15/16リーガ第38節 5/14 グラナダVSバルセロナ 試合結果

試合結果

グラナダ0VSバルセロナ3

得点者

21分スアレス(アルバ)

37分スアレス(アウベス)

86分スアレス(ネイマール)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKシュテーゲン

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ(C)

FWメッシ、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

マシップ、マテュー、ビダル、セルジ・ロベルト、ラフィーニャ、アルダ、ムニル

選手交代

74分マスチェラーノ→マテュー、79分ラキティッチ→アルダ、87分ブスケツ→セルジ・ロベルト

欠場者

バルトラとドウグラスとアドリアーノ(判断)、ブラボとベルマーレンとサンドロ(怪我)

 

グラナダ  監督ホセ・ゴンサレス

4-5-1

GKアンドレス・フェルナンデス

DFロンバン、ババン、リカルド・コスタ、ミゲル・ロペス

MFロチーナ、フラン・リコ(C)、ルベン・ペレス、ドゥクレ、ペニャランダ

FWエル・アラビ

ヘスース・フェルナンデス、ビラーギ、ドリア、ハビ・マルケス、クルラン、バラル、クエンカ

46分ロチーナ→クエンカ、77分エル・アラビ→バラル、80分リカルド・コスタ→ドリア

試合詳細

リーガ最終節で優勝のかかったこの大事な一戦にルイス・エンリケ監督は、最も信頼のおける鉄板メンバーをスタメンで送り出した。ブラボが負傷しているのでそこにシュテーゲンが入っているものの、バルサファンなら誰もが予想できるメンバーとなっている。

前半、スアレスの2発で優勝に向けて前進

試合開始と共にグラナダは自陣に引いて4-5-1の形でチーム全員で守備をしてきた。もう少し前からボールを取りに来ると予想していたが、勝ち点1でも奪いたいというような勝負を意識した戦いを実践してきた。

対するバルサは後方でパスを回しながら攻撃の機会を伺い、人数をかけて守ってきたグラナダ相手にシュートチャンスまで何度か持っていく。

6分に、左からのラキティッチのCKをマスチェラーノがニアでそらしてピケがヘディングシュートするが、グラナダGKアンドレス・フェルナンデスがゴールライン上で弾き出してゴールならず。10分には、ゴール中央からメッシが右足でシュートするがこれもアンドレス・フェルナンデスが弾いた。12分には、メッシのパスからネイマールが裏に抜け出すが戻ってきたDFにクリアされた。そのCKをピケがヘディングシュートするもアンドレス・フェルナンデスの正面に飛んでキャッチされた。

1番の決定機だったピケのヘディングが決まらない所から他会場のレアルが勝利していることもあり嫌な感じがしていたが、そんな嫌な流れを吹き飛ばすようにバルサが先制点を奪う。

21分に、アルバがネイマールとのワンツーで左サイドを抜け出して中央に折り返す。そこにスアレスが走り込んでしっかりゴールに蹴り込み、バルサが優勝に向けて大きな先制点となる1得点を奪った。

失点したことでグラナダはチームのラインを10m~15mほど高く設定し、前線のエル・アラビはハーフライン付近から守備をするようになった。

対するバルサも1点奪ったことでそこまで攻撃せずにセーフティにプレーするようになる。ブスケツは最終ラインに吸収されてアルバも低めのポジションでプレーし、ボールを取りに来ないグラナダ相手に後方でパスを回してグラナダを焦らしながら時間を使う戦いに変更した。

ここからは「このまま!このまま!」という心理で0対0の時より見ている被チには心臓に悪い感じがしたが、そんな時間もシーズン終盤に大爆発しているバルサのストライカーが追加点という形で断ち切ってくれる。

37分に、マスチェラーノの斜めのロングパスに走り込んだアウベスがタッチラインギリギリで折り返し、ニアサイドに走り込んだスアレスがアンドレス・フェルナンデスの前で頭で触りバルサが追加点を奪う。これでスコアは2対0に。

39分には、CKの守備からのカウンターでネイマールがドリブルで持ち込んで左からカットインしてシュートを放つが枠を捉えなかった。

このまま2対0で前半は終了し、グラナダの守備的な戦い方には驚かされてこれを打開できるのかは少し見ていて心配になったが、バルサの選手達はきっちり仕事をしてリードを奪ってくれた。2点差で少しバルサ的には余裕が生まれる後半にはなるが、気を引き締めて試合を進めて追加点を奪ってそこで完全に試合の勝敗を決めたい所だ。

 

後半、最後もスアレス弾でバルセロナのリーガ優勝決まる( ̄▽ ̄)

ハーフタイムにグラナダはロチーナに代えてクエンカを投入してきた。後半からグラナダは4-4-2にシステム変更し少し攻撃的になった。バルサは前半と同じメンバーで挑んだ。

後半も前半同様にバルサがボールを支配して危なげなく進んでいった。

54分に、メッシがFKから強烈なシュートを放つがアンドレス・フェルナンデスが弾いてセーブした。

55分ぐらいからグラナダは前線からプレスをかけ始め、攻撃的になったことで試合は少しオープンな展開でバルサには少し嫌な試合展開になった。

57分にグラナダ、速い展開からフラン・リコがシュテーゲンと1対1になりシュートするが、シュテーゲンが横っ飛びで反応して失点を許さなかった。

60分に、スアレスが右サイドを抜け出してアーリークロスを上げてネイマールが左足で合わせるが、アンドレス・フェルナンデスが反応して防いだ。

バルサは55分過ぎからグラナダの攻撃を受ける回数も多くなり、ゴール前に何度か迫られたが最後の所で守ってピンチまではさせなかった。74分にはマスチェラーノが負傷してマテューと交代するというアクシデントもありながら、時間は刻一刻と過ぎていきやっと優勝を意識できそうな試合終盤に、バルサは追加点を奪って完全に試合を決めた。

86分に、メッシのスルーパスでネイマールが裏に抜け出し、ネイマールは横にパスを出して走り込んだスアレスがゴールに押し込んでこの試合の勝利とリーガ優勝をほぼ決める3点目をバルサは奪った。スアレスのハットトリックで3対0に。

このままアディショナルタイム3分も過ぎて試合終了の笛が鳴り、バルサは2年連続の24回目となるリーグ優勝を決めた。2位との勝ち点差は1といえども最も勝ち点を多く積み重ねたバルサがリーグ優勝を決め、最もリーガの中でシーズンを通して安定して強いという称号を得た瞬間でもあった。

 
 

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