16/17スーペルコパ2nd 8/17 バルセロナVSセビージャ 試合結果

試合結果

バルセロナ3VSセビージャ0

得点者

9分アルダ(メッシ)

46分アルダ(ブスケツ)

55分メッシ(ディニュ)

選手

バルセロナ 監督ルイス・エンリケ 4-1-2-3

GKブラボ

DFビダル、マスチェラーノ、ユムティティ、ディニュ

MFブスケツ、デニス・スアレス、アンドレ・ゴメス

FWメッシ、ムニル、アルダ

リザーブメンバー

マシップ、ピケ、アルバ、セルジ・ロベルト、サンペル、ラキティッチ、スアレス

選手交代

60分ディニュ→アルバ、72分ブスケツ→サンペル、72分デニス・スアレス→ラキティッチ

欠場者

シュテーゲンとマテューとイニエスタ(怪我)、ラフィーニャとネイマール(代表招集中)、ドウグラス(戦力外)

 

セビージャ 監督ホルヘ・サンパオリ 3-4-3

GKセルヒオ・リコ

DFディエゴ・ゴンサレス、イボーラ、メルカード

MFマリアーノ、クラネビッテル、ガンソ、サラビア

FWホアキン・コレア、ベン・イェデル、コノプリャンカ

カロ、アレックス・ムニョス、清武、エンゾンジ、ビトロ、ビエット、フランコ・バスケス

56分ガンソ→フランコ・バスケス、62分ベン・イェデル→ビトロ、72分ホアキン・コレア→ビエット

試合詳細

バルサのスタメンは大幅なローテーションを慣行してきた。鉄板メンバーではピケ、ラキティッチ、スアレスがスタメンから外れ、バルサのスタメンには新戦力の選手の名前が多く見られるメンバーとなった。アルバがベンチメンバーに入っており、ここからアルバも戦力として数えることが出来そうだ。

前半、先制点で主導権を握ったバルサが落ち着いて試合を進めた

バルサは新戦力が多いながらもいつも通りで試合に入ってきた。対するセビージャは3-4-3で試合に入り、守備ブロックを作る時には5-4-1。前線からのプレスをベースとした戦い方は1stレグの時と変わらず試合に入ってきた。試合はまずセビージャがチャンスを作る。

3分にセビージャ、左サイドを突破してベン・イェデンがシュートを放つがブラボが指先で弾き出した。それで得たCKをショートコーナーで始めチャンスを作る。連続のショートコーナーから最後はヘディングでシュートされるが、近距離ながらブラボがセーブした。

その後セビージャの前線からのプレスにバルサは苦しむシーンが少し見られたが、少し落ち着きだしたと思われた時間帯にバルサが先制点を奪う。

9分、メッシが起点になりアンドレ・ゴメスの上手い縦パスからメッシが完全に前を向いてボールを受けアルダにスルーパス。アルダは左足でゴール隅に流し込んでバルサが先制。この試合では1対0、トータルスコア3対0でバルサリードに。

先制点を取ったことでバルサはとてもメンタル面で楽に。対するセビージャは逆転するには4得点が必要になり厳しい展開となった。セビージャの前線からのプレスが1stレグの時より弱いこともありバルサはパスを回して、結構楽にセビージャ陣内へ。セビージャの守備ブロックは後方に重点を置きすぎてボールを奪っても速攻に出れず、ボールの奪う場所もチームとしてまだまだ未完成な守備ブロックだったので、ここからは若干のバルサペースで試合は進んでいた。

16分、アルダからのサイドチェンジのパスで大外のビダルがダレクトで折り返し、メッシが強烈なシュートを放つが僅かにシュートは枠を外れてしまう。24分、アンドレ・ゴメスのミドルシュートも枠を外れてしまう。

その後もバルサペースで進んでいたが、30分頃から若干バルサも中だるみ感で危ないボールロストもしばしば見られた。そしてセビージャに決定機が訪れる。

31分にセビージャ、シュートがユムティティの手に当たりPKを獲得。そのPKをイボーラが蹴るが、ブラボが完全に読んで横っ飛びで防いだ。このセービングでカンプノウにはブラボコールが起きた!!!

45分にセビージャ、右からのクロスが流れて最後はファーサイドのメルカードがダイビングヘッドで合わせるが、クロスバーに当たってゴールにならなかった。

前半のバルサは最高のギアまで上げずに5~7割ぐらいのギアで走り続けた感じ。先制点が良い時間帯に奪えたこともあって、バルサは落ち着いて試合を進めれた。対するセビージャは主力選手がベンチにおり、戦い方にも不慣れでチグハグとした感じで前半は終わってしまった。セビージャはサンパオリのサッカーを体現するのは相当時間がかかりそうだ。

 

後半、アルダの技ありゴールで勝負あり、バルサがスーペル・コパ獲得

ハーフタイムにお互い交代をせずに、前半と同じメンバーで後半に挑んだ。セビージャは後半から最終ラインを4バックにして4-1-4-1の少し慣れているシステムに変えてきた。スコアは後半立ち上がりすぐ動く。

46分、セルヒオ・リコのパスをブスケツが跳ね返した所にアルダ。アルダはダイレクトでセルヒオ・リコの頭上を越す綺麗なミドルシュートでゴールを決めた。アルダは2ゴールを決めこれでこの試合のスコアは2対0に。

このゴールでほぼ終戦となってしまったセビージャは、この失点以降激しさや強さを見せる機会はほとんどなくなった。そんなセビージャ相手にバルサはギアを上げずに楽にプレーを続ける。

52分、セビージャからボールを奪ってメッシからの1本のスルーパスでアルダが抜け出してセルヒオ・リコと1対1に。決めればハットトリックとなるアルダはループシュートを狙うがゴールの上に外してしまう。そして良い流れのままバルサに追加点が生まれる。

55分、アンドレ・ゴメスのスルーパスからディニュが左サイドを抜け出してクロス。このクロスに反応したのはメッシで、ジャンピングヘッドで合わせたボールはゴール隅に吸い込まれてゴール。これでスコアは3対0に。

この得点以降両チームとも交代枠を使いきりセビージャは何とか一矢報いようと試み、バルサ側はアルバやサンペルといった試合のリズムを掴ませる為に交代枠を使った。

75分、交代で入ったばかりのラキティッチが強烈なミドルシュートを放つが、セルヒオ・リコがセーブして防いだ。ここまで流れの良いバルサに1stレグ同様にまたも怪我のアクシデントが起きる。

79分にマスチェラーノが足の何処かを痛めてしまいピッチを離れる。バルサは10人となって残り時間を戦うことに。右CBにはラキティッチが入り、バルサは4-4-1の形で守備ブロックを形成して戦うことに。

試合終盤にはメッシが個人技からシュートを放つが僅かに枠を外れたり、セビージャ側にもチャンスがあったがブラボが飛び出して防いだりと少し盛り上がるシーンも。試合は終わってみればほぼバルサがコントロールして3対0で試合終了の笛を聞くことに。トータルスコア5対0でバルサがスーペル・コパのタイトルを獲得した。ブラジルの方ではブラジル代表が無事に決勝進出を決め、ネイマールも開始15秒での大会最速ゴールを決めるなど2ゴール2アシストと活躍したらしい。シーズンが始まってこれまではとても順調で、怪我人以外は心配な点はないといった印象。

 
 

コメントを残す

このページの先頭へ