16/17リーガ第37節 5/14 ラス・パルマス対バルセロナ 試合結果・評価

選手

バルセロナ

監督ルイス・エンリケ 4-1-2-3

GKシュテーゲン

DFディニュ、マルロン、ウムティティ、アルバ

MFブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ(C)

FWメッシ、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

シレッセン、マスチェラーノ、デニス・スアレス、アンドレ・ゴメス、アルダ、パコ・アルカセル、アレニャ

選手交代

58分ディニュ→アンドレ・ゴメス、79分ラキティッチ→デニス・スアレス、79分スアレス→パコ・アルカセル

欠場者

セルジ・ロベルト(累積)、ピケ(病気)、マテュー、ビダル、ラフィーニャ(怪我)、マシップ(判断)

 

ラス・パルマス

監督キケ・セティエン 4-1-4-1

GKハビ・バラス

DFミシェウ、レモス、ビガス、エルデル・ロペス

MFモントーロ、モモ、ロケ・メサ、ジョナタン・ビエラ(C)、ヘセ

FWボアテング

リソアイン、ダビド・ガルシア、アイタミ、エルナン、ハビ・カスティジャーノ、マテオ・ガルシア、ハリロビッチ

72分モモ→ハリロビッチ、78分モントーロ→エルナン、85分ジョナタン・ビエラ→ハビ・カスティジャーノ

 

試合結果

ラス・パルマス1対バルセロナ4

得点者

25分ネイマール(スアレス)

27分スアレス(ネイマール)

63分ビガス[ラ]

67分ネイマール(ラキティッチ)

71分ネイマール(アルバ)

 

試合支配率

※赤色は完全なバルセロナ、オレンジ色は少しバルセロナ、白色は互角、灰色は少しラス・パルマス、黒色は完全なラス・パルマス

・バルセロナ0分、ラス・パルマス5分、互角85分

 

試合での問題点

ラス・パルマスというカナリア諸島は暑く、湿気も高く日本の夏に似ており、運動量やギアを上げずらかったかもしれないが、10分ぐらいでもバルセロナの時間を作りたかった。ラス・パルマスの守備が緩かったり、隙があったので得点が量産できたが、試合内容としてはギリギリ勝利できる内容だった。

 

試合での良好点

チームとしてはギアは上がらなかったが最後まで走り切り、チーム全員で攻守を行えていた。ここぞという場面で一気に攻め上がったりと、抜け目のないプレーは出来ていた。ペース配分としてはラス・パルマスの選手が試合終盤足が止まっていたので、ペース配分としては上手かったのかもしれない。

今日は大事な所でしっかりMSNが仕事をして、効率性をみせて大量得点の試合となった。MSNは守備面でも追い回したりといつもより守備をしており、前からのプレスはそこまではまらなかったが、攻守において仕事をこなした。

 

選手評価・採点

※()の中の数字は選手評価点。6が平均で1が悪く10が最高点。★はMVPの選手。

GKシュテーゲン(7)

折り返しのボールやミドルシュートをキャッチングでラス・パルマスの攻撃を終わらせ、1対1でもセービングを見せたりと、セービングでは出来るだけのセービングは見せた。足元のプレーも落ち着いたプレーを見せ、シーズン後半戦のシュテーゲンは安定しており、来季は1シーズン安定したプレーに期待。

DFディニュ(6)

不慣れな右SBで試合序盤は苦労していたが、少しずつ慣れてきて特に守備面でしっかり仕事をこなした。攻撃でもビルドアップで相手を抜いたりと状況に合わせたプレーが出来ており、このシーズン終盤でディニュも良い印象を残し、上手くシーズンを終えれそうだ。

DFマルロン(7)

マスチェラーノの負傷で急遽の出場だったが落ち着いたプレーを見せた。見ているファンの方がそんな黙々としたプレーで大丈夫と思えるほどだったが、クロスなど上手いポジショニングではね返し、とても好印象を与えるプレーをして見せた。来季にトップチーム合流すれば、序列ではマスチェラーノより上になる可能性は高い気が・・・。

DFウムティティ(7)

ピケ不在でDFリーダーとしてラインコントロールも上手くやり、オフサイドも取りながら対人でも何度も勝利した。今日のマルロン、ウムティティのCBコンビは年齢の割に落ち着いたプレーを見せすぎで、来季はこのコンビでもある程度やっていけそうという印象を与えた。

DFアルバ(7)

効果的な攻め上がりを何度も見せ、左サイドを深くえぐるシーンが何度もあった。ネイマールへのアシストも見せ、アルバの攻撃力が発揮されていた。守備面でも安定しており、アルバらしいプレーを見せた。

MFブスケツ(8)

先制点となるヒールキックは見事というか説明不可能のようなプレーで、利き足でもないヒールキックというのもさらに素晴らしいプレーだった。守備面でブスケツの存在感は大きく、DFラインのカバーなどポジショニングで上手く守り、今日の試合の影のMVPだった。

MFラキティッチ(7)

右サイドで危なっかしいチームの守備を何度も助け、ビルドアップでも苦しい状況でマイボールにするなどラキティッチは賢いプレーを見せた。守備面で大きく貢献し、ラキティッチがいるとチームのバランスは良くなる。

MFイニエスタ(7)

周りにうまくボールを配給するとともに激しい守備も見せ、エンリケバルサになってからのイニエスタの役割をしっかりこなした。

FWメッシ(7)

ゴールやアシストこそなかったがネイマールやスアレスにパスを供給し、中央で攻撃の中心として活躍した。少しボールを持ちすぎて引っかかる場面もあり、もう少し周りをシンプルに使ってもう一度ボールを受ければいいのにというシーンもあった。

FWスアレス(8)

ラス・パルマスの浅いラインの裏を2度取り、その2度をしっかりとゴールにつなげた。ボールに絡む回数は多くなかったが決定的な仕事をし、ストライカーとしての仕事をこなした。守備でもボールを追い回したりとスアレスらしかった。

FWネイマール(8)★

ハットトリックを決め、今日は決定力の高さを見せた。いつもこれぐらいシュートを決めてくれたら助かるのにと思ってしまい、来季は得点数にもこだわってプレーしてバルセロナの勝利に貢献してほしい。PA内でファールをアピールして止まるシーンが2回あったが、プレー続けてくれ~!!!

DFアンドレ・ゴメス(6)

不慣れな右SBに入りお世辞にも良いプレーではなく、失点のシーンでは中央に絞るのが遅く、寄せが甘かったせいで失点したのは明らかだった。それでも時間が経過するとともにプレーは少しずつ良くなった。今日の試合でゴメスの右SBが無理だということは判明した( ̄▽ ̄)

MFデニス・スアレス(6)

中盤の右に入りシンプルにプレーしながら、左にも動きだしたりと幅広く動き、光るプレーこそなかったがチームの一員としてしっかりとプレーしていた。来季はもっと出場時間を確保できるように、新監督にプレシーズンからアピールして頑張ってほしい。

FWパコ・アルカセル(6)

消えている時間が多かったがしっかり動き出しは見せており、試合終盤には強引にシュートするシーンも見せた。バルセロナの1年目でエースのメッシへの気遣いや周りへの適応に苦労した感はあったが、来季はパコにはリーガだけでも10点以上取れる存在になっていて欲しい。

 

最後に一言

逆転の優勝する可能性を残すためにも勝利しかなかったこのラス・パルマス戦だったが、しっかりと勝利して勝ち点3を獲得して見せた。

週1試合のペースとなって選手達は体力面だけでなく精神面でも落ち着いてプレー出来ているようで、今日はそこまで危なげなく勝利出来た印象を受ける。

あとはバルサは最終節でホームカンプノウにエイバルを迎えて勝利するだけで、後は白組の負けを祈って待つことだけしかできない。

セルタ頑張ってくれ~( `ー´)ノ。EL準決勝敗退のうっぷんを白組相手にぶつけて、国王杯で敗退に追いやった時のように白組を倒してほしい<(_ _)>

 
 

1 Responses to “16/17リーガ第37節 5/14 ラス・パルマス対バルセロナ 試合結果・評価”

  1. ゆうzi より:

    次の夏に補強すべき選手を教えてください

コメントを残す

このページの先頭へ