをつなぐスタイルにはセメドよりもベジェリンの方が合っていると考えています。
2、フリーランニングと裏への飛び出しが上手い
2つ目も攻撃面で、中盤の選手やメッシがボールを持った時に、サイドをタイミングよくフリーランニングで駆け上がってくるのはセメドよりもベジェリンと考えています。
この部分はいくつかのプレー集をみた判断なのでセメドが上手ければベジェリンとの差にはなりませんが、プレー集を見ている限りベジェリンの方が上手いとみています。
バルセロナの下部組織でプレーしていたこともありベジェリンはサイドの駆け上がるタイミングが体に染みついており、そのスピード感や裏への飛び出しも武器になるとみています。
セメドは上記でも書いていますがドリブルなどのボールを足元でタッチしてからが怖い選手で、個の力ではセメドの方が上と判断していますが、フリーランニングではベジェリンの方が上と考えています。
左SBのアルバは変にボールを持ちすぎてドリブルをすることはありませんし、タイミングの良いオーバーラップと裏への飛び出しで大きな武器となっており、右SBにベジェリンを入れることで両サイドとも良い攻撃ができると考えています。
左はアルバみたいなフリーランニングのタイプだから、右はセメドのようなドリブルで変化をつけるという考えもあるかもしれませんが、それなら右SHの選手にドリブルの要素を求めれば良いのではと思います。
3、守備面でベジェリン>セメドの評価
3つ目は守備面で、このブログのコメント欄にもセメドは守備が良いと書いてくれているのですが、自分はベジェリンの方が守備は上手いと考えています。
ベジェリンの守備は不安定に感じ、まだバルセロナの守備でも合格点をあげられるかは微妙ですが、セメドの方はもっと不安定な守備にみえます。
対人での守備や相手選手への寄せ方などをみるからに、ベジェリンの方が良い守備ができているとみています。
ポルトガルリーグとプレミアリーグでプレミアの方がレベルが上ですし、そんな中でもベジェリンの方が良い守備の仕方をしていると判断しています。
クロスへのマークなど試合を通して2人を見ていないので不確かかもしれませんが、ベジェリンの方が守備は上手いと思います。
4、誰が加入してもウェルカムで両手を広げて全力で応援する
ここまで書いているとベジェリンが獲得できずにセメドが加入して活躍出来なかった時に「ほら言った通りやったやろ!?」と言う変な人もいますが、どちらが加入してもしっかり応援するつもりです。そんな意地汚い性格はしていないので^^
変に自分の意見を押し通して、自分の考えの正しさを誇示しようとする人もいますが、バルセロナの勝利に貢献してくれればベジェリンでもセメドでもどちらでも良いので。
バルベルデ監督が欲しいと思った選手であれば全員ウェルカムで迎えますし、それがたとえ暴挙に思える采配でも監督の意思を尊重して応援していきましょう。
セメドなら右SBだけでなくそのひとつ前のポジションである右SH、右WGとしても起用出来そうなので、セメドを獲得すればWGの選手の補強はいらないと思えます。ビダルも前のポジションできますし。
そして右SBは最悪セルジ・ロベルトに任せれば問題はないので、獲得した選手が持ち味を発揮するように伸び伸びプレーして、チームの勝利に貢献してほしいところです。
どちらを獲得出来るかはお楽しみですね。現状セメドの方が交渉はうまく進んでいるようですね。
紆余曲折あった割にはすんなり獲得が決まって良かったです。
ただ、右サイドは守備負担が大きいのでシーズンを通してしっかり成長していって欲しいですね。