15/16リーガ第32節 4/9 レアル・ソシエダVSバルセロナ 試合結果
■ 目次
試合結果
レアル・ソシエダ1VSバルセロナ0
得点者
5分オヤルサバル(レ)
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン 4-1-2-3
GKブラボ
DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、セルジ・ロベルト
MFブスケツ、ラフィーニャ、アルダ
FWメッシ(C)、ムニル、ネイマール
リザーブメンバー
シュテーゲン、バルトラ、ベルマーレン、アルバ、アドリアーノ、ラキティッチ、イニエスタ
選手交代
46分ラフィーニャ→イニエスタ、58分アルダ→アルバ、70分セルジ・ロベルト→ラキティッチ
欠場者
スアレス(累積)、マシップとドウグラス(判断)、マテューとビダルとサンドロ(怪我)
レアル・ソシエダ 監督エウゼビオ・サクリスタン
4-1-2-3
GKルジ
DFエルストンド、ミケル・ゴンサレス、ディエゴ・レジェス、デ・ラ・ページャ
MFイジャラメンディ、グラネロ、スルトゥサ
FWシャビ・プリエト(C)、ベラ、オヤルサバル
バルダジ、サルドゥア、エクトル・エルナンデス、バルド、スベルディア、ブルーマ、ジョナタス
75分エルストンド→サルドゥア、79分スルトゥサ→バルド、87分オヤルサバル→エクトル・フェルナンデス
試合詳細
バルセロナのスタメンは多少ローテーションを使ったメンバーを送り込んだスタメンとなった。アルバとラキティッチとイニエスタをベンチに置き、セルジ・ロベルトとアルダとラフィーニャをスタメンに置いた。スアレスの累積欠場の所にはやはりムニルが起用された。ラフィーニャは長期怪我から復帰後、バルサでの初スタメンとなった。
前半、昨季に続きアノエタでの試合開始間もない失点で焦るバルサ
試合は開始まもなくバルサにチャンスが訪れた。2分に、相手のクリアボールがムニルの前にこぼれて、ソシエダGKルジと1対1の状況でネイマールが横取りの形でシュートを放つが、飛び出したルジにシュートは当たりゴールならず。
ソシエダは試合開始から前線から積極的にボールを奪いに来るプレスを見せ、自陣での守備では中盤の3選手が極端にボールサイドに寄ってコンパクトな守備を見せ、バルサの縦パスと細かい崩しを許さない守備を見せた。そんな前からくるソシエダに先制点が生まれる。
4分にソシエダ、右でつながれてシャビエル・プリエトにクロスを上げられ、そのボールをオヤルサバルに頭で上手くゴールに流されてしまう。ソシエダが昨季に続き試合開始早々に先制し、バルサに嫌な流れが一気に走った。
7分に、CKがファーに流れてきてメッシが右足のボレーシュートを放つが枠を捉えなかった。
バルサは失点後はソシエダの前からのプレスと自陣でのがっちり守った守備の前に苦しみ、とても苦しい時間を過ごした。15分を過ぎる頃からバルサの中盤のラフィーニャとアルダががボールを持てるようになり、ソシエダの守備ラインを下げさせることでバルサは少し落ち着く。ソシエダがある程度自陣に下がって守備をすることをOKとしていたのはあるが、バルサ的には助かった。
しかし、守備を固めるソシエダに対して全くバルサはチャンスが作れない。ソシエダは両ウイングの2選手が中央を絞った4バックの空けたサイドをカバーするようにしっかり下がって守備を見せ、自陣での守備では6-3-1のような形で守ってきた。
バルサにチャンスが訪れたのは30分を過ぎてからだった。33分に、メッシが中央でフリーで前を向き、裏へランニングしているネイマールにパスを通す。ネイマールは折り返し、アルダがシュートを放つがソシエダDFに当たり最後はルジがセーブで防いだ。
その後もバルサが押し込みパスを回せどもソシエダの守備はほとんど崩れず、0対0の同点の状況ならもっとソシエダの守備をサイドに広げながらパスを回して相手の疲れを待つ戦いも見せることも可能に感じられたが、そんな余裕もあまり見られずにボールは中央に寄り気味でサイドへの展開も少なかった。
42分にソシエダ、速攻から最後はデ・ラ・べージャがPA内からシュートを放つが、バルサDF陣が必死に戻ってブロックに入って守った。
前半は試合立ち上がりにバルサは失点し、そこからすべてが後手に回るような試合展開となった。1点ビハインドとなり得点が欲しいバルサは攻撃で余裕がなく、攻め急がなければいけない状況に陥ってしまった。対するソシエダは1点リードしたことでがっちり守りに入り、集中したハードワークする守りはバルサにほとんどチャンスを作らせなかった。
後半、あぁ~~~((+_+))やはりアノエタでは負けた
後半頭からバルサはラフィーニャに代えてイニエスタを投入した。まだ復帰間もなく体が重そうなラフィーニャだけに、この交代は得点が欲しいバルサでは仕方なしか。ソシエダに交代は見られなかった。
後半からバルサの攻撃は前半より良い攻撃を見せた。イニエスタが入りボールがスムーズに回り中盤でのボールの収まりも良くなり、ソシエダの裏を狙うランニングも多く見られ、前半より確実に攻撃のギアが1つ上がったなと感じさせた。
55分に、イニエスタがフリーでミドルシュートを放つがルジにセーブされてしまう。
ルイス・エンリケは58分にアルダに代えてアルバを投入し、セルジ・ロベルトが中盤に入りバルサはサイドの攻撃性を強めると共に攻撃のスムーズ性も高めようとした。アルバ投入後は左右のサイドににボールが早くわたるようになり、バルサの攻撃はもう1段階ギアを上げた感じを見せた。
62分に、ネイマールがFKから狙うがルジにセーブされてしまう。
試合も70分ぐらいになるとソシエダの選手に疲れが見え始め、ここからの数分間がバルサにとっては得点を奪うチャンスの時間だった。
73分に、ピケがセットプレーの攻撃で前線に残っっていたのでロングボールでボールをキープし、メッシにパスを落としメッシがシュートするも、ルジのファインセーブでゴールならず。
75分からはソシエダのエウゼビオ監督は選手交代を上手く使って、足が止まりかけていた選手達を上手くサポートした。またソシエダの選手も試合終了間際となってまた足が動き始めた。
後半を通してソシエダを自陣で守備させ、一方的にボールを保持して攻撃していたバルサだったが、チャンスの回数は少なく、後1つ攻撃に何か欲しいという状況は続いていた。
86分に、アウベスのクロスをメッシがへディングシュートするが、ルジの正面に飛びキャッチされる。
試合終了間際にイニエスタのシュートもあったがブロックされたりと、この試合でバルサはソシエダのゴールを何度か脅かしたがゴールを取れずに試合立ち上がりで得点を奪ったソシエダに敗戦してしまった。
終わってみればアノエタで敗戦となり、6試合で1分5敗と最悪の相性のスタジアムの記録は継続されてしまった。リーガでも連敗となり、2位のアトレティコと3差、3位のレアルとは4差になり、バルサのリーガ優勝は黄色の高速点滅をしてきた。