15/16リーガ第35節 4/23 バルセロナVSスポルティング・ヒホン 試合結果
■ 目次
試合結果
バルセロナ6VSスポルティング・ヒホン0
得点者
12分メッシ
63分スアレス(イニエスタ)
74分スアレス
77分スアレス
85分ネイマール
87分スアレス(メッシ)
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン 4-1-2-3
GKブラボ
DFセルジ・ロベルト、ピケ、マスチェラーノ、アルバ
MFブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ(C)
FWメッシ、スアレス、ネイマール
リザーブメンバー
シュテーゲン、バルトラ、アウベス、アドリアーノ、ラフィーニャ、アルダ、ムニル
選手交代
46分セルジ・ロベルト→アウベス、65分ピケ→バルトラ、75分ラキティッチ→アルダ
欠場者
マシップとビダル(判断)、マテューとベルマーレンとサンドロ(怪我)
スポルティング・ヒホン 監督アベラルド
4-2-3-1
GKクエージャル
DFヴラニェシュ、ルイス・エルナンデス、リチノフスキー(C)、イスマ・ロペス
MFマスカレル、ラシッド、パブロ・ペレス、ハリロビッチ、アレックス・メネンデス
FWゲレーロ
デニス、ロラ、カネージャ、セルヒオ・アルバレス、カルモナ、カルロス・カストロ、サナブリア
62分パブロ・ペレス→サナブリア、69分イスマ・ロペス→カネージャ
試合詳細
バルセロナのスタメンは予想通りのメンバーで、右SBアウベスの所にセルジ・ロベルトを起用したほぼベストメンバーで挑んだ。
前半、ヒホンに守られ先制点以外良い所なしの45分間
試合立ち上がりのヒホンは、バルサ陣地では前からプレスをかけてきた。片方のサイドに極端に寄り、コンパクトなプレスでボールを奪おうとする守備を見せてきた。そんな中まずバルサがチャンスを掴む。
3分に、中央でワンツーで仕掛けてブスケツが右のセルジ・ロベルトへ展開。セルジ・ロベルトのクロスをメッシが頭で合わせるも、ボールは枠に飛ばなかった。
5分を過ぎる頃にはヒホンはある程度下がって守備をすることに切り替え、最終ラインを高く4-4-2の形でバルサの攻撃をスピードに乗せないようにコンパクトに守ってきた。
10分にヒホン、ゲレーロがドリブルで抜け出しアレックス・メネンデスに折り返すが、シュートはブラボがセーブした。
試合立ち上がりは良い印象も受けたバルサだったが、時間が過ぎると共に攻撃の形が出来ずに少し嫌な雰囲気が流れていた。しかし、そんなバルサに先制点が入る。
12分に、イニエスタの浮かしたパスをスアレスとヒホンGKクエージャルが競り合ってこぼれたボールを、メッシが頭で押し込んでバルサが先制。
先制点を奪われてもヒホンは戦い方を変えず、しっかりブロックを作って守る形を変えない。そんなヒホンの守備を崩したいバルサだったが、良い攻撃の形は少なくチャンスは度々訪れる程度だった。
16分に、セルジ・ロベルトのパスをスアレスが頭で落とし、メッシが中央のエリアに走り込んでボールを受けてトラップしてシュートするが、クエージャルが足でセーブする。26分には、左からのクロスが流れて大外のセルジ・ロベルトが、左足でゴールを狙うがシュートは枠内に飛ばなかった。
そこから両チームともゴール前に侵入する回数はとても少なく、ゴールに良い形でシュートが飛ばない時間が続いた。前半ラスト5分になると試合は動き出した。
40分に、メッシのスルーパスからネイマールがPA内でボールを受け、ドリブルで右に流れて折り返したボールをスアレスがシュートするが、ヒホンDF陣にシュートブロックされる。42分には、メッシのスルーパスでネイマールが抜け出してシュートまでいけそうだったが、ボールタッチが上手くいかず最後はヒホンDFにクリアされる。
44分にヒホン、イスマ・ロペスの左からのクロスがバルサDFとブラボの間に飛び、シュートされるがバルサゴールに飛んだボールをマスチェラーノがクリアし、そのこぼれ球をハリロビッチが押し込もうとするが、今度はピケがゴール前に戻ってクリアしてゴールを守った。
前半はバルサは1点先制したが良い時間帯はほとんどなく、このままいけば何か悪いことが起きる気がする45分間の戦いだった。バルサは後半でギアを上げないとダメなのは明らかな前半の出来だった。
後半、不思議なゴールラッシュで大勝して首位をキープ
後半頭からバルサは交代を見せる。足に違和感を覚えた右SBのセルジ・ロベルトに代えてアウベスが投入された。ヒホンには交代は見られなかった。後半立ち上がりからバルサの試合内容が大きく改善されたり、バルサが大きくギアを上げた感じもしなかったが、バルサに多くのチャンスが生まれる。
53分に、アルバが高い位置でパスカットしてネイマールへ。ネイマールの折り返しはファーのスアレスに流れていき、スアレスは浮かしたシュートで狙うが枠を捉えなかった。55分には、メッシがドリブルで持ち込みゴール前からシュートするがわずかに枠を外してしまう。58分には、メッシのスルーパスでネイマールが完全に抜け出してクエージャルと1対1になるが、パスかシュートか悩んで放ったシュートはクエージャルに当たってしまう。
ヒホンがサナブリアを投入して攻撃で反撃しようとした矢先に、後半は中央気味のメッシを起点にチャンスを作っていたバルサが待望の追加点を奪う。
63分に、速攻気味でメッシがボールを運び左のイニエスタにパス。イニエスタはスピードを殺さずトラップして折り返し、そのボールをスアレスが押し込んでバルサが追加点を奪う。これでスコアは2対0に。
その2点目から何も起きない時間が少し経ち、ここからバルサの少し奇妙なゴールラッシュが始まる。
73分に、アウベスのクロスがカネージャの手に当たりバルサにPKが与えられる。このPKを得点王を意識してスアレスが蹴り、しっかりクエージャルの逆に決めてバルサがこの試合の勝敗を完全に決める3点目を奪った。
76分には、サナブリアがPA内でネイマールに激しくコンタクトしたことでバルサにまたもPKが与えられる。このPKをまたスアレスが蹴り、今度は中央に蹴り込んでバルサが4点目を奪うと共にスアレスはハットトリックを記録。
84分には、アウベスのクロスにネイマールがヘディングする所を掴んだ判定でバルサにこの試合3度目のPKが与えられる。反則をしたヴラニェシュは2枚目のイエローで退場になった。このPKを今度は反則を受けたネイマールが蹴り、クエージャルの足に当たりながらもゴール中央に決めた。これで2試合連続MSN揃い踏みのゴールとなり、スコアは5対0に。
87分には、メッシから左のスアレスへパスが渡り、スアレスはダイレクトでシュート。ニアサイドのポストに当てながらボールはゴールに吸い込まれた。これでスコアは6対0に。
そのまま後半終盤のゴールラッシュもあり、6対0の大勝のスコアで試合終了の笛が鳴った。バルサにPKが3回与えらたり、この試合内容で6得点は出来すぎな感じを受ける不思議な試合であったが、バルサはしっかり勝利して首位の座を守った。リーグ戦は残り3試合となり、バルサのリーガ優勝への残り試合がまた1つ減った。
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