16/17ガンペル杯 8/10 バルセロナVSサンプドリア 試合結果

試合結果

バルセロナ3VSサンプドリア2

得点者

15分スアレス(メッシ)

20分メッシ(ラキティッチ)

22分ムリエル(サ)

33分メッシ

77分ブディミル(サ)

選手

バルセロナ 監督ルイス・エンリケ 4-1-2-3

20160811 サンプドリア

リザーブメンバー

シュテーゲン、マシップ、マスチェラーノ、ユムティティ、ビダル、カマラ、サンペル、デニス・スアレス、アンドレ・ゴメス、ムニル

選手交代

31分ブラボ、マテュー→マシップ、マスチェラーノ、46分セルジ・ロベルト→ビダル、60分マシップ、ピケ、ディニュ、ラキティッチ、イニエスタ→シュテーゲン、ユムティティ、カマラ、デニス・スアレス、アンドレ・ゴメス、75分ブスケツ、メッシ→サンペル、ムニル

欠場者

アルバ(体調不良?)、ラフィーニャ、ネイマール(代表招集中)、ドウグラス(戦力外)

 

サンプドリア 監督マルコ・ジャンパオロ 4-3-1-2

※サンプドリアの選手配置や表記に多少間違いがあるかもしれません、そして不明な点は空けてあるのでご了承を<(_ _)>

20160811 サンプドリアメンバー

プッジョーニ、バレット、アルバレス、ペレイラ、パロンボ、チガリーニ、ジュリチッチ、カンパーニャ、シュクリニアル、ブディミル、トッゾ、イヴァン

34分トレイラ→パロンボ、46分→ブディミル,アルバレス,シュクリニアル、バレット、70分シルヴェストリ、クアリアレッラ→ジュリチッチ、チガリーニ、76分ヴィヴィアーノ→プッジョーニ、82分パロンボ→イヴァン

試合詳細

バルセロナはスタメンに多少のサプライズ。左CBにここ3試合ミスが目につくマテュー。左SBにはディニュ。前線の左にはムニルではなくアルダが起用された。スーペル・コパの仮想メンバーがスタメンで並ぶと思っていたが、そこまで完璧に意識したメンバーということでもなさそう。

前半、試合をコントロールして3得点と満足出来る内容

バルセロナは試合開始からボールを支配して攻め込む。開始間もない2分、イニエスタの仕掛けから左のディニュへパス。ディニュのクロスをアルダがヘディングでシュートするがサンプドリアGKに弾かれる。

バルサはこの試合でもサイドチェンジと相手の最終ラインの裏へのランニングが目立った。特に右サイドでボールをつないで大きく左に展開する攻撃が良く、右のメッシにマークが集中しやすいことも考えれば今シーズンもこの展開はバルサに多くの得点チャンスをもたらしてくれそう。スアレスやメッシが何度も相手の裏を狙うランニングを見せており、前線の選手がしっかり動き出している所も良い点。

バルサは11分にラキティッチ、13分にイニエスタがシュートするなど、ほぼ完全に試合を支配しながら進めていく。そして待望の得点はすぐさまに訪れる。

15分、イニエスタのふんわりと浮かしたスルーパスにメッシが裏でボールを受ける。メッシはオーバーヘッドでシュートを狙ったと思うがボールはゴールからそれた方向へ。そのボールに走り込んでいたスアレスが頭でゴールに押し込んでバルサが先制。

先制点を奪っても攻撃の手を緩めないバルサはすぐさまに追加点も奪う。

20分、ラキティッチの鋭いパスにラインギリギリで裏に抜け出してメッシがボールを受ける。メッシはGKと1対1になり、シュートフェイントでGKのバランスを崩して抜きゴールに流し込んでバルサが追加点。これでスコアは2対0に。

今日は完全にバルサペースでガンペル杯というお祭りの試合で、お祭りとなる試合内容だと感じている矢先、またも自分達の悪いボールストから失点する。

22分にサンプドリア、バルサはボールを奪いイニエスタのつなぎのパスを自陣のPA周辺で奪われ、サンプドリアは1タッチでポンポンとつない最後はが見事にゴールを決めた。これで2対1に。

バルサは1失点しても試合の流れや内容に影響は出ず、サンプドリアを攻め続ける。25分、裏に抜け出したスアレスがシュートするが角度がなく枠を外した。

バルサは31分、ブラボとマテューに代えてマシップとマスチェアーノを投入。この交代は試合前から時間帯で決まっていた交代と見られる。この交代のすぐ後にバルサは追加点を奪う。

33分に、メッシがFKを直接叩きこんでバルサが突き放す。これでスコアは3対1に。

その後も攻め続けたバルサだったが追加点は生まれず、良い形は何度も作ったがサンプドリアの守備陣も頑張っていたのでシュートシーンまでそこまでいけなかった。それでも前半の大半はバルサペースで進み、サンプドリアの攻撃を受ける回数はほとんどなく、中々の完勝の試合内容の試合を演じた。リヴァプール戦の悪い印象は完全に吹き飛ぶ試合内容ではあった。

 

後半、ペースダウンして追い込まれるも逃げ切りで勝利

ハーフタイムにバルセロナはセルジ・ロベルトに代えてビダルを投入。サンプドリア側も数選手を入れ替えてきた。後半に入るとバルサは前半に比べて明らかにペースダウンしていた。攻撃の手もそこまで強めず選手交代でフレッシュになったサンプドリアの前線からのプレスにも少し苦しみ、シュートチャンスまでなかなか持っていけなかった。

時間はどんどん過ぎていき、60分にバルサは多くの選手交代を行う。主に今季からの新戦力のユムティティ、デニス、アンドレ・ゴメスが投入され、外から加入した選手はこれで全員カンプノウデビューを飾った。この交代からか少しバルサの攻撃が蘇る。

65分、メッシが引き付けて左のアルダへパス。アルダはPA内でボールを受け、GKの頭上を狙ったループシュートを狙うがクロスバーに直撃してゴールならず。67分には、メッシがデニスとのワンツーで中にカットインしながらシュートするが枠を外してしまう。その直後にはスアレスのパスを受けたデニスが抜け出してシュートするが、ポストにはね返されてゴールならず。

75分にはカンテラ組であるサンペルとムニルが投入された。そしてその直後に突如にバルサは失点する。

77分にサンプドリア、右サイドからの普通のクロスボールにマスチェラーノがマークに付ききれず抜かれ、ブディミルに蹴り込まれて1点差に迫られる。これでスコアは3対2に。

その後はしっかりとと逃げ切ったバルサ。試合終盤はバルサの攻勢が目立ったが、ゴールとまではならなかった。試合はそのまま終了し、3対2でバルセロナはガンペル杯で勝利を収めた。不安がすべて解消されたわけではないが、多少の不安は解消されて良かった面も見られた試合だけに収穫のある試合だった。新加入選手もこれで全員バルサデビューを飾り、コンディションはまだまだながらも期待の出そうな補強選手ばかりで、バルサの今夏のマーケットでの動きは大成功となりそうだ。

 
 

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