リーガ第3節 9/13 バルセロナVSA・ビルバオ 試合評価

試合での問題点

サイドをえぐられるシーンが目立った。特にアルバの左サイドが多かった。ペドロ、イニエスタ、アルバと3人で連携してしっかり守らなければならない。

高い位置でサイドに良い展開でボールが入っても、そこからの崩しがもっと欲しいものである。クロスを上げても合うことは少なく、サイドの選手の1対1で仕掛ける部分が、もう少し多くても良いように感じる。

攻撃では相変わらずメッシーの出来によって、左右されてしまう。メンバーが揃っていないという事もあるが、チャンスではなく決定機をもう少し増やしたいものである。

試合での良好点

守備は切り替えが速く、安定しているだろう。ビルバオ相手にこのピンチ数なら特に問題はないだろう。集中力でも全員が集中している。

従来の4-1-2-3の形でパス回しをしていたが、結構チャンスも多く、相手によって4-1-2-3と2-3-2-3の2パターンがあるのが良い事だ。

ルイス・エンリケの交代が面白いぐらい当たる。ファンもそろそろネイマール投入と思っていた所で、期待通りに流れをさらに良くしてくれた。

選手評価

()内は、1~5段階評価で3が普通、5で最高、★はマンオブザマッチ

GKブラボ(3)

これがベテランキーパーだという、安定したプレーを見せてくれた。ピンチのセービングはほとんどなく、パス回しでも心配する要素がなかった。

DFモントーヤ(3)

攻撃でのクロスの質とタイミングは悪かったが、守備ではムニアインをよく抑えていた。攻撃20点、守備80点といった出来であった。

DFマスチェラーノ(4)

昨シーズンとは違い、安定したプレーを見せてくれる。アドゥリス相手にも決して競り負けていなかった。

DFマテュー(4)

「今までのバルサのディフェンスラインにはこの男が欠けていた」と思えるような安定したプレーだった。

DFアルバ(3)

効果的な攻めで左サイドを何回かえぐれていた。守備の所では前半に、周りと連携して裏を取られないようにする必要がある。

MFブスケッツ(4)

この試合でも替えの利かない選手であると思わせるプレーを見せてくれた。バルサの攻守の要である。

MFラキティッチ(4)

目立ったシーンは少なかったが、良いポジション取りでバルサの中盤をスムーズにしてくれていた。縦パスは一級品と思わせるパスを何度も通していた。

MFイニエスタ(3)

もはやバルサのいぶし銀の存在である。この選手の出来のボーダーは計り知れないぐらい高い。

FWムニル(3)

チャンスは決めれなかったが、裏への飛び出しやサイドでの攻撃での起点になっていた。こういうプレーも出来るんだと、ファンを納得させるレベルであった。

FWメッシー(4)★

この試合は点取り屋ではなく、パサーとして活躍していた。怪我明けもあって慎重な立ち上がりだったが、後半から徐々にアクセルを強く踏みだした。

FWペドロ(2)

期待も込めてこの評価にした。前半開始間際のビッグチャンスや攻撃の起点として、もっと期待をしている選手である。

DFピケ(3)

横の動きは少し鈍かったが、相手を一人で止めるシーンは何度もあった。後半からのプレーだったが、徐々にコンディションを上げているのを感じさせてくれた。腰痛なので無理をしないでもらいたい。

FWネイマール(4)

前節と同様に、投入してからバルサのギアを変えてくれた。先発でプレーした時も、これぐらいのプレーが出来ればファンも満足であろう。今シーズンになってから、メッシーとの連携が凄く良いのもファンを安心させてくれる。

FWサンドロ(3)

ボールに絡むシーンはほとんどなかったが、ネイマールの2点目の時のような、動き出しの良いストライカーであるということをファンに再認識させた。

最後のまとめ

代表戦明けで苦労すると思われていた、強敵ビルバオとの一戦でしっかり勝ち点3を奪えたことは良かった。

選手交代によって流れが良くなるのも、ルイス・エンリケの株を大きく上げてくれている。

選手の努力が結果につながり、少しづつチームとして出来上がってる感が、外からでも見え始めている。

チャンピオンズリーグに向けてしっかり休息して、次も勝って欲しいものである。

 
 

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