15/16国王杯準々決勝 1st 1/20 A・ビルバオVSバルセロナ 試合結果

試合結果

アスレティック・ビルバオ1VSバルセロナ2

得点者

17分ムニル(ラキティッチ)

24分ネイマール(セルジ・ロベルト)

88分アドゥリス(ア)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKシュテーゲン

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、セルジ・ロベルト

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ(C)

FWアルダ、ムニル、ネイマール

リザーブメンバー

マシップ、バルトラ、ベルマーレン、アドリアーノ、ドウグラス、ビダル、サンドロ

選手交代

65分アルダ→ビダル、73分セルジ・ロベルト→アドリアーノ、80分ムニル→サンドロ

欠場者

スアレス(累積)、ブラボ(判断)、アルバとマテューとラフィーニャとメッシ(怪我)

 

アスレティック・ビルバオ  監督エルネスト・バルベルデ

4-2-3-1

GKエレリン

DFデ・マルコス、エチェイタ、ラポルト、レクエ

MFイトゥラスペ、ベニャ、ウィリアムズ、エラソ、スサエタ(C)

FWアドゥリス

イライソス、バレンシアガ、グルペギ、サン・ホセ、ミケル・リコ、サビン、ムニアイン

55分スサエタ→ムニアイン、61分エラソ→サビン、68分ベニャ→サン・ホセ

試合詳細

バルセロナのスタメンはアルバ欠場の左SBにセルジ・ロベルト。メッシとスアレス欠場の所にアルダとムニルを入れ、他はほぼベストメンバーの選手がスタメンに名を連ねた。

前半、拮抗した激しい試合で効率性を見せてバルサが2ゴールを奪う

試合はお互いの激しいプレス合戦で始まった。予想通りビルバオは前から激しいプレスをかけ、バルサの縦パスやビルドアップのパスに圧力をかけてきた。バルサも負けじとボールロスト後はプレスをかけ、攻守の切り替えがとても速くボディコンタクトの多い激しい試合となった。

そんな試合の5分から10分まではビルバオペース。バルサの陣地で試合をほぼ進め、サイドを中心とした攻撃で何度もバルサのゴール前にボールが侵入してきた。CKのセットプレーのチャンスも何度も掴み、ビルバオの思い描いていた理想的な試合展開となった。

この試合で最初にゴールマウスを襲ったシュートを放ったのはバルサだった。

14分に、CKのクリアボールを拾ってネイマールがビルバオGKエレリンの頭上を狙ったシュートを放つが、これはエレリンがパンチングで弾いた。

10分ぐらいからは右ウイングで起用されたアルダが、対峙するレクエからキープ力でタメとバルセロナの攻撃の起点を作っていた。少しずつビルバオペースの試合もイーブンになりバルサもこの試合のテンポに慣れた感じがした時間に、バルセロナが先制する。

17分に、アルダが右サイドで相手を引き付け右サイドの裏に走り込んでいたラキティッチへ上手いパスを通す。ラキティッチはビルバオGKとDFの間に鋭いキックを送り込み、そこにこの試合も2ゴールを決めたエスパニョール戦に続いてCFに入っていたムニルが、滑り込みながら左足で合わせてビルバオからゴールを奪った。

先制点を奪ったバルセロナはこれで一気に余裕が出てきてパス回しを楽に出来るようになった。失点してネガティブになったのかビルバオのラインは少し下がりプレスが弱まった。先制してからバルサ寄りの試合展開になっていた矢先、バルサが追加点を奪った。

24分に、中央で走り込んでいたネイマールへ左サイドのセルジ・ロベルトから裏のスペースへパスが送られた。エレリンが飛び出すがネイマールが1足先にボールに触れ入れ替わり、カバーリングに入っていたラポルトが足を滑らしたことで、がら空きのゴールにネイマールがボールを流し込んでバルサが追加点を奪った。貴重なアウェイゴールでバルサ側から見て2対0のリードに。

2失点後の直後はビルバオの選手達がこの結果に信じられないという顔を見せたが頭を切り替えて、また試合序盤のように攻守切り替えの速い試合展開となった。お互いチャンスは訪れないが試合やプレスやボールの競り合いとしてはとても面白い試合となっており、とても見ごたえある試合となっていた。

40分にビルバオ、バルサのパスを高い位置で奪い、つないでゴール中央からエラソが振り向きざまでシュートするが、枠を捉えなかった。

前半は予想通り激しい試合で競り合いが多い試合になったが、数少ないチャンスを先にバルサが決め追加点をバルサが奪ったことで、バルセロナには最高の45分間の結果となった。試合としては拮抗した試合であるが、どこかゴール前の守りや競り合いでバルサが優勢に見えたのは自分がバルサファンのせいなのか。

 

後半、最後の失点はもったいなかったが2対1の勝利で2ndレグへ

後半はハーフタイムにお互いに交代枠を使わず前半と同じメンバーで試合に入った。

48分にビルバオ、アドゥリスのポストプレーからエラソが切れ込んで左足でシュートを放つが、枠を捉えなかった。

その後は両者ともにチャンスがなく、バルサ陣地でボールが動く時間が多かったがしっかり守りしっかりパスを回したことで、ビルバオに決定的なチャンスをバルサはほとんど作らせなかった。75分過ぎからビルバオの攻勢とバルサがボールをキープ出来なくなったことで、この時間帯ぐらいからビルバオの攻撃を受ける回数が一気に増えた。

81分にビルバオ、CKをニアで頭で触りバルサゴールを襲うが、シュテーゲンが反応して弾いた。

このままアウェイゴール2点のリードで1stレグを終えれば最高だと思われた試合終盤にバルサは失点する。

88分にビルバオ、アウベスが高い位置でボールを奪われてサン・ホセからアドゥリスへ1本のパスを送られ、最後はアドゥリスにしっかり決められて1点返された。これでスコアはバルサ側から見て2対1に。

89分にもビルバオ、シュートのリフレクトボールがバルサゴールを襲うが、脅威的な反応でシュテーゲンが反応してボールを弾き出した。

最後はシュテーゲンの好セーブ連発もありビルバオの反撃を1点でとどめたとも言えた試合は、バルサが敵地で2対1の勝利で終えた。結果としてはバルサからしたら大満足の結果であり、メッシやスアレス抜きを考えればよくぞこの結果をもぎ取ったと言える、最高の試合結果を2ndレグのホームに持ち帰ることに成功した試合だった。

 
 

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