16/17スーペルコパ2nd 8/17 バルセロナVSセビージャ 試合前の注目ポイント

スーペル・コパのセカンドレグで(日本時間8/17水曜日の30時キックオフ)で、セビージャ(カンプノウ)と対戦する。

セビージャ

・チーム状況

バルセロナと連戦になりセビージャからしたら欧州スーパーカップで120分間、そしてバルサと90分間戦い、両試合ともフル出場した選手にはこの2ndレグの試合はコンディション的にとても苦しくなる。この試合ではある程度のローテーションをし、選手を回さなければ後半にまた失速というのは免れないだろう。

 

・システムや戦い方

戦い方に関しては1stレグ(16/17スーペルコパ1st 8/14 セビージャVSバルセロナ 試合前の注目ポイント)の所で書いたので省略。システムは結構細かくポジションを使い分けてきそう。1stレグでは4-1-4-1のような形であり、ダブルボランチではなく一枚のアンカーで戦ってきた。そして攻撃的になる時には最終ラインを3バックにし、3-5-2の形で戦うことも判明。確か欧州スーパーカップのレアル戦では試合開始は3-5-2のシステムだったような気がする。サンパオリセビージャのシステムは変則的だが、変則的な4バックというだけなのでそこまで気にすることもなさそう。

 

・バルセロナ戦での狙い

1stレグで2点のビハインドを背負い、セビージャが逆転するなら3得点以上は必要になる。そしてサンパオリセビージャはそのミッションを諦めることもないだろう。1stレグと変わらずボール保持をメインとした攻撃的なサッカーを実践し、バルサからボールを奪いに来るだろう。特に前線からのプレスでは得点を奪いたいということを考えれば、1stレグの時よりさらに強力なプレスを考えているかもしれない。

3-5-2のシステムで、ほぼほぼマンマーク対峙気味でどこのエリアでもプレスと囲い込みでボールを奪いに来る可能性は高そうだ。プレスを強化することは自分達がボールを保持することにつながり、その為にプレスではさらに強めたり新しいプレスの形を見せてくる可能性はある。先制点を早い時間帯で奪ってバルサを焦らすことが狙いとなる。

 

・セビージャの注目選手

10番、コノプリャンカ(26歳/FW/ウクライナ/推定移籍金2400万ユーロ)

今回の試合ではさすがにスタメンで出場してきそうな選手。個人的に今のセビージャの中で最も怖い選手で、突破力のあるドリブルやそのスピードがバルサはとても苦手な気がする。サンパオリセビージャになって現状では重要な立場になっていないようだが、シーズンが進めばコノプリャンカがチームにアクセントをつける役割で活躍していそう。ビトロとコノプリャンカ、今のセビージャでは縦に強くスピードがあってバルサはこの2人に何かと手を焼きそうだ。

 

バルセロナ

・予想スタメン

GKブラボ

DFセルジ・ロベルト、ピケ、マスチェラーノ、ディニュ

MFブスケツ、ラキティッチ、デニス・スアレス

FWメッシ、スアレス、アルダ

欠場想定選手

マテューとイニエスタ(怪我)、アルバ(体調不良?)、ラフィーニャとネイマール(代表招集中)、ドウグラス(戦力外)

1stレグとほぼ変わらないスタメンで挑むと予想。変更点は怪我した選手の所にディニュとデニス・スアレスを入れているだけで、現状の最強メンバーで挑んでスーペル・コパのタイトル獲得に微塵の隙も見せないだろう。ユムティティとアンドレ・ゴメスは連携面やコンディション的にシーズン開幕節の試合では出場してくるだろう。怪我をしたイニエスタは2週間、マテューは3週間ほど離脱する予定。バルセロナの試合では9月の代表ウイーク後に復帰する見込み。

最近になって突如にブラボのペップシティ移籍のニュースがあり、それがある程度現実味をおぼているので最悪この試合がブラボのバルセロナでの最終戦となる可能性がある。エンリケバルサの功労者のブラボの為にも勝ちたい!!!

 

・この試合での注目ポイント

まずはバルセロナがどんな姿勢でこの試合に挑むかが注目。アウェイの敵地で2点リードを奪い、カンプノウでのこの90分間でバルサが逆転をされる可能性は極めて低いように思われる。それはバルサの選手達がいつも通りの力を出した場合の話で、シーズン序盤で心身ともに完全に本番モードに切り替わっていない選手がいる可能性もあり、消極的だったり変に守備的に入ることは負けだったり最悪逆転も意味する。まだまだバルサの選手達が勝ちに飢えて、今シーズンもタイトル獲得と1試合でも多く試合に勝ちたいという気持ちがあるかが分かる試合となるだろう。

セビージャのハイプレスにバルサがどう対処するかが注目。1stレグではセビージャのプレスを真っ向から勝負して破るというより速攻中心で切り抜けた感じがあり、カンプノウのホームの試合で多少余裕のある状況なので真っ向から挑んでセビージャのプレスを突破したい所。中盤で細かく崩すのか、前線に当ててからのポストプレーで崩すのか、サイドに振って崩すのか、GK含めて数的有利の状況を作って最後尾から崩すのか、どれかに絞るというよりも状況で使い分けることが求められそうだ。今のバルサがどれだけできるかは正直未知だが、意外に出来る感じもする。

守備ではバルサも前線からのプレスや中盤でプレスを強めることでボールを奪い、カウンターで得点チャンスを作りたい所。いや確実に何本かは作れるはず。セビージャのパス回しを見る限りバルサがプレスでボールを奪うのは無理ではないし、そこまで縦に速く攻めてこないセビージャならかわされてもカバーリングしている間に守備ブロックを再構築することも可能だろう。セビージャが縦に速いサッカーをしてくれば脅威だが、まだ自分達のボールポゼッションのサッカーを継続して戦ってはきそう。

 

・バルセロナの注目選手

MFブスケツ

1stレグでは球際など対人で良く守っており、ブスケツのボールカットからバルサのチャンスが訪れるシーンもあった。今シーズンは最終ラインの前の中央の位置から移動することが多く、前にプレッシャーをかけたりサイドに釣り出される機会が多い。チームとして周りの選手でカバーしてこれで良しなのか、ブスケツ個人の判断で動いているかは分からないが、中央でどっしり構えている方が最終ラインのカバー含めてバルサの守備は安定する。バルサが守っているときのブスケツのポジショニングは1つ注目点となる。そしてブスケツのビルドアップも( ̄▽ ̄)

 

・最後に一言

1stレグが終わって2対0の勝利、そしてカンプノウでの試合を考えれば外野の人はバルサのタイトル獲得を疑うことはないだろう。自分もほぼほぼバルサのスーペル・コパ獲得は濃厚だと思うが、それでも気を抜けば2失点ぐらい今のセビージャなら数分間でしそうな相手でもある。スーペル・コパのタイトルを気持ちよく獲得する為にもこの試合勝利してまずは今シーズンの1冠目を狙いたい。やはりバルセロナなのでどんな試合でも勝利を狙って戦いたい試合となっている。

 
 

1 Responses to “16/17スーペルコパ2nd 8/17 バルセロナVSセビージャ 試合前の注目ポイント”

  1. レト より:

    やっぱりターンオーバーしたくても難しいでしょうね。
    入れ替えの可能性があるのはアルダぐらいでビダルも守備を考えれば使えないですし。
    早い段階で余裕を持って選手温存出来ることを祈ります。

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