15/16リーガ第25節 2/20 ラス・パルマスVSバルセロナ 試合結果
■ 目次
試合結果
ラス・パルマス1VSバルセロナ2
得点者
6分スアレス(アルバ)
10分ウィリアン・ジョゼ(ラ)
38分ネイマール
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン 4-1-2-3
GKブラボ
DFアウベス、マスチェラーノ、マテュー、アルバ
MFセルジ・ロベルト、アルダ、イニエスタ(C)
FWメッシー、スアレス、ネイマール
リザーブメンバー
シュテーゲン、バルトラ、ベルマーレン、ビダル、ラキティッチ、ムニル、サンドロ
選手交代
46分アルダ→ラキティッチ、69分セルジ・ロベルト→ベルマーレン
欠場者
ブスケツ(累積)、マシップとピケとドウグラスとアドリアーノ(判断)、ラフィーニャ(怪我)
ラス・パルマス 監督キケ・セティエン
4-1-4-1
GKハビ・バラス
DFダビド・ガルシア(C)、アイタミ、ビガス、ガリード
MFロケ・メサ、エル・ザール、タナ、ジョナタン・ビエラ、モモ
FWウィリアン・ジョゼ
リソアイン、レモス、アンヘル・ロペス、ニリ、ナウセ、バレロン、アラウホ
66分ジョナタン・ビエラ→レモス、75分エル・ザール→アラウホ、86分ダビド・ガルシア→ニリ
試合詳細
スタメンは前のヒホン戦にお休みを貰ったメンバーがスタメンで起用され、大体予想通りのスタメンで構成された。ブスケツ欠場もありアンカーにはやはりセルジ・ロベルトが起用された。
前半、動きが鈍いがMSNの力で1点勝ち越す
試合が開始され初めの1分こそバルサがボールをキープしたものの、そこからはラス・パルマスにもボールを長めに支配されて、バルサには思ってもいなかった苦しい試合で始まった。
4分にラス・パルマス、ポストプレーからミドルシュートを放たれるがバルサDF陣がブロックで防いだ。
バルサがボールをキープしてやっと試合が落ち着いたと感じた矢先に先制ゴールを奪った。
6分に、アルバが相手の背後を取りそこにイニエスタのスルーパスが通る。ゴール前に走っているスアレスへパスを通し、スアレスがしっかりゴールに押し込んでバルサが先制。
これでバルサペースに切り替わると思われたが、その後はセカンドボールを拾われ続けてラス・パルマスの攻撃を何度も喰らうバルサの姿がそこにはあった。そして先制点間もない時間にラス・パルマスに同点に追いつかれてしまう。
10分にラス・パルマス、右サイドからのパスを中央でジョナタン・ビエラが、トリッキーなパスでバルサの最終ラインの裏へパス。オフサイドを取れなかったバルサは裏を取られ、最後はウィリアン・ジョゼに決められて1対1の同点に。
その後もラス・パルマスの攻撃をバルサは受けながらも、バルサはゴール前で体を張って何とか守りながら試合は進んでいった。ラス・パルマスはボールキープにも結構長けており、自分はラス・パルマスの力をここで完全に見誤ったと気付いた。
15分にラスパルマス、バルサのCKからカウンター。ジョナタン・ビエラがロングパスを通してモモがシュートを放つが枠を外れた。
17分に、アルダの右からの折り返しをイニエスタがダイレクトでシュートするが、ラス・パルマスGKハビ・バラスにパンチングで防がれる。27分には、メッシのFKからスアレスがヘディングで合わせるが、枠を外してしまいゴールならず。
この30分手前から少しずつバルサがボールの支配力を高め、少し試合を落ち着かせながら進めることに成功した。MSNにも高い位置でパスを少しずつ供給でき、何とか勝ち越そうとするバルサにMSNの力で勝ち越しゴールを奪う。
38分に、右サイドでスアレスが粘って粘って切り返して突破。中へ折り返したボールに反応したメッシのシュートは弾かれるが、そのこぼれ球をネイマールが押し込んでバルサが勝ち越し点を奪う。これでスコアは2対1に。
45分にラス・パルマス、ロケ・メサがボールを運んでミドルシュートを放つが枠を捉えなかった。
前半は全体的に動きの鈍いバルサだったがMSNの決定力と個人の力もあり、バルサの1点リードで終えた。バルサからしたら試合内容は良くないがリードで終えれたことが、ポジティブに見れば今のバルサの強さにも見える部分ではあった。
後半、最後は何とかタイムリミットの90分が訪れて逃げ切り勝利
後半頭からイエローを貰って運動量が少ないアルダに代わってラキティッチが投入された。ラス・パルマスは交代なし。
48分に、ネイマールのパスから裏に抜け出たアウベスがへディングで中央に折り返し、スアレスがゴール正面から決めるだけに見えたが、ハビ・バラスがファインセーブで防いだ。
後半序盤は試合をまだコントロールできなかったが、50分付近からバルサがボールをキープして徐々に試合を落ち着かせた。しかしバルサにチャンスらしいチャンスは訪れずに、ラス・パルマスの攻撃が単発的に訪れた。
60分にラスパルマス、アウベスのクリアミスを拾われジョナタン・ビエラがシュートするもブラボがセーブで防いだ。
バルサは69分にセルジ・ロベルトを下げてベルマーレンを投入。マスチェラーノが中盤のアンカーに上がり、バルサには珍しい左利きの2人(マテュー、ベルマーレン)がCBでコンビを組んだ。
この交代以前の65分ぐらいからはバルサは時間よ過ぎてくれモードに入っていたが、いかんせん1点だけのリードということもあり、試合終盤はラス・パルマスのシュートを受ける危なっかしい試合展開となった。
77分にラス・パルマス、アラウホがミドルシュートを放つが枠を捉えなかった。83分にも、ゴール正面からアラウホがシュートするが、これもわずかに枠を捉えきれなかった。89分には、ふんわりと浮かした裏へのパスに反応したアラウホが滑り込んでゴールを狙ったがこれも枠外に飛んだ。
最後は守り勝ちなのか時間が過ぎただけなのかは分からないが、何とか1点リードのまま試合終了の笛は鳴った。勝ち点3を獲得出来て結果には大満足だが、選手達の動きの鈍さには次の試合に向けて多少不安が残るものとなった。