15/16国王杯準決勝 1st 2/3 バルセロナVSバレンシア 試合結果

試合結果

バルセロナ7VSバレンシア0

得点者

6分スアレス(ネイマール)

11分スアレス(ビダル)

28分メッシ(ネイマール)

58分メッシ(スアレス)

74分メッシ

82分スアレス(アドリアーノ)

87分スアレス(アルダ)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKシュテーゲン

DFビダル、ピケ、マテュー、アルバ

MFブスケッツ、アルダ、イニエスタ(C)

FWメッシー、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

マシップ、バルトラ、ベルマーレン、アドリアーノ、セルジ・ロベルト、ラキティッチ、ムニル

選手交代

46分イニエスタ→セルジ・ロベルト、61分ピケ→バルトラ、70分アルバ→アドリアーノ

欠場者

ブラボとマスチェラーノとアウベスとドウグラスとサンドロ(判断)、ラフィーニャ(怪我)

 

バレンシア  監督ガリー・ネビル

4-1ー4-1

GKライアン

DFバラガン、ムスタフィ、アデルラン・サントス、シケイラ

MFパレホ(C)、カンセロ、バルボーサ、アンドレ・ゴメス、ガヤ

FWロドリゴ

ドメネク、ヴェーゾ、ファウメ、ザヒボ、サンティ・ミナ、フェグリ、ネグレド

32分バルボサ→フェグリ、46分シケイラ→ヴェーゾ、57分カンセロ→チェリシェフ

試合詳細

ルイス・エンリケは多少のローテーションをしただけのベストメンバーに近い11人をスタメンで起用した。右SBにビダル、CBにマテュー、中盤にアルダをローテーションでスタメン起用した。ひざの怪我が心配されていたメッシはスタメンで起用された。

前半、不調のバレンシアを圧倒して3点を奪う

試合は予想された通りバルセロナがボールを持つ展開で始まった。ボールを保持して攻撃して崩そうとするバルサ、高い最終ラインでコンパクトな守備を見せてボールを奪って速攻がしたいバレンシアという構図になった。

まだ試合の主導権をどちらも握っていない試合序盤に、1つの良いボール奪取からバルセロナがスコアを動かした。

6分に、バレンシアの中盤の位置でのドリブルを奪ってバルサが速攻。ネイマールが中央の位置でボールを前に運び、最後は右のスアレスへパス。スアレスはそのパスをワントラップして落ち着いて、ファーサイドにグラウンダーのシュートを蹴り込んでバルセロナが先制。

先制して一気に楽になったバルサは、良い意味でリラックスした状態でパスを回しながら攻撃するチャンスを伺っていた。バレンシアは自陣で守りを固める試合展開を変えれず、そのまま試合序盤のバルサの勢いに呑まれて追加点を許すことになった。

11分に、右サイドで裏に走り込んでいたビダルにブスケツの浮かしたスルーパスがピンポイントで通る。ビダルはダイレクトでマイナスに折り返し、そこで待ち構えていたスアレスがゴール左上にシュートしてネットを揺らした。これでスコアは2対0に。

2得点後もバレンシアがしたい高い位置でのボール奪取をバルサが何度もするなど、バルサペースで試合は進んでいった。シュートまではいかないまでもバレンシアのPA内に何度も侵入し、得点の匂いを感じさせる攻撃を何度も見せていた。そして、その勢いは長い間継続されながらバルサに追加点が生まれる。

28分に、イニエスタがドリブルで突っかけて中のネイマールへパスしてワンツーを狙った。誰もがワンツーに目がいった中、ネイマールはそのパスを後方のメッシへ軽く軌道を変えながらパス。最後はメッシがしっかりゴール左に蹴り込んでバルサが追加点を奪った。これでスコアは3対0に。

3点奪ったことでバルサは少し攻撃の手を緩めた感じはあるが、それでも試合をコントロールしながら試合を進めた。そして前半終盤にチャンスを掴んだ。

44分に、スアレスが相手DFと入れ替わってボールを運び、最後はゴール前に走り込んだメッシへパス。メッシは出来るだけボールを浮かせないようにシュートしたが、ボールは浮いてしまいクロスバーを叩いてゴールにならなかった。

45+1分には、メッシがムスタフィにPA内で倒されてPKを獲得。このファールでムスタフィにはレッドカードが提示され、バレンシアは1人人数が減ることになった。PKはまだこの試合ゴールの無いネイマールがワンステップ打法で蹴るが、ポストを叩いてゴールにはならなかった。

前半はほぼバルサの一方的なペースで試合は進み、3得点奪ったがそれだけでは少ないようにも感じられるほどだった。バレンシアの攻撃をほとんど自分達のPA内へ侵入させることなく守り、試合内容も良くスコアでもきっちり結果を残した45分間だった。対するバレンシアは前半終盤にムスタフィが退場し後半は10人で戦うことになり、11人揃った前半でも持ちこたえれなかったのに後半はボロボロになる可能性もあるように感じられた。

 

後半、最後まで攻撃の手を止めずに決勝進出を99.9%決める7点奪って完勝

バルセロナはハーフタイムに早くも主力のイニエスタを下げてセルジ・ロベルトを投入した。バレンシアも1人少なくなったことでハーフタイムに交代枠を使い、シケイラを下げてヴェーゾを投入。バレンシアは後半は4-4-1のシステムになった。

後半序盤こそバレンシアはバルサゴールに少し近づいたが、すぐさま前半の続きのように押し込まれる試合展開になり、バルサのシュートを何度も受けた

51分に、ゴール中央からアルダが強烈なミドルシュートを放つが、バレンシアGKライアンの真正面に飛んでキャッチされた。53分には、CKをピケが頭で合わせるがゴールの上を通過した。54分には、ブスケツが攻め込んで最後は左足ボレーを放つがこれもゴール上に飛んだ。56分には、メッシがドリブルからシュートを放つが枠を外してしまった。

短い時間にバルサは何度もシュートを放ちゴールを決めきれていなかったが、遂にさらなる追加点がバルサに生まれる。

58分に、アルダの縦パスをスアレスがオシャレにメッシに流し、メッシがドリブルでマークを外してゴール中央からグラウンダーのシュートでゴールを決めた。これで4対0に。この4点目で2ndレグを消化試合に出来るように感じられる。

対するバレンシアも68分に、オフサイドながらバルサのゴールネットを揺らし、少しバルサファンは肝を冷やした瞬間であった。

4得点でもバルサファン的にはある程度十分だったが、ピッチの中の選手達は攻撃の手を止めずに追加点をどんどん奪っていく。

74分に、速攻からの攻撃はバレンシアに1度防がれるが、すぐさま守備をしたメッシがボールを奪い返し、PA内左から思い切って振った左足のシュートは、ライアンの手に当たりながらニアサイドを抜けてゴールに吸い込まれた。メッシはハットトリックを記録し、これでスコアは5対0に。

82分には、アドリアーノのクロスを走り込んでいたスアレスが角度がないながらも頭で合わしてゴールに沈めた。スアレスもメッシに続いてハットトリックを記録。これでスコアは6対0に。

87分には、ショートコーナーからアルダの斜めの縦パスを受けたスアレスが振り向きざまのダイレクトでシュート。それがポストに当たりながらもゴールに吸い込まれて、バルサが7点目を記録した。

終わってみれば7対0というバルセロナの大勝で試合は終了した。バレンシアは後半は10人で戦うなど厳しい状況ではあったが、11人で戦っていても4対0や5対0で終わっても不思議でないぐらいバルサが圧倒した試合だった。この1stレグでほとんど国王杯の決勝進出をバルサは決め、次の2ndレグをほぼ消化試合にすることに成功し、選手を休ませれる試合を過密日程の中1つ作れた。

 
 

1 Responses to “15/16国王杯準決勝 1st 2/3 バルセロナVSバレンシア 試合結果”

  1. 匿名 より:

    メッシとネイマールって割とPKはずしてませんか?おとなしくスアレスに蹴らせたほうが良さそうなんですけど

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