15/16リーガ第37節 4/8 バルセロナVSエスパニョール 試合結果
■ 目次
試合結果
バルセロナ5VSエスパニョール0
得点者
8分メッシ
52分スアレス(メッシ)
61分スアレス(ネイマール)
74分ラフィーニャ
82分ネイマール(スアレス)
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン 4-1-2-3
GKシュテーゲン
DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ
MFブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ(C)
FWメッシ、スアレス、ネイマール
リザーブメンバー
マシップ、マテュー、ビダル、セルジ・ロベルト、ラフィーニャ、アルダ、ムニル
選手交代
69分アルバ→マテュー、73分ラキティッチ→ラフィーニャ、73分イニエスタ→アルダ
欠場者
バルトラとドウグラスとアドリアーノ(判断)、ブラボとベルマーレンとサンドロ(怪我)
エスパニョール 監督コンスタンティン・ガルカ
4-2-3-1
GKパウ・ロペス
DFハビ・ロペス(C)、ロコ、ドゥアルテ、ビクトル・アルバレス
MFカニャス、ディオプ、エルナン・ペレス、ビクトル・サンチェス、アセンシオ
FWカイセド
アルラウスキス、ロベル、リュイス・ロペス、サルバ・セビージャ、モンタニェス、ジョルダン、ジェラール・モレーノ
46分カイセド→ジェラール・モレーノ、65分エルナン・ペレス→ロベル、71分カニャス→モンタニェス
試合詳細
バルセロナのスタメンは鉄板メンバーの11人を揃えた。予想出来るメンバーであり、バルセロナの大事な試合のお馴染みのメンバーとなっている。驚きだがマテューが怪我から復帰してリザーブメンバーに入っていた。
前半、メッシの1発だけだが勝利に前進のリードを奪う
試合は開始すぐにエスパニョールが前からプレスをかけてきたが、すぐにバルサがボールを支配してハーフコートマッチの試合にした。
エスパニョールは予想通りに4-2-3-1の形のコンパクトな守備ブロックで守ってきた。バルサはボールを保持し中盤の選手の飛び出し、サイドをシンプルに使いながらエスパニョールゴールに近づくがシュートまではいけなかった。しかし、今日のバルサは動きが良いと感じ始めた矢先にバルサが先制する。
8分に、ゴール少し右の好位置からのFKをメッシが壁の上を越してゴール。バルサが幸先よく初シュートで先制点を奪う。まるで体育会TVのデカいコウジ君からゴールを奪うメッシのようなゴールだった。
先制点を奪っても攻撃の手を止めないバルサは、そこから試合を支配して進めた。バルサは攻撃から守備への切り替えも速く、体も動けておりバルサのプレスはエスパニョールの攻撃を高い位置でボールを何度も奪い返した。
10分に、メッシのスルーパスからスアレスがシュートを放ち、跳ね返ったボールをメッシからラキティッチへ送られてゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定で惜しくも追加点にならず。22分には、ラキティッチのクロスをファーサイドのネイマールがラボーナで折り返し、メッシが押し込もうとするがシュートは枠を外れた。
バルサはほぼ自分達のゴール前で守備をしなかったが、FKからエスパニョールがシュートまでもっていった。
29分にエスパニョール、リスタートから裏に走ったカイセドがピケを背負いながらシュートまでもっていくがシュテーゲンがキャッチした。31分にも、シュテーゲンのパンチングしたボールをゴールに押し込まれそうになるが、カバーに入ったピケが頭ではじき返した。
30分を過ぎる頃からエスパニョールの激しいタックルが目立ち、ダービーらしく熱い試合となってきた。その後もエスパニョール陣地で試合を進め、バルサはシュートまではもっていけないまでも良い試合を演じて前半を終えた。
前半はバルサは良い試合内容のわりにはシュートシーンが少なく、1得点に抑えられたのは少し悔やまれる部分はあった。エスパニョールが必死に守っているが、後半はバルサのゴールラッシュの予感がする前半の出来だった。
後半、ゴールラッシュで勝利しリーガ優勝まであと1勝
ハーフタイムにバルサは交代枠を使わず、エスパニョールはカイセドを下げてジェラール・モレーノを投入して後半は始まった。後半も前半と変わらない試合展開で進んでいたが、バルサはすぐさま追加点を奪って試合を有利にした。
52分に、アウベスが高い位置でボールをパスカットした流れでボールはメッシへ。メッシは右のスアレスへスルーパスを通し、スアレスはエスパニョールGKパウ・ロペスとの1対1を落ち着いてニアサイドに蹴り込みバルサが追加点を奪う。これでスコアは2対0に。
この失点からエスパニョールは得点を狙ってか4-2-3-1から4-1-4-1にシステムを変更した。しかしこのシステム変更が裏目で、エスパニョールのバックラインの前でバルサの選手達は何度もボールを受けることに成功する。そしてここからバルサのゴールラッシュが始まった。
61分に、ネイマールのCKをスアレスが頭で合わせてバルサが3点目を奪う。このゴールでほぼこの試合の勝敗は決した。
試合の勝敗がほぼ決したことで69分にアルバが下がり、怪我から復帰したマテューが投入された。73分にはラキティッチとイニエスタが下がり、ラフィーニャとアルダが投入された。
74分に、ネイマールのパスが流れたボールをパウ・ロペスがキャッチし損ねた所を、投入されたばかりのラフィーニャが押し込んでバルサが4点目を奪った。ラフィーニャは長期離脱から復帰後の初ゴールとなり、これまで頑張ってリハビリをして復帰したご褒美のようなゴールになった。
82分には、アウベスの浮かしたスルーパスでスアレスが抜け出し、折り返した所をネイマールが押し込んでこの試合MSN揃い踏みのゴールと共にチームの5点目を奪った。
このまま5対0で試合は終了し、バルセロナは優勝に向けてしっかりと勝利して首位の座を守った。同時刻開催のライバルチームのアトレティコは敗戦して優勝戦線から離脱し、レアルは勝利したことで最終節まで望みをつないだ。バルサは最終節勝てばリーガ優勝で、ライバルチームの動向関係なく自力優勝の可能性を持ち続けている。