15/16CL第6節 12/9 レヴァークーゼンVSバルセロナ 試合評価

試合支配率

※赤色はバルセロナ、黒色はレヴァークーゼン、白色は互角

20151210 レヴァークーゼン戦

・バルセロナ0分、レヴァークーゼン15分、互角75分

試合全般でレヴァークーゼンが支配したと言ってよい試合。もっと黒く塗りつぶすことも出来たが、そこはバルサびいきで黒く出来なかった。バルセロナの時間帯は間違いなく皆無であり、レヴァークーゼンが試合の主導権を握っていたが、バルセロナの守備陣も頑張ったことで多くのチャンスは与えなかった。終わってみればバルセロナが1点取れたのが、不思議な試合に感じるぐらい押し込まれながらの試合展開が続いた。

試合での問題点

主力が試合に出ていないが、パス回しと言う点では100点満点中20点ぐらいであった。レヴァークーゼンのプレスとカンテラっ子ではこの試合展開の予想は簡単だったが、いざ90分間流れが変わらないと厳しいものがあった。この試合は結果を気にせず挑めたのでハラハラ感を感じなかったが、本来ならトップチームに上がろうとする選手達ならもう少しやってくれても良い気はする。

サンドロとムニルはトップチームの選手ならもう少しやらなければいけない。サンドロの方はまだマシだったが、ムニルはなぜルイス・エンリケのお気に入りかが分からないほど良いプレーは出来ていなかった。バルサは冬にこの2人の内、片方のレンタルを計画しているようだがサンドロ残しの方が良い気がする。今季のこれまでは誰が見てもサンドロの方が良いプレーをしていると思う。

試合での良好点

バルセロナの守備陣は合格点を超えていたパフォーマンスを見せた。最終ラインは基本トップチームの選手で構成されており、中盤から前にボールが行かなくても最終ラインとゴール前で何度もレヴァークーゼンの攻撃を跳ね返した。中盤の選手の危険なゾーンへの戻りも素晴らしく、あれだけ攻められたのにピンチや決定機は多く与えなかった。シュテーゲン含めて守備陣は粘り強く守れたのはとても高評価であった。

若手選手にとってはレヴァークーゼンのホームというドイツのピッチ、中盤のプレスなら世界でもトップクラスのプレーを体験出来て良い経験になったと思う。バルサBに戻ったり、トップチームでプレーする選手もこの経験を活かしてくれればとても起用した意味がある。

ちょっと目についた選手

・バルセロナ

GKシュテーゲン

何度もしっかりとしたキャッチングとセーブでバルサのゴールを守った。試合終盤のワンハンドパンチングも素晴らしく、シーズン序盤のバルサファンからの不信感も完全に消え去るレベルの高いパフォーマンスを見せ続けている。実家にも近いスタジアムのドイツということで、この試合はいつも以上に気合いが入っていたように見えた。

カプトゥム>サンペル=カマラ>グンバウ

バルサBの選手達で、この試合の出来と評価を上げた選手はこの順序で間違いない。カプトゥムは時よりテクニックと抜け出す技術の高さを見せ、一瞬チアゴのような選手かもと思わせた。サンペルはボールロストは数回あったが、ある程度パスをつなげており、守備では必死に頑張って予想以上にレヴァークーゼンの攻撃を止めており、攻撃よりも守備の評価が上がった気がした。カマラは本職のウイングではなく左SBに入ったが、足元がしっかりある分パスのつなぎでは安定していた。グンバウはトップチームのプレースピードに追い付いていない感があり、プレスやパスのつなぎなど課題がまだまだあると感じさせた。

 

・レヴァークーゼン

MFカンペル

中盤のダイナモという言葉が当てはまるほど豊富な運動量で中盤のボールを拾い続けた。試合終盤でも足は止まらず、金髪だからという以上に戦う姿勢や勝ちたい姿勢で目立った選手であった。レヴァークーゼンの中盤のリベロのような選手であり、このような選手がいるからこそ前線から激しくプレスにいける大きな要因だと感じさせた。

MFチャルノハール

いつものプレーを見ているわけではないが、ここまでシュート意識が高い選手でゴールを狙っている選手ということにビックリした。勝たなければという焦りのメンタリティが決定機でシュートを外したのかもしれないが、何が何でも勝ちたいというのがプレー面から見てとれた。勝利に対して貪欲であり、ビッグクラブが獲得を狙うのがとても分かった気がした。年齢的にも現在の価格より来夏には活躍して移籍金が上がりそうな気がする。

最後に一言

結果より内容を見る試合だったが、やはりレヴァークーゼンの前にボコられた感があった試合となった。メッシのゴールや引き分けという結果が1番良いものな気もするが、日頃試合に出ていない選手達もとても良いプレーをしていた。バルセロナのチームとしてまとまりがあることを証明した試合のように感じた。現状は良い流れであることは間違いない。

 
 

1 Responses to “15/16CL第6節 12/9 レヴァークーゼンVSバルセロナ 試合評価”

  1. レト より:

    前半はまだ見ていられましたが、後半の無秩序ぶりが酷かったですね。
    メッシとラキティッチのおかげで悲惨な結果にはならなかったですが、
    逆に二人が気の毒でした。
    ロベルトがブレイクに3年かかったのを考えれば今の若手も同じぐらいかかりそうですし、控えや低迷中のBチームに留めるよりやはりレンタルすべきでしょう。
    補強も重要ですが、難しければデニスをレンタルバックして欲しいです。

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