15/16CL第6節 12/9 レヴァークーゼンVSバルセロナ 試合前の注目ポイント

チャンピオンズリーグのグループリーグ第6節(日本時間12/9水曜日の28時45分キックオフ)で、レヴァークーゼン(バイ・アレーナ)と対戦する。

・レヴァークーゼン

レヴァークーゼンは現在グループリーグ3位に位置し、引き分け以上で3位以内が確定してヨーロッパリーグに回れることになる。また、勝利すればローマの結果次第だが2位となり、CL決勝トーナメントへの進出を決めることになる。まぁシンプルに勝ちに来ることだろう。

ロジャー・シュミット監督率いるレヴァークーゼンは、カンプノウで戦った時と同様に前からプレスをかけて得点を狙ってくるだろう。高い位置でボールを奪い、ショートカウンターや個人技の突破で積極的に先取点を狙っているはずである。

レヴァークーゼンと言えばコンパクトな守備とプレスが持ち味であり、ホームの試合ということもあって自分達のサッカーをして勝ちに来るだろう。バルサのローテーションメンバーも含めて、大きな自信と2位通過を目指してモチベーションは高いに違いない。この後のバルサの所で書くが、レヴァークーゼンにとってはとても攻略簡単なバルサと戦うことになるだろう。

 

・バルセロナ

対するバルセロナは1位通過を決めていて、この試合は消化試合でしかない。ピケとイニエスタを招集メンバーから外し、バルサBからサンペル、カマラ、グンバウ、カプトゥムを招集するなど、この試合では大きくローテーションして挑むだろう。予想スタメンは、

GKシュテーゲン

DFアドリアーノ、バルトラ、ベルマーレン、アルバ

MFグンバウ、サンペル、カプトゥム

FWムニル、サンドロ、カマラ

欠場想定選手

アウベス(累積)、ピケとイニエスタ(判断)、マテューとドウグラスとセルジ・ロベルトとラフィーニャとネイマール(怪我)、ビダルとアルダ(制裁)

国王杯の3部チームの対戦と同じように大きなローテーションを採用すると予想。主力は極力ベンチに座らせ、アルバだけメンバーが足らないのでスタメン出場するだろう。負けても良いので若手選手の成長の場になるだろう。

この試合の注目ポイントは、若手選手がどれだけやれるかである。ビジャノベンセのような格下や同格との対戦相手ではなく、各上である相手との対戦でどこまで良いプレーが出来るかが注目である。結果は二の次で、内容面だけを見る必要がある試合になる。

中盤から前の6選手は全員がカンテラ選手であり、将来的に数人はバルサに残って活躍してくれればうれしいものである。その為に可能性を少しでも見せてほしいものである。

バルサBからはサンペルが最大の注目であり、前線ではサンドロとムニルの活躍が注目になる。90分間の継続的な活躍は無理でも、時より光るプレーを見せてくれれば合格点である。良いアピールの場になる。

レヴァークーゼンのプレスをカンテラっ子たちで回避できるとは思えないので、試合としてはとても苦しい試合になるだろう。ボコられるのを覚悟で、若手選手には思い切り力試しをしてほしい。

 

バルセロナの注目選手

・MFサンペル

起用するなら中盤のアンカーが活躍するだろうが、セントラルでも良いプレーが出来れば評価は上がる。しかしまずは本職のアンカーで起用し、活躍しやすい環境を作ってあげながら起用した方が良いだろう。まだプレーレベルが足りていない部分が多く、このようなレベルの高い試合を経験して成長の1歩となってくれれば。

・FWムニル

サンドロとムニルでは常にムニルの方が高評価を得ている感じがするが、それを証明する為にも活躍が求められる。サンドロと共にビジャノベンセ戦では複数ゴールを決めており、この試合でも得点を決めてくれれば少しだが波に乗りそうな感じがする。

 

レヴァークーゼンの注目選手

・MFベララビ(25歳/ドイツ/推定移籍金3800万ユーロ)

前回も取り上げたがプレーを見てさらに評価を上げた選手に違いない。力強いドリブルはスピードに乗せれば止めようがなく、緩急の付け方もとても上手い。ボールを持たせれば厄介になることは間違いなく、前線からの守備でも献身的な姿勢でチームプレーも出来るトップレベルの選手。

・FWハビエル・エルナンデス(27歳/メキシコ/推定移籍金2400万ユーロ)

ユナイテッドやレアルでは評価を得られなかったが、とても得点力が高い選手。PA内ではスアレスのように少しでもスペースを空ければシュートを決めることが出来、ゴール前では厄介な選手。動き出しやマークを外す動きは1流であり、得点力不足のチームには喉から欲しくなる選手だろう。

 

この試合はバルセロナのトップチームから見たら消化試合の1つだが、若手選手にとってはなかなか訪れないアピールの場になる。対戦相手もなかなかの強豪チームであり、アウェイも考えればトップチームのベストメンバーを揃えても勝つのが困難な試合での経験は良いものになるはず。チームプレーをしながら活躍出来る所を見せてほしい。

 
 

1 Responses to “15/16CL第6節 12/9 レヴァークーゼンVSバルセロナ 試合前の注目ポイント”

  1. レト より:

    サンペールはトップチーム相手では毎回のようにロストしているので
    本職のアンカー起用ではむしろトラウマを植えつけられる嫌な予感しかしません。
    多少持ちこたえられるグンバウをアンカーにする気がします。

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