15/16リーガ第16節(延期開催) 2/17 S・ヒホンVSバルセロナ 試合結果

試合結果

スポルティング・ヒホン1VSバルセロナ3

得点者

24分メッシ(スアレス)

26分カルロス・カストロ(ス)

30分メッシ(スアレス)

67分スアレス(ビダル)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKブラボ

DFビダル、ピケ、マテュー、アドリアーノ

MFブスケツ、ラキティッチ、アルダ

FWメッシ、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

シュテーゲン、マスチェラーノ、バルトラ、ベルマーレン、アウベス、イニエスタ、ムニル

選手交代

80分ブスケツ→マスチェラーノ、80分ピケ→バルトラ

欠場者

マシップとドウグラスとアルバとセルジ・ロベルトとサンドロ(判断)、ラフィーニャ(怪我)

 

スポルティング・ヒホン  監督アベラルド

4-4-2

GKクエージャル

DFロラ、リチノフスキー、メレ、カネージャ

MFパブロ・ペレス、カセス、マスカレル、メネンデス

FWハリロビッチ、カルロス・カストロ

アルベルト・ガルシア、ヴラニェシュ、アレックス・バレーラ、イマス・ロペス、ジョニー、ラシッド、ゲレーロ

68分パブロ・ロペス→イマス・ロペス、68分カルロス・カストロ→ジョニー、73分メネンデス→アレックス・バレーラ

試合詳細

バルセロナのスタメンはローテーションしたスタメンを送り出した。それは最終ラインに顕著に見られ、主力ではピケだけスタメンで起用され他はビダル、マテュー、アドリアーノで構成された。中盤ではイニエスタに代わってアルダがスタメンで起用された。MSNは相変わらず3人揃って名を連ねた。

前半、中盤にスコアは激しく動きバルサが1点リードで終える

ヒホンは試合立ち上がりにバルサ陣地内に積極的にプレスと圧力をかけてきた。試合立ち上がりがそこまで良くないバルサから、ハイプレスで出来れば1チャンス作ってしまおうと言う狙いもあったのだろう。

対するバルセロナはそのヒホンのハイプレスに対してとても落ち着いて対処してパスを回した。1分が過ぎる頃には自陣から脱出したバルサは、そこから相手陣地でハーフコートマッチの試合にすることに成功した。ヒホンが予想以上にボールを奪いに来ずに、守備ブロックを作って守る守備を実践したのには少し驚かされる部分ではあった。

3分に、アドリアーノの折り返しをラキティッチがダイレクトでミドルシュートするが枠を捉えなかった。

9分にヒホン、ハリロビッチが中央を突破して左のメネンデスへパス。メネンデスはシュートするが僅かに枠を外れた。

20分には、ネイマールのスルーパスを最終ラインの裏で受けたスアレスがダイレクトでシュートするも、ヒホンGKクエージャルが飛び出してファインセーブでゴールを守った。

ここまでボールを支配してハーフコートマッチの試合にして、危なげない試合をしていたバルサがついに先制に成功する。

24分に、メッシがゴール少し右付近でボールを受けて、キックフェイントで中にカットインしてからミドルシュート。シュートは左のサイドネットに吸い込まれるようにゴールネットを揺らした。このゴールでメッシはリーガ通算300点目という節目のゴールを記録した。

この先制点で少し肩の荷が下りたバルサと、この失点で攻めなければというヒホンの状況になるが、その構図のせいかすぐにヒホンに同点ゴールが生まれた。

26分にヒホン、カウンターから左に展開してバルサのGKとDF陣の間にアーリークロス。そのボールにファーサイドでカルロス・カストロが滑りながら押し込んで、ヒホンが失点してから2分後に追いついた。これでスコアは1対1の同点に。

この同点ゴールもあってかヒホンはこれまでのゲームプランの、自陣で守備ブロックを作る戦いを続行した。しかし、今日のこの試合ならほぼバルサにピンチが訪れずに、チャンスしか生まれない状況だけにバルサには嬉しい試合展開だった。その同点に追いつかれたすぐさまバルサも勝ち越しのゴールを奪う。

30分に、メッシとスアレスの2人のパス交換のワンツーの連続から、スアレスが折り返したボールをメッシが左足アウトのキックで強引にゴールの上に蹴りこんだ。これでスコアは2対1に。

その失点後も攻めるバルサと守るヒホンの試合の構図は変わらず、バルサがチャンスを作って追加点のチャンスを数回掴んだ。

32分に、高い位置でアルダがボールを奪い返してスアレスの折り返しをメッシがゴール正面からシュートするがクエージャルがセーブ。そのこぼれ球をネイマールがコースを狙いすましてシュートするも、ポストに嫌われてゴールにならなかった。どうやらこちらも今シーズン30回目という節目のポストへのシュートだったようだ。36分にも、カウンターからネイマールが裏に抜け出して、PA内で切り返しのドリブルから左足でシュートするが枠内に入らなかった。

前半は2対1のバルサリードで終了し、試合展開もバルサには理想的に近い前半となった。ヒホンは前半の戦い方を継続したなら恐らく負けが確定的で、いつプレスを仕掛けてくるかが後半に向けての注目ポイントになりそうだった。

 

後半、後半も試合展開は変わらず追加点を奪って終戦

ハーフタイムに両チームとも交代を行わずに、後半も前半と同じメンバーで挑んだ。後半に入ってヒホンのプレスの位置は少し高くなっていた。しかし、最終ラインがついてこずに単発のプレスではバルサからボールを奪える機会はほとんどなかった。後半はバルサのボールを保持する位置が10mぐらい下がっただけで、特に前半と変わらずに試合は進んだ。

54分にヒホン、マスカレルが強烈なミドルシュートを放つが、ブラボの真正面でブラボがきっちりセーブした。

55分に、メッシのループパスでスアレスが裏に抜けてループシュート。ヒホンDFにクリアされたボールをアルダが頭ではね返してネイマールがオーバーヘッドキックで狙うが、シュートはゴールはるか上に飛んでいった。

まだ1点のリードと言うことで追加点が欲しいバルサに、決定機となるPKが与えられる。

60分に、ロングパスで裏に抜け出したネイマールをクエージャルが倒した判定でバルサにPKが与えられた。このPKは得点王か悪いイメージを引きずってかメッシとネイマールは蹴らずにスアレスが蹴るが、このPKをクエージャルに止められてゴールならず。今シーズンのバルサのPKは本当になかなか決まらないな~という印象<(`^´)>

それでもPKを決めれなかったスアレスが、個人技で追加点を奪って試合の勝敗を決定づけた。

67分に、スアレスが動き出してPA内右でボールを受けて上手く前を向く。中にドリブルして左足で振り抜いたシュートはポストに当たりながらゴールに吸い込まれた。これで3対1のバルサリードに。

その後はネイマールの強烈なミドルシュート、ブスケツが累積警告を次の試合で消化するイエローを貰いながら、最後までバルサがパスを回して試合をコントロールして試合終了の笛が鳴った。

最後までアベラルド監督は自分達の持ち味のハイプレスを封印し、守る姿勢で試合は進みバルサには楽に試合を勝利で終えることが出来た。これでアトレティコには勝ち点差6、レアルには7差となり、直接対決のアドバンテージもありバルサにはリーガで2敗までは出来る余裕が生まれた。

 
 

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