15/16リーガ第29節 3/12 バルセロナVSヘタフェ 試合結果

試合結果

バルセロナ6VSヘタフェ0

得点者

8分オウンゴール

19分ムニル(メッシ)

31分ネイマール(メッシ)

40分メッシ(アルダ)

50分ネイマール(メッシ)

56分アルダ(ピケ)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKブラボ

DFビダル、ピケ、マテュー、アルバ

MFセルジ・ロベルト、アルダ、イニエスタ(C)

FWメッシ、ムニル、ネイマール

リザーブメンバー

シュテーゲン、バルトラ、ベルマーレン、アウベス、サンペル、ラキティッチ、スアレス

選手交代

60分マテュー→ベルマーレン、60分イニエスタ→サンペル、68分ピケ→バルトラ

欠場者

マスチェラーノ(累積)、ドウグラスとアドリアーノとラフィーニャとサンドロ(怪我)、マシップとブスケツ(判断)

 

ヘタフェ  監督フランシスコ・エスクリバ

4-4-2

GKグアイタ

DFエミ、ベラスケス、ベルジーニ、アルバロ・ペレイラ

MFヨダ、メドラン、ファン・ロドリゲス、ペドロ・レオン(C)

FWワンデルソン、シュチェポヴィッチ

メジェリ、メンサー、モイ・ゴメス、ビクトル・ロドリゲス、ボルハ・ガラン、ミゲル・アンヘル、ホセ・カリージョ

54分シュチェポヴィッチ→ビクトル・ロドリゲス、54分ペドロ・レオン→モイ・ゴメス、77分ワンデルソン→メンサー

試合詳細

バルセロナのスタメンは次のアーセナル戦に向けて、数選手をローテーションしたメンバーが起用された。アウベスに代えてビダル、ブスケツに代えてセルジ・ロベルト、ラキティッチに代えてアルダ、スアレスに代えてムニル、累積でマスチェラーノの所にマテューが起用された。久しぶりに怪我や累積ではない状況で、MSNの誰か(スアレス)をベンチに下げさせた試合ともなった。

前半、ヘタフェを圧倒して4得点で勝利を45分間で確定させた

ヘタフェは4-2-3-1ではなく、はっきりとした4-4-2の布陣でこのバルサ戦に挑んできた。3列の綺麗なラインの守備ブロックを作り、プレッシャーは強くないもののバルサに中央へのパスを通させないように中央を固めた守備を見せた。

対するバルサはいつも通りに試合に入っていたが、試合開始のワンデルソンの突破など少し試合を落ち着かせれなかったが、5分を過ぎる頃ぐらいからパスを回してしっかりヘタフェのDF陣を下げさせることに成功していた。その要因は右サイドに張っていたメッシにパスを通すことであり、メッシはこの試合自由に動きながらもいつも以上に相手の背後へのパスを積極的に狙っていた。そんなメッシの狙いもあってかそのプレーをキッカケにバルサが先制する。

8分に、中央からのメッシの裏へのパスにアルバが走り込み、折り返したボールがヘタフェのファン・ロドリゲスの足に当たってオウンゴールを誘った。バルサにとってはラッキーなゴールだったが幸先よく先制点を奪うことに成功した。

先制して一気に勝負を決めようとしたのか、立て続けにバルサに追加点のチャンスが訪れる。

9分に、またもアルバが裏に抜け出して折り返す。そのボールを受けたネイマールが抜きにかかった所を、ベラスケスがPA内で体で止めてしまいバルサにPKが与えられる。そのPKをメッシが蹴るが、いつも通りの右に蹴るキックをヘタフェGKグアイタに読まれ、セーブされてゴールを奪えなかった。

追加点のチャンスを決めきれなかったバルサだったが、パスを回してしっかりとハーフコートマッチで試合を進め試合の主導権を渡さなかった。そして、次のチャンスでしっかりと追加点を決めることに成功する。

19分に、ショートコーナーからメッシがイニエスタとのワンツーで裏に抜け出し、浮き球のパスをシュートしようとするがミートせず横に飛んだボールを、ムニルが頭で押し込んでバルサが追加点を奪った。これでスコアは2対0に。今のムニルはゴールという神様に愛されている( `ー´)ノ

2点を奪って次の3点目がほぼ勝敗を決めそうな印象を受ける試合内容に、バルサは少しの時間で勝利というミッションを達成させた。

30分に、ビダルのパスをPA内のファーサイドでイニエスタが受けて折り返す。そのボールにピケが触るも、グアイタに当たりながらボールはクロスバーを叩きゴールならず。

そして31分に、セルジ・ロベルトがドリブルで相手の注意を引き付けて横のメッシへパス。中央の位置からメッシが裏を狙っているネイマールへスルーパス。ネイマールは狙いすましてファーサイドに右足のインサイドで蹴り込んでバルサが勝負を決める3点目を奪った。

3点を奪ってバルサの選手達に余裕が生まれ、そこからはトリッキーなプレーを何度も見せながらも試合を支配した。そして、パスで魅せていたバルサのエースのメッシが個人技で得点を奪う。

40分に、アルダの横パスを中央で受けたメッシが寄せてくるDFを足裏のトラップと体を反転させて抜き、放ったミドルシュートは綺麗に右の隅に決まった。これでスコアは4対0に。

前半はバルサのほぼ一方的な試合展開となり、チャンスもしっかり決めるという効率性も見せて、しっかりと4得点を奪って前半だけで勝利をほぼ確実なものにさせた。

 

後半、最後は流しながらも無失点での大勝

ハーフタイムに両チームとも交代枠を使わず、前半と同じメンバーで挑んだ。後半立ち上がりこそヘタフェの一矢報いようとする攻撃にゴール前で守備をする機会があったが、数分で押し返して前半同様にバルサが圧倒する試合となっていく。

48分に、イニエスタのパスからメッシがゴール前でボールを貰い、シュートにいけないと判断してアルダに折り返すが、アルダがミートしきれずにボールはゴールの方向に飛ばなかった。

50分に、メッシのパスを中央で受けたネイマールがワントラップでヘタフェDFラインを抜け出し、最後は落ち着いてゴール隅にボールを蹴り込みバルサが5点目を奪った。

56分には、ネイマールのCKのボールがファーサイドのアルダに流れてきて、利き足ではない左足のオーバーヘッドキックがヘタフェのゴールネットを揺らした。これでスコアは6対0に。

余裕があるバルサは60分に交代枠を使う。マテューに代えてベルマーレンを投入し、イニエスタに代えてサンペルを投入した。この交代からアーセナル戦は累積で欠場するピケの所にマテューが起用されることは間違いなさそうだ。サンペルはアンカーに入り、セルジ・ロベルトが左CHのポジションに入った。この交代でメンバーが抜けたせいか、多少気を抜いたせいかここからバルサはヘタフェの逆襲を受ける。

64分にヘタフェ、ワンデルソンがドリブルで持ち込みゴール中央からシュートを放つが、力んでしまいゴールの上にシュートを外した。67分にも、ワンデルソンのドリブルから横パスを受けてモイ・ゴメスがシュートするがブラボがセーブした。69分にも、ワンデルソンのパスを受けたモイ・ゴメスが裏に抜け出しシュートするが、角度がなくぎりぎり枠を捉えなかった。

この後は6点を奪ってある程度満足したバルサ選手達は攻勢を弱めて、試合終盤にまた少し追加点を狙って攻勢を強めた感じとなった。

82分に、メッシのパスで裏に抜け出したネイマールがグアイタと1対1になりシュートするが、グアイタが足に当ててセーブした。ネイマールは試合終盤にハットトリックを意識してか、いつもよりシュートの意識が高めに感じられた。

最後にバルサに追加点は生まれず、6対0のスコアのまま試合は終了した。前半で勝利を決めて主力選手を途中交代で休ませて、尚且つローテーションしながらも試合内容も良くしっかり勝利出来たほぼ完璧な試合となった。これでリーガでは11連勝、無敗連続試合記録を37に伸ばした。

 
 

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