16/17スーペルコパ1st 8/14 セビージャVSバルセロナ 試合結果
■ 目次
試合結果
セビージャ0VSバルセロナ2
得点者
54分スアレス(アルダ)
80分ムニル(メッシ)
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ 4-1-2-3
GKブラボ
DFセルジ・ロベルト、ピケ、マスチェラーノ、マテュー
MFブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ
FWメッシ、スアレス、アルダ
リザーブメンバー
マシップ、ユムティティ、ビダル、ディニュ、デニス・スアレス、アンドレ・ゴメス、ムニル
選手交代
26分マテュー→ディニュ、35分イニエスタ→デニス・スアレス、76分アルダ→ムニル
欠場者
シュテーゲン(怪我)、アルバ(体調不良?)、ラフィーニャとネイマール(代表招集中)、サンペル(判断)、ドウグラス(戦力外)
セビージャ 監督ホルヘ・サンパオリ 4-2-3-1
GKセルヒオ・リコ
DFマリアーノ、メルカード、ラミ、エスクデロ
MFエンゾンジ、クラネビッテル、清武、フランコ・バスケス、ビトロ
FWビエット
ホセ・アントニオ、イボーラ、コノプリャンカ、ホアキン・コレア、サラビア、ガンソ、ベン・イェデル
55分エスクデロ→サラビア、60分ビエット→ベン・イェデル、68分クラネビッテル→ガンソ
試合詳細
バルセロナは鉄板メンバーに抜けたポジションは他の選手が埋めるスタメンで挑んだが、左SBにディニュではなくマテューが起用されたのが少しのサプライズとなった。ルイス・エンリケのマテューへの信頼度の高さが分かる起用となった。
前半、拮抗した膠着状態で45分間は進む
バルセロナは慎重な立ち上がりで試合に入り、チーム全体を押し上げてコンパクトな守備ブロックを見せた。バルサはボールポゼッションよりしっかり守備をすることから試合に入ったという印象。対するセビージャは前からプレスをかけてボールポゼッションを高めようとし、ある程度サンパオリセビージャの今シーズンの戦い方を見せる形で試合に入ってきた。
試合序盤からセビージャが主にボールを支配する時間が続くが、バルサも落ち着いて守備ブロックを作って対処した。そしてこの試合の初めてのチャンスはバルサに訪れる。
6分、ブスケツがスライディングでボールを奪い、一発のスルーパスでスアレスが裏に抜け出して右足アウトサイドでシュートするが、セビージャGKセルヒオ・リコに弾かれた。
拮抗した試合はそのまま進んでいき、15分手前から5分間ほどセビージャの攻勢にバルサは押し込まれる時間もあったが、それでもしっかり守ってセビージャにチャンスを作らせなかった。
バルサは怪我というアクシデントが続く。26分、マテューがもも裏を痛めてしまいディニュと途中交代を余儀なくされる。そして35分、イニエスタが接触プレー時にひざを痛めてしまいデニス・スアレスと交代してしまう。
38分にセビージャ、ピケのカットしたボールを拾われてフランコ・バスケスが持ち込んでPA内からシュートするがマスチェラーノがブロックをして守った。
前半はほとんど全ての時間にどちらも主導権を握れず、とても拮抗した試合となった。バルサはボールを保持して試合をコントロールしてはいないが守備でリズムを作り、何度か良い速攻の機会はあった。バルサは我慢の時間といった感じか。対するセビージャはボールを回しているがバルサの急所をえぐる攻撃は少なく、そこまでチャンスとなるシーンは作れなかった。
後半、耐え忍んだ末の2発で完封勝利
ハーフタイムに両チームとも交代はなく、前半を終えたメンバーで後半に挑んだ。後半に入ると明らかにセビージャの選手達の足は止まり気味で、特に中盤の選手達の押し上げやプレスは弱まり、欧州スーパーカップの延長戦の激戦の疲れが見えだした。後半になると少しずつだがバルサが気持ちよくプレーし出す。
48分、デニスの直線のゴール前へのボールにスアレスが頭で合わせるが、セルヒオ・リコにセーブされる。そして試合の主導権を握り始めようとしていたバルサが先制点を奪う。
54分、デニスの裏への浮かしたパスをアルダが胸で落とし、スアレスが走り込んで右足のボレーでゴールに蹴り込んでバルサが先制。セビージャ側はエスクデロが怪我でピッチの外に出ており、10人だったのが痛かった。
この先制点の勢いで試合は一気にバルサペースとなる。55分、スアレスの上手い落としからメッシが抜け出してループシュートを狙うが、セルヒオ・リコにファインセーブで防がれる。63分には、セルジ・ロベルトがパスカットからメッシとのコンビでPA内に侵入して振り向きざまにシュートするが、これもセルヒオ・リコにセーブされる。
ここからはお互いシュートシーンまではいかないがバルサペースの試合となっておりバルサは76分、アルダに代えてムニルを投入。そしてバルサはこの交代が当たる。
80分、メッシのスルーパスに走り込んでいたムニルが左足のアウトサイドでゴールに沈めバルサが追加点。必殺仕事人感があるムニルがゴールを決めてこれでスコアは2対0でバルサリードに。
その後はセビージャの攻撃を受けるもバルサはシュートシーンまでは持って行かせず守り切り、スーペル・コパ1stレグのアウェイゲームを2対0とリードして終えた。試合が終わってみればバルサは前半は耐えて、後半に足の止まるであろうセビージャを仕留める作業をしっかりこなした上手い試合運びとなった。2ndレグに向けてバルサは大きなリードを得た試合となった。
第4のFwは、ムニルでと思わせる得点でしたね。このまま残留になるとうれしいです