リーガ第3節 9/13 バルセロナVSA・ビルバオ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKブラボ

DFモントーヤ、マスチェラーノ、マテュー、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWムニル、メッシー、ペドロ

リザーブメンバー

ステーゲン、ピケ、アドリアーノ、シャビ、セルジ・ロベルト、ネイマール、サンドロ

選手交代

46分マスチェラーノ→ピケ、62分ムニル→ネイマール、75分ペドロ→サンドロ

欠場者

マシップ(怪我)、ベルマーレン(怪我)、アウベス(怪我)、スアレス(制裁)、バルトラ(判断)、ドウグラス(判断)、ラフィーニャ(判断)

アスレティック・ビルバオ  監督エルネスト・バルベルデ

GKイライソス

DFマルコス、グルペギ、ラポルテ、バレンシアガ

MFリコ、イトゥラスペ、スサエタ、ベニャ、ムニアイン

FWアドゥリス

エレリン、サン・ホセ、イラオラ、エチェイタ、ロペス、イバイ、ビゲラ

62分スサエタ→イバイ、62分ベニャ→ロペス、82分リコ→ビゲラ

試合詳細

ルイス・エンリケのスタメンは代表戦の影響は少しだけで、ほぼベストメンバーを起用してきた。バルセロナでずっと練習してきたピケを使わなかったのは一番のサプライズだった。また、キーパーは開幕から3戦連続となるブラボが務めた。

前半

バルサは試合を通してサイドバックの位置取りが低く、これまで採用していた4-1-2-3の従来の形でパス回しを展開していった。対するビルバオはラインを高く保ち、敵陣深くまで押し込んだ時は4-2-3-1の形で激しくプレスをかけ、ピッチ中央付近では4-4-2の形で綺麗な3列のラインを構成し、バルサの中盤から前線にかけて自由にプレーさせなかった。お互いの高いライン設定によって、テレビにはフィールドプレイヤーの20人が全員映っている 状態が、多く映し出された。

試合序盤にお互いにチャンスが1度ずつぐらいあってからは、均衡した状態が長く続いた。バルサはディフェンスラインから、相手のラインの裏へのロングボールのシーンが目立った。

ビルバオの出足の早いプレスとカウンターによって、バルサは慎重に試合を進める必要があった。その中でもムニルに何回かチャンスは訪れていた。18分の裏に抜け出したシーンや43分のメッシーのクロスに合わせたチャンスは決めて欲しかったものだ。

前半はピンチこそ少なかったが、サイドをえぐられる場面は目立ち、センターバックの二人が集中してよく守れていた。慎重なサッカーをして、相手がビルバオなら数回のチャンスを得て、ピンチの数を減らすようなサッカーは上手く機能していた。

逆にビルバオからしたら、後半ラスト20分ぐらいまでは失点をせず、バルサが焦ってきた所をカウンターやセットプレーで1点を奪えれば良いという戦略にもはまってしまっていた。

後半

前半に相手の選手の足が頭に入ったマスチェラーノが、ピケと交代して後半は始まった。

後半もバルサの出来は決して悪くないが、ビルバオの選手の頑張りが目立つシーンも何度かあり、試合として面白い試合であり、均衡した状態はなかなか崩せそうになかった。62分の選手交代まではそうであった。

62分にムニルに代えてネイマールを投入したバルサ、スサエタとベニャに代えてイバイとロペスを投入したビルバオの明暗ははっきり出た。ネイマールの投入によって、ギアを2速ぐらい上げたバルサはメッシーもこの時間あたりから、輝き始め出した。対するビルバオは攻撃が左に偏り、ムニアイン頼りの攻撃は、バルサの守備を数度崩したが、それ以外はゴール前にすら入れなかった。

何度もいい形にはなるものの、決定機は生み出せなかったバルサだが、ファンが時計を意識し始めた79分に先制点は生まれた。

相手のラポルテのキックミスが飛んできたブスケッツが、すかさずメッシーにパスを出した。攻撃の為に開いていたビルバオのディフェンスラインは修正が出来ず、ゴールに向かって走り込んでいるネイマールに、あっさりとメッシーのスルーパスが通ってしまう。キーパーと1対1になったネイマールは、キーパーのタイミングをずらし、飛び込んできた足の上を通す、軽い左足のチップキックでゴール左隅にボールを流し込むことに成功した。

勢いに乗ったバルサは、84分に追加点を挙げてこの試合を決定づけた。

メッシーが右サイドをドリブルで深くえぐり、折り返した所を狙いすましての右足で、ネイマールがまたもゴールをあげた。

ボールを上手くキープしながら、時計の針を進ませたバルサがそのまま勝利をあげた。

試合結果

バルセロナ2VSアスレティック・ビルバオ0

得点者

79分ネイマール

84分ネイマール

 
 

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