15/16CL第6節 12/9 レヴァークーゼンVSバルセロナ 試合結果

試合結果

レヴァークーゼン1VSバルセロナ1

得点者

19分メッシ(ラキティッチ)

23分チチャリート(レ)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKシュテーゲン

DFアドリアーノ、バルトラ、ベルマーレン、アルバ

MFサンペル、ラキティッチ、カプトゥム

FWサンドロ、メッシ(C)、ムニル

リザーブメンバー

ブラボ、マシップ、マスチェラーノ、ブスケツ、グンバウ、カマラ、スアレス

選手交代

61分カプトゥム→グンバウ、74分アルバ→カマラ

欠場者

アウベス(累積)、マシップとピケとイニエスタ(判断)、マテューとドウグラスとセルジ・ロベルトとラフィーニャとネイマール(怪我)、ビダルとアルダ(制裁)

 

レヴァークーゼン  監督ロジャー・シュミット

4-2-3-1

GKレノ

DFヒルベルト、ター、トプラク(C)、ウェンデル

MFクラマー、カンペル、メフメディ、ベララビ、チャルハノール

FWチチャリート

クレシッチ、パパトプーロス、ドナーティ、ボエニシュ、ラマーリョ、ブラント、キースリンク

70分メフメディ→キースリンク、78分チャルハノール→ブラント、89分クラマー→パパトプーロス

試合詳細

バルセロナはスタメンに主力選手を3人使った。アルバとラキティッチとメッシである。その他は出場時間数が短かった選手で構成された。また、バルサBのサンペルとカプトゥムの2選手も中盤で起用された。

前半、メッシのゴールと粘り強く守って1対1の同点で折り返す

試合はレヴァークーゼンのプレスがはまる形で進んでいく。レヴァークーゼンの前からのプレスをバルセロナは上手くかわせず、何度もビルドアップの段階でボールを奪われる。バルセロナは中盤から前にボールがなかなか進まず、自陣でプレーする時間の方が長かった。

チャルノハールのミドルシュート、FKなどレヴァークーゼンにミドルレンジで何度もシュートを許しながらも、バルセロナも最後の大事な所では守っていた。シュテーゲンのセーブ、カバーリング、危険なコースを対処していたことで、大きなピンチを迎えることはなかった。

そんな中、中盤で競り勝ってラキティッチが余裕をもって前を向いたプレーからバルセロナが先制する。

19分に、ラキティッチが中盤で余裕を持って前を向きながら裏に走っていたメッシへスルーパス。メッシはレヴァークーゼンGKレノと1対1になり、キックフェイントで右にかわして最後は右足でゴールに押し込んだ。バルサが先制点を奪う。

メッシのゴールと先制点を取れてホッとした束の間、レヴァークーゼンの逆襲にあって同点に。

23分に、サイドから折り返したボールがバルトラに当たりコースが変わった所を、エルナンデスが左足で奇麗に合わしてレヴァークーゼンが同点に追いつく。

26分に、中央でメッシがキープして最後は左の飛び出したアルバへ。アルバはメッシに折り返してメッシがダイレクトでシュートを放つが、枠を捉えなかった。

その後もバルサはレヴァークーゼンのプレスに苦しみながらのプレーが続き、メッシに中々ボールが入ることもなく進んでいった。レヴァークーゼンに最後の精度や強力な個の力があれば、バルサも耐えられなかっただろう。

前半はバルセロナはこのメンバーだからある程度予想していた通り、耐えながらの試合展開になった。その中でメッシにゴールが生まれたことは喜ばしく、とても良い1面であった。レヴァークーゼン寄りの試合展開だが、思っていた以上に耐えている印象を受けた45分間であった。

後半、耐えて耐えて気付けば終了のお時間

後半も前半同様にレヴァークーゼンのプレスによって、自陣でのプレーでバルセロナは戦いざるを得なかった。後半頭はレヴァークーゼンも気合いを入れ直したのか、レヴァークーゼンの猛攻で後半は始まる。

48分に、クロスボールをアドリアーノが後ろにそらしてファーで待つチャルノハールへ。しっかり狙って放たれたシュートだったが、シュートは枠に入らなかった。

60分にも、アルバのクリアミスをつながれてベララビとシュテーゲンが完璧な1対1になるも、シュテーゲンがセーブして失点を免れた。

試合はバルセロナ的には何もないまま時間が過ぎていき、レヴァークーゼンサイドには焦りが出始めた頃に、またもバルセロナに負傷者が出た可能性ありで交代枠を使うことになる。

74分に、アルバが足の付け根辺りに違和感を感じてカマラと交代した。カマラはウイングの選手だが、そのまま左SBへ入った。

試合終盤にはレヴァークーゼンは2度か3度のチャンスを迎えたが、シュテーゲンのセーブと自ら枠を外したことで同点に追いつくことは出来なかった。ローマが引き分けの結果だった分、レヴァークーゼンにとっては後1点取れればと悔やまれることになった。

試合は終わってみればバルサにチャンスらしいシーンは少なく、バルサのパス回しもほぼ皆無に近い試合展開で90分間が過ぎた。前線で孤立していたメッシはほとんどボールに触れず、試合終了後のドレッシングルームに下がる時の顔がとても険しく見えたのは気のせいだろう。バルセロナは一応無敗(4勝2分)でグループステージを終え、首位通過で決勝トーナメントに挑む。決勝トーナメントの抽選会は今月の14日の月曜日に予定されている。

 
 

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