スーペルコパ1st 8/14 A・ビルバオVSバルセロナ 試合結果

試合結果

アスレティック・ビルバオ4VSバルセロナ0

得点者

13分サン・ホセ(ビ)

52分アドゥリス(ビ)

61分アドゥリス(ビ)

67分アドゥリス(ビ)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKシュテーゲン

DFアウベス、バルトラ、ベルマーレン、アドリアーノ

MFマスチェラーノ、ラフィーニャ、セルジ・ロベルト

FWメッシー、スアレス、ペドロ

リザーブメンバー

シュテーゲン、ピケ、ブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ、ムニル、サンドロ

選手交代

51分ラフィーニャ→イニエスタ、60分セルジ・ロベルト→ラキティッチ、71分ペドロ→サンドロ

欠場者

マシップとマテュー(判断)、アルバとドウグラス(怪我)、ビダルとアルダ(制裁中)、ネイマール(病気)

 

アスレティック・ビルバオ  監督エルネスト・バルデルデ

4-2-3-1

GKイライソス

DFデ・マルコス、エチェイタ、ラポルト、バレンシアガ

MFベニャ、サン・ホセ、スサエタ、エラソ、サビン

FWアドゥリス

エレリン、ボベダ、グルペギ、レクエ、エルストンド、アケチェ、キケ・ソラ

66分サビエ→レクエ、76分エラソ→グルペギ、85分スサエタ→ボベダ

試合詳細

バルセロナは中2日もあって、多くのローテーションを採用したスタメン起用。あまりにも予想外で、サン・マメスの試合では少し不安になりそうなメンバーでもあるように感じられた。

前半、中盤での勝負は少しビルバオより

ビルバオは高い最終ライン設定で、バルサの最終ラインからのグラウンダーのパスを通させない守備を見せた。中盤の位置でのプレスは激しく、バルサから高い位置でボールを奪ってそのまま速攻も狙いであった。

試合の立ち上がりはビルバオの激しいプレッシングが目立つ。サン・マメスのビルバオファンの大歓声を受けて、中盤の位置で全力でプレスをかけてくる。対するバルセロナはメンバーがいつもと違えど、そのビルバオのプレスにハマらないパス回しをした。ボールの主導権を握り、前線には簡単にはボールが入らないが、序盤に主導権を握ろうとしたビルバオのペースにさせなかった。

10分過ぎから、ビルバオの高い位置でのパスカットが目立つ。そこから立て続けにビルバオのシュートを受け、その悪くなった流れのままバルセロナは失点してしまう。

13分に、シュテーゲンがPAを飛び出してロングボールをヘディングでクリアするが、サン・ホセに拾われてハーフライン付近からの見事なミドルシュート。シュテーゲンの頭上を越えながらも、ライナーの弾道でバルサのゴールネットを揺らした。

その後もバルサがボールを持つ展開は変わらないが、前線にはボールを入れれなかった。バルサがビルバオのゴール前でプレーする機会はほとんどなく、シュートシーンもなかったように思われる。

ビルバオも時より高い位置でボールをカットするも、前線へのパスをバルサがカットすることが多く、シュートシーンまではいけなかった。

バルサは前半終盤の45分に、メッシのFKが最初のシュートチャンス。ふんわりとしたコースを狙ったシュートはイライソスに弾かれてノーゴール。このまま前半終了となった。

前半はお互いにシュートシーンまでいけない、中盤での凌ぎあいの連続のような感じの試合であった。お互いに主力が抜けていることもあり、ラストパスや前線への良いパスが限定された感じでもあった。

後半、少しの差、少しのミス、少しの怠慢では勝てないことを教えてくれた45分間

後半もお互いに試合の入り方は変わらないが、バルサの前線は活発的になっていた。スタメンを見れば後半勝負だと感じていたのか、前半はほとんど動かないメッシも後半からやっと始動した感じであった。

49分に、スアレスの裏への長いパスにペドロが反応。抜け出してゴール前でシュートを放つが、クロスバーを強く叩いてゴールに入らなかった。50分にも、スアレスの横パスを中央で受けたメッシがダイレクトでシュート。これはイライソスに弾かれてゴールならず。

51分に、バルサはラフィーニャに代えてイニエスタを投入した。少し流れが良くなったのをさらに自分達に、引き寄せようとした矢先に失点してしまう。

52分に、サビンがアウベスを抜いてクロス。アドゥリスが高い打点でヘッドし、シュテーゲンにはノーチャンスでゴールネットを揺らした。これで0対2のスコアに。

2失点後もイニエスタ投入の効果は見られず、アウェイゴールを1つでも奪いたかったバルサは、セルジ・ロベルトに代えてラキティッチを投入。しかし、またその直後に失点をする。

61分に、アウベスのクロスのクリアが中央に。ゴール前でつながれて最後はアドゥリスのボレーシュート。無情にもゴールネットは揺れ、これで3対0のスコアに。

このままでも悪夢のように感じられたが、さらに悪夢は進んでいく。

66分には、CK時にアウベスがボールの関係ない所でファールの判定を受け、PKを与えてしまう。これをアドゥリスに3点とも同じ左側に決められ、15分間の間でアドゥリスにハットトリックを許す。ここに書くのが嫌にもなる0対4のスコアに。

その後も反撃を特には見せれないバルセロナ。唯一のチャンスは75分に、カウンターから最後はメッシがシュートするが、ディフェンスのブロックにあう。

この後は特に見せ場もないまま時間だけが経過する。そして、チャンスもなく試合終了の笛が鳴り響いた。アウェイゴールが1点あっても逆転は難しいだろうが、何もできないままの0対4のスコアと共に、このままではダメだという証明の試合であった。

 
 

コメントを残す

このページの先頭へ