15/16リーガ第28節 3/6 エイバルVSバルセロナ 試合結果

試合結果

エイバル0VSバルセロナ4

得点者

7分ムニル(スアレス)

41分メッシ(ムニル)

75分メッシ

83分スアレス(セルジ・ロベルト)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKブラボ

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケツ、ラキティッチ、アルダ

FWメッシ(C)、スアレス、ムニル

リザーブメンバー

シュテーゲン、バルトラ、ベルマーレン、マテュー、ビダル、セルジ・ロベルト、イニエスタ

選手交代

79分ピケ→バルトラ、79分ブスケツ→ベルマーレン、79分アルダ→セルジ・ロベルト

欠場者

ネイマール(累積)、マシップとサンドロ(判断)、ラフィーニャとドウグラスとアドリアーノ(怪我)

 

エイバル  監督ホセ・ルイス・メンディリバル

4-4-2

GKリエスゴ

DFカパ、パンティッチ、ラミス、ジュンカ

MFエスカランテ、ダニ・ガルシア(C)、ラドシェヴィッチ、アドリアン

FWセルジ・エンリク、ボルハ・バストン

イルレタ、マウロ・ドス・サントス、アンソテギ、ルナ、サウール・ベルホン、乾貴士、ハイロヴィッチ

68分ボルハ・バストン→サウールベルホン、85分エスカランテ→ハイロヴィッチ、89分セルジ・エンリク→乾貴士

試合詳細

バルセロナのスタメンはネイマールの累積欠場の所にムニルを入れた以外はほぼ鉄板メンバーを起用した。唯一の変更点はイニエスタをベンチにし、前節にゴールを決めたアルダをスタメンで起用した。

前半、ほぼ試合をコントロールし、苦しい時間帯でも得点を奪って2点リード

エイバルは4-4-2の守備ブロックを作りながらも高い位置からプレスをかけて、バルサのパスをひっかけて速攻で得点を狙ってやるという姿勢で試合に入ってきた。

対するバルサはいつも通りしっかりパスを回しながら試合を進めようとし、エイバルのプレスがそこまで激しくないこともあり面白いようにパスが回った。バルサの高い位置でのプレスや囲い込みもしっかり機能し、バルサペースを感じ始めた矢先にバルサは先制する。

7分に、メッシのパスをスアレスが裏で受けてタッチライン際から相手GKとDFの間にアーリークロス。そこに逆サイドからムニルがしっかり詰めて、バルセロナが幸先よく試合立ち上がりに先制した。

エイバルのコンパクトな守備組織の裏を突く飛び出しをバルサは頻繁に行い、チャンスシーンを作っていく。

10分には、アルバのパスをスアレスが裏に抜け出し左足でシュートするが、このシュートは枠を捉えなかった。

12分にエイバル、クロスボールをCKで前に残っていたラミスが頭で合わせるが枠の上をこえていった。

その後もバルサのパス回しにエイバルのプレスはほぼボールを奪えず、バルサにとっては安心して見られる試合となっていた。

31分に、メッシの浮かしたスルーパスにムニルが抜け出し横のスアレスへパスをしようとするが、力んで強く蹴ってしまいパスはつながらなかった。

32分にエイバル、左サイドからのクロスをファーサイドでエスカランテがボレーで合わせるが、枠を捉えずバルサは助かった。

40分手前からは突如にエイバルがバルサゴールに何度も近づいた。バルサは押し込まれる試合展開になり、クリアミスやビルドアップでボールを奪われたりと苦しい時間が続いていたが、エイバルの1つのミスからメッシの個人技が炸裂して追加点を奪う。

41分に、エイバルのパスミスを拾ってムニルからメッシへパス。メッシはハーフライン付近からドリブルを開始し、最後は左に流れながら逆サイドのコースにシュートを蹴り込みバルサが貴重な追加点を決めた。これでスコアは2対0に。

前半は試合立ち上がりから終盤まではほぼバルサペースで試合は進み、チャンスは多くないがバルサは危なげなく試合を進めていた。エイバルのペースになりかけの時間にバルサが追加点を奪ったことも、エイバルには大ダメージを与えたに違いない。

 

後半、最後まで試合をコントロールして完全勝利

ハーフタイムに両チームとも交代枠を使わず、前半と同じメンバーで後半に挑んだ。後半に入っても前半の大半と同様にバルサが危なげなくパスを回しながら試合をコントロールする試合展開は変わらなかった。

試合としてはバルサの上手さが際立っていたが、本当にチャンスシーンはなかなか訪れなかった。何度も良い裏への飛び出しもあったがラストパスがずれたりして、シュートと言えば70分のメッシのFKぐらいがゴールの匂いを感じさせるものであった。2点リードという動くに動けないスコアのまま時間が過ぎていたが、やっとバルサに追加点が生まれる。

75分に、裏に抜け出したメッシがPA内にドリブルで侵入。メッシが切り返しを交えながら縦に抜け出してクロスを上げようとしたボールが、スライディングしたラミスの手に当たりバルサにPKが与えられる。そのPKをメッシが中央に軽く浮かして蹴りこむという新しいキックを見せ、3点目を奪ったバルサがこの試合の勝利を確実なものとした。

スコアに余裕が出てきたバルサは79分に、一気に3枚替えを行う。ピケとブスケツとアルダに代えて、バルトラとベルマーレンとセルジ・ロベルトを投入した。マスチェラーノが中盤のアンカーに上がった。

82分に、メッシのFKをスアレスがヘディングシュートするが、エイバルGKリエスゴの真正面に飛んでキャッチされた。最後まで得点を狙っていたスアレスに、この後すぐにゴールが生まれた。

83分に、ブラボのロングスローのクリアボールをセルジ・ロベルトがダイレクトでスアレスへパス。スアレスはPA内で相手DFの股を抜き、戻ってきたDFも体で弾き飛ばし、右足の低い弾道のシュートはサイドネットに突き刺さってバルサが4点目を奪う。

試合終盤には日本人の乾貴士が投入されて右サイドから何度か良いボールを送ったが、エイバルは一矢報いることが出来ずにそのままバルサの4対0のリードのスコアのまま試合終了の笛は鳴った。バルサはリーグ11連勝を飾り、公式戦無敗試合数を36に伸ばし、2位のアトレティコとの勝ち点差を縮めさせないことにも成功した。

 
 

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