16/17国王杯決勝　5/27　バルセロナ対アラベス　試合結果・評価

選手

バルセロナ

監督ルイス・エンリケ　４－１－２－３

リザーブメンバー

シュテーゲン、ディニュ、ビダル、デニス・スアレス、アンドレ・ゴメス、アルダ、マルロン

選手交代

１１分マスチェラーノ→アンドレ・ゴメス、８３分ラキティッチ→ビダル

欠場者

セルジ・ロベルト、スアレス（累積）、マテュー、ラフィーニャ（怪我）、マシップ（判断）

 

アラベス

監督マウリシオ・ペジェグリーノ　５－４－１

オルトラ、アレクシス、カマラサ、オスカル・ロメロ、ダニエル・トーレス、ソブリノ、トケーロ

５９分エドガル・メンデス→カマラサ、５９分イバイ→ソブリノ、７９分テオ→オスカル・ロメロ

 

試合結果

バルセロナ３対アラベス１

得点者

３０分メッシ（ネイマール）

３３分テオ[ア]

４５分ネイマール（アンドレ・ゴメス）

４５+３分パコ・アルカセル（メッシ）

 

試合支配率

※赤色は完全なバルセロナ、オレンジ色は少しバルセロナ、白色は互角、灰色は少しアラベス、黒色は完全なアラベス

・バルセロナ１５分、アラベス０分、互角７５分

 

試合での問題点

エンリケバルサ最後の試合ということで、問題点はナシ。今シーズンを勝利とタイトルで締めくくり、新監督に良い形でバトンを渡すとともに、３期連続の国王杯獲得。お見事でした( ｀ー´)ノ

 

試合での良好点

後半の中盤の時間帯に少しプレー精度が落ちたものの、９０分間集中力を切らさず戦い、ピンチも少なく勝利。シーズン最後の試合、エンリケバルサ最終戦でバルセロナの意地をみせた試合だった。

 

選手評価・採点

※（）の中の数字は選手評価点。６が平均で１が悪く１０が最高点。★はＭＶＰの選手。

ＧＫシレッセン（６）

久しぶりの試合ということもあって前半のポストに当たったシーンのセービングではヒヤッとさせられたが、それ以降は飛び出し、足元のプレー含めて安定したプレーに戻った。今シーズンは出場機会が少なかったが安定したプレーを何度も見せ、第２GKとして十分な役割をこなした。

ＤＦマスチェラーノ（６）

怪我での負傷だけが残念だった。慣れない右SBでの出場であり、結果的に交代したアンドレ・ゴメスのアシストもあったので負傷交代はバルセロナにダメージとならなかった。

ＤＦピケ（６）

いつもよりプレーに精彩を欠き、パスミスや一発で突っ込んで入れ替わられたりとピケらしくないプレーもあり、病気明けでコンディションはそこまで良くなかった可能性が高い。それでもゴール前ではね返すシーンは見事で、今日の試合はとても安定したシーズンを象徴するようなプレーだった。

ＤＦウムティティ（７）

激しいアラベスの選手相手に多く競り勝ち、何度もアラベスの攻撃を止めた。カバーリングも上手く、ボールの処理でも安定していた。ピケ同様安定したシーズンを象徴するようなプレーをだった。

ＤＦアルバ（６）

いつもより攻撃参加は少なめだったがビルドアップでさすがのプレーを見せ、数少ない飛び出しでは良い攻撃を見せた。攻守において穴となるシーンは見られず、安定していた。

ＭＦブスケツ（７）

攻守によく走り、バックラインに何度も吸収されながらアラベスの攻撃を跳ね返し、良いプレーを見せた。攻撃の負担はCHがカバーしてくれた分、今日は守備で光るプレーが多かった。

ＭＦラキティッチ（７）

セカンドボールや球際で激しいプレーを見せ、激しいアラベスの選手達にも一切引けを取らないプレーを見せた。攻撃面でもミドルシュートを放つシーンも見られ、高い位置のプレーにも関与した。

ＭＦイニエスタ（７）

中盤でイニエスタのキープ力とパスの展開力が存分に発揮された試合で、何度もファールを受けながらマイボールを守った。守備でも左サイドと中央をしっかり守り、何度もボールを奪い返して中盤ではMVPの活躍を見せた。

ＦＷメッシ（８）★

中央から自由に動きどこのエリアでも精度の高いプレーでチームの攻撃を引っ張り、１ゴール１アシストと結果も残して国王杯優勝に大きく貢献した。今日はいつも以上に守備もし、文句なしのMVPの活躍ぶりだった。

ＦＷパコ・アルカセル（７）

何度かきたチャンスの１つを決め、１ゴールという結果を残した。ポストプレーやプレスでもしっかりと仕事をし、１シーズン通しての活躍とはならなかったが、シーズン終盤での活躍が嘘ではなかったパフォーマンスを見せた。

ＦＷネイマール（７）

何度もドリブルをして多くのボールを失いながらも得点に絡み、チームの勝利に貢献した。アラベスの激しさに熱くなりそうな瞬間こそあったが最後の所で踏みとどまり、コントロールして上手く立ち回った。メッシ同様チームの攻撃を引っ張った。

DFアンドレ・ゴメス（７）

マスチェラーノの負傷交代で急遽の出場で、慣れない右SBでの出場だったが基本的に危なげなくプレーして見せた。右SBとしてはこれで３試合目だが、能力の高さを見せてもう無難なプレーができる適応能力に驚かされた。今日は決勝点となるアシストも決め、攻守において良いプレーが多かった。

DFビダル（６）

まさかの怪我からの復帰でバルサの最終戦に間に合い試合に出場した。ラスト１０分間でも何度かポジティブなプレーを見せ、来季に期待を抱かせるパフォーマンスだった。本当に長期の怪我からの超回復、凄くてお見事( ｀ー´)ノ

 

最後に一言

試合終了の笛が鳴った時の選手達の表情から、喜びよりも安堵感が強そうな国王杯獲得となりました。

対戦相手がアラベスでバルセロナ有利とみられ、さらに主要タイトルを無冠で終えることも出来ない為、選手達もそういう意味で大きなプレッシャーを感じていたのでしょう。

しっかりとタイトルを獲得し、ルイス・エンリケに花を添えた形で送れて何よりも良かった。

29日には新監督発表もあって来シーズンのことにすぐ頭が回りそうですが、この優勝を喜ぶと共にバルサファンも少し休養をして来季に備えましょう( ｀ー´)ノ

エンリケバルサ３年間本当にお疲れまでした<(_ _)>。