15/16リーガ第36節 4/30 ベティスVSバルセロナ 試合結果

試合結果

ベティス0VSバルセロナ2

得点者

49分ラキティッチ(メッシ)

79分スアレス(メッシ)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKブラボ

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ(C)

FWメッシ、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

シュテーゲン、バルトラ、ビダル、セルジ・ロベルト、ラフィーニャ、アルダ、ムニル

選手交代

73分アウベス→セルジ・ロベルト、86分ラキティッチ→アルダ、88分ブラボ→シュテーゲン

欠場者

マシップとアドリアーノとドウグラス(判断)、マテューとベルマーレンとサンドロ(怪我)

 

ベティス  監督フアン・メリノ

4-4-2

GKアダン

DFブルーノ・ゴンザレス、ペッツェッラ、ヴェスターマン、モントーヤ

MFセフード、エンディアイェ、ペトロス、ダニ・セバージョス

FWホアキン(C)、ルベン・カストロ

ダニ・ヒメーネス、フラン・バレーラ、カディル、ミュゾンタ、シャビ・トーレス、ポルティージョ、ファン・ヴォルフスヴィンケル

54分ホアキン→ミュゾンダ、68分ダニ・セバージョス→ポルティージョ、78分ルベン・カストロ→ファン・ヴォルフスヴィンケル

試合詳細

バルセロナのスタメンは鉄板メンバーの11人が送られた。負けられないではなく勝たなければいけない1戦に、ルイス・エンリケはこれまで何度も勝利に導いてきた最も自信のある11人で挑むという形で間違いなかった。

前半、攻撃するも決定的なシーンは作れなかった

試合はベティスがハーフライン付近で4-4-2の守備ブロックを作って、バルサがボールを保持するという試合展開で進んでいく。試合序盤はバルサ側も慎重になったのか、ベティスの守備ブロックの周りでパス回しをした。この試合初めてのチャンスはベティスに訪れた。

5分にベティス、ハーフライン付近でラキティッチがボールを奪われて3対2のベティス有利の状況に。最後はルベン・カストロがミドルレンジからシュートを放つが、ピケがシュートブロックで守った。そのCKからブルーノ・ゴンザレスのヘディングシュートを喰らうが、ブラボが弾きだした。

その後もバルサはベティスの守備ブロックの周りでパス回しをし、なかなか縦パスやスルーパスを送れなかった。そんな中でバルサに初めてシュートチャンスが訪れた。

18分に、ネイマールが裏へのランニングで左サイドの深い所でボールを受けドリブルで仕掛け、折り返した所をイニエスタがミドルシュートを放つが枠を捉えなかった。

このネイマールの裏へのランニングがきっかけになったのか、バルサは20分過ぎから裏へのランニングとサイドチェンジを多く取り入れた戦い方に変更した。これでバルサはサイドからチャンスを作ろうとした。

26分に、アウベスのクロスにネイマールが頭で合わせるがこれも枠を捉えなかった。28分には、アルバの折り返しをネイマールが強烈なシュートを放つが、ベティスGKアダンがキャッチして防いだ。

そのまま決定機やチャンスにはならないまま時間が過ぎていき、バルサには焦りが出てもおかしくない時間帯にベティスに大問題が起きる。

35分に、ヴェスターマンがラキティッチへのタックルで2枚目のイエローカードを受けて退場。これでベティスは10人になり4-4-1に、バルサは数的有利の状況でこの後の55分間を戦うことになった。

ベティスの前線が1枚になったことでバルサは縦パスを通しやすい状況になり、サイドチェンジも交えてよりベティスゴールに近いエリアでプレーすることになった。ベティスの速攻の脅威も少なくなり、バルサはハーフコートマッチ気味で試合を進めた。

しかし良い形まではいけどもシュートチャンスまでは持っていけず、0対0のスコアレスドローのまま前半は終了した。後半はベティスが10人ということもあってさらなる攻勢に出るのか、それともこのままの感じでいくのかが注目ポイントにはなりそうだった。

 

後半、メッシのスルーパスから2得点で勝負を決める

後半に向けて両チームとも交代枠を使わず、前半と同様のメンバーで後半に挑んだ。試合は前半ラスト10分同様にバルサが押し込むハーフコートマッチ気味で試合は進んでいく。バルサは前半と同じ感じで挑んだように見えたがバルサはチャンスを作る。

47分に、ネイマールのスルーパスからスアレスが裏に抜け出してシュートするがシュートは枠を捉えなかった。

この惜しいシュートチャンスに頭を抱えた矢先にバルサは突如に先制する。

49分に、メッシの浮かしたスルーパスにベティスのバックラインとアダンが被ってボールは流れてラキティッチへ。ラキティッチは無人のゴールにボールを流し込み、バルサが喉から手が出るほど欲していた先制点を奪った。

この先制点でバルサは攻撃の手を少し緩めた。無理に攻めず隙あらば攻撃する形で攻め、ボールを支配して試合を落ち着かせて進めることを選択した。ブスケツは最終ラインにほぼずっと吸収されながら3バックの形で最終ラインはパスを回し、ベティスの速攻に備えた布陣でパスを回しながらチャンスを作っていった。

56分に、スアレスが裏に抜けてからクロス。そのこぼれ球をメッシがシュートするがベティスDF陣のシュートブロックにあう。73分には、ゴール前でメッシの横パスを受けてスアレスがシュートするが、アダンの体に当ててバルサは追加点ならず。

さすがにボールを支配してリードしていても1点差であり、あまり生きた心地がしないまま時間が過ぎていたがバルサは勝負を決める追加点を奪う。

79分に、メッシのスルーパスからスアレスが抜け出してシュート。シュートはアダンの横をすり抜けてベティスゴールに吸い込まれ、バルサがこの試合2点目となる追加点を奪った。

これでほぼ試合は決まり、その後もバルサがパスを回し続けて試合は終了を迎えた。2対0でバルサは勝利して首位をキープした。リーガは残り2試合となりまた1つバルサは優勝に向けて試合数を減らした。

 
 

コメントを残す

このページの先頭へ