16/17ICC 7/30 バルセロナVSセルティック 試合結果
■ 目次
試合結果
バルセロナ3VSセルティック1
得点者
10分アルダ(ビダル)
29分グリフィス(セ)
30分オウンゴール
40分ムニル(スアレス)
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
リザーブメンバー
サンペル、ホセ・スアレス、ジョセップ・マルティネス、マルロン、ボルハ・ロペス、カルボネル、グンバウ、アレニャ、ニリ、アルファロ、ムヒカ、テージョ
選手交代
46分メッシ→サンペル。60分マテュー、セルジ・ロベルト、デニス・スアレス、アルダ、スアレス→マルロン、アレニャ、アルファロ、カルボネル、ムヒカ。76分マシップ、ムニル、カマラ→ホセ・スアレス、ニリ、グンバウ。78分マルティネス→ボルハ・ロペス
欠場者
シュテーゲン、ブラボ、ピケ、マスチェラーノ、ベルマーレン、ユムティティ、アルバ、ディニェ、ブスケツ、ラキティッチ、アンドレ・ゴメス(合流前)、ラフィーニャ、ネイマール(代表招集中)、ドウグラス、モントーヤ(戦力外)
セルティック 監督ブレンダン・ロジャース
ファサン、アイエル、アームストロング、ロギッチ、アラン、デンベレ、チフチェ、ラルストン、マッカート、クリスティー、フィシャー
46分ロバーツ、マクグレゴール、ブラウン、ゴードン、ビトン、グリフィス→チフチェ、アームストロング、ロギッチ、ファサン、アラン、デンベレ。63分フォレスト、ヤンコ→クリスティー、ラルストン。78分イサギーレ→フィシャー
試合詳細
バルセロナは起用出来るトップチームの選手がほぼスタメンに名を連ねた。サンペルだけスタメンを外れこれはレンタル移籍の示唆・・・。バルサBからはCBにマルティネス、左SBにカマラがスタメンで起用された。この試合は16/17シーズンのバルセロナのトップチームの初戦となっている。
前半、選手はよく動き効率的に得点を重ね3得点
バルセロナは試合早々バックパスからの横パスを奪われてセルティックにシュートされるが、枠を外れて助かった。試合序盤の数分間はセルティックの前線からのプレスに試合は落ち着かなかった。時計が4分を過ぎる頃からバルサがボールを支配しだし、バルサの選手達は落ち着きを取り戻す。
しかしボールがカンプノウのように走るピッチではなく、パスを回してもパス回しのスピードが上がらなかった。またバルサは慎重な立ち上がりで試合を進め、そこまで積極的に攻めるというよりもまずはボールタッチの感触を確かめ、練習期間も短いことから無理をしないプレーを選択する場面が多かった。そんなギアを上げずに試合に入ったバルサだったが、幸先よく先制点を奪う。
10分に、デニス・スアレスからのパスでビダルが右サイドを抜け出し、相手の股を上手く抜いて相手をかわし折り返す。その折り返しをダイレクトでアルダがインサイドでコースを狙ってシュートし、シュートは右上隅に綺麗に吸い込まれた。今シーズンのバルサの初シュートはアルダとなり、その1本目がゴールとなった。
先制点を奪ったことやピッチに慣れた感があり、バルサは試合を徐々に支配し出してハーフコートマッチ気味にすることにも成功した。セルティックがバルサのゴール前に来る回数も減り、プレシーズン初戦から結構強いバルサの姿だなと感じられる矢先にバルサは自分達のミスから同点に追いつかれる。
29分にセルティック、バルサBから右CBに入っていたマルティネスが自陣のゴール前でトラップミスをし、そのボールをグリフィスがゴールに蹴り込み1対1の同点に。マルティネスに同情するなら左利きなのに右CBに入り、不慣れな部分やトップチームの初めての試合で緊張した部分があったのかもしれない。試合序盤のパスミスもマルティネスだったし、相当緊張はしてた感じだったかな・・・。
少し嫌な形で同点に追いつかれたバルサだったが、ラッキーな形ですぐさまバルサはセルティックを突き放す。
30分に、マテューの縦パスをムニルがスルーし裏に走り込んでいたカマラがGKとDFの間にアーリークロス。誰も味方はいなかったがセルティックDFが触ったボールはアンラッキーにも自陣のゴールに吸い込まれた。バルサにとってはオウンゴールというラッキーな形で勝ち越しゴールを奪った。これでスコアは2対1に。
そしてバルサはシュートチャンス自体少なかったが前半終盤にとても効率よく追加点を奪う。
40分に、メッシの何気ないスーパーロングパスで逆サイドの大外のカマラがフリーでボールを貰い、裏に走り込んでいたスアレスへパス。スアレスは上手く溜めを作って相手を引き付けゴール前に上手く折り返す。そのボールをムニルがゴールにしっかり押し込んでバルサが追加点を奪う。これでスコアは3対1に。
前半は3対1でバルサがリードして終わり、選手達もしっかり体が動いておりプレシーズン初戦にしてはとても良いイメージを受けた。選手の頑張りだけでなくチームとしてもまとまっている感じがあり、まだ遠慮したり無理しないプレーが全体的に多かったが、十分合格点を与えて良いほどバルサは良いプレーを見せたように感じられる前半の45分間だった。
後半、時間がどんどん過ぎていき今シーズン初戦を勝利で終える
バルセロナは後半頭からメッシを下げてサンペルを投入。サンペルが中盤のアンカーに入り、セルジ・ロベルトが中盤の右CHへ、デニス・スアレスが左ウイングにいき、ムニルが右ウイングに回った。メッシを1番早くベンチに下げるなんてコンディションの状態を見て試合前からの判断なのだろうが、今シーズンのルイス・エンリケのMSNに対する特別扱い感は少なくなるのかもしれない。
後半に入ったら試合はとてもイーブンなものになるがどちらも最終ラインのDFの選手が頑張って守りシュートまではいかなかった。バルサの攻撃ではスタメンの選手がベンチに下がる前に2回ほど良いシュートシーンがあった。
57分に、相手のクリアミスを拾ってゴール正面からデニス・スアレスがシュートするが、相手GKに弾かれた。60分には、スアレスが裏に抜け出して左足でボレー気味でシュートするも、シュートは少し残念な方向へ。
この直後にバルサは多くのスタメン選手を交代させ、バルサBの選手が続々入りほぼバルサBのチームとなって残り30分を戦うことになった。
トップチームの選手がほぼいなくなりバルサBの選手達は頑張りを見せて必死にアピールしようとしていたが、正直そこまで目に止まった選手がいたとは言えない活躍ぶりだった。途中から入った選手の中では背番号8番のアレニャという、左利きの中盤の右に入った選手が髪型含め一番目立っていた感はあった。
試合はお互いに決定機とは言えないシュートシーンがいくつかあったがゴールは生まれず、そのままバルセロナの3対1のリードのまま試合は終えた。プレシーズンの試合で結果はどうでも良いというのが本音なのだが、勝利出来てスタートできたのはとても気分良いスタートを切ったという印象がある。何人かしっかり活躍していた選手もおり、コンディションを上げる為とコンディション確認でとても有意義な親善試合であった。
デニスは開幕戦でもこのままスタメンで出られそうですね。
一方でビダルはアシストこそしましたが、今の守備ではレギュラーは無理でしょう。
カンテラーノではアレニャが傑出してましたが、
それでも点の取り方を知っている選手が一人もいない感じで
低迷するバルサBの実情が伺えるようでした。