15/16リーガ第16節(延期開催) 2/17 S・ヒホンVSバルセロナ 試合評価

試合支配率

※赤色はバルセロナ、黒色はスポルティング・ヒホン、白色は互角

20160217 ヒホン戦

・バルセロナ70分、スポルティング・ヒホン0分、互角20分

前半立ち上がりからバルセロナが試合の主導権を握って試合を進めた。ほぼ90分間バルサ寄りの試合であり、90分間危なげなく試合を進めていた。上記ほどバルサの真っ赤に染めなくても良かったが、アベラルド監督のゲームプランに「喝!!!」ということもあり真っ赤に染めました。バルサが勝利するのが必然になるような試合だった。

試合での問題点

試合に関してはほとんどなかったが、こういう余裕のある試合だからこそ主力選手を早く休ませる交代を使っても良いと思う。最近は交代枠を3枚使うことは少なく、1枚や2枚の試合が増えている。MSNが交代を嫌うならラキティッチでも良いと思うし、多少強引な交代でも良いから5分でも10分でも休ませてよても良いのかなと思う。

試合での良好点

試合序盤のヒホンのハイプレスをしっかりいなして、試合を落ち着かせて自分達の試合にすることに成功した。ボールを奪われてからも攻守の切り替えが速くボールを拾い、奪い続けて攻撃しまくった。悪いボールロストもなく、失点シーンぐらいしか危ないシーンは作られなかった。試合を完全に支配した良いゲームだった。

ヒホンのゲームプランで楽になったバルサだったが、常に先行する形で試合を進めれた。先制ゴールから同点に追いつかれるまで早く、変な落ち込みも見せずにしっかり勝ち越しゴールを決めてまたリードする試合となった。今シーズンは失点後やピンチの後のリアクションが良く、得点を良い時間に奪えている印象がある。

ちょっと目についた選手

・バルセロナ

FWメッシ

前回の試合と同じ2人を選出。前半主に右サイドで、後半は中央寄りで攻撃の起点になっていた。キラーパスを何度か通したのもあったが、自分で2得点を奪ってバルサを勝利に導いた。リーガ通算300得点目も記録し、バルサのチームの10000ゴール目も記録。コンディションが前の試合より良くなっている印象があり、メッシの時代が来たという感じがする。

FWスアレス

狭いスペースながら中央でボールを受けて攻撃をしていた。ハイボールなどのボール処理もしっかり味方にパスを通し、自身のゴールも記録した。PK失敗は多少痛かったが、その後取り返したので問題視しなくて良いだろう。裏への飛び出しが素晴らしく、最終ラインを上げて守るチームの脅威の存在になっている。

 

・スポルティング・ヒホン

FWハリロビッチ

チームとして守備一辺倒になってしまい攻撃でボールを持つ機会は少なかったが、数少ない中でも光るものを見せた。力強く速いドリブルでバルサから中央突破も見せ、ヒホンで上手くいっていることを証明した。このままシーズン終盤までより多く起用される選手であり続けてくれればさらに成長していくだろう。

最後に一言

もっとヒホンのハイプレスに苦労すると予想していたが、蓋を開けてみれば開始1分間だけでそれ以外は安心して見れる試合だった。ローテーションをしながらもしっかりと勝ち点3を積み重ね、延期分の試合でライバルチームにダメージを与えることに成功。31試合無敗継続もあり、MSNが揃っているバルサが負ける姿が想像できないぐらい良い時期を過ごせている。

 
 

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