《質問》今夏のバルセロナの移籍状況の評価は?

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『ネイマールが退団した場合について

ネイマールが退団した場合に備えてディバラ、コウチーニョ、それ以外にもパウリーニョの獲得の噂が流れています。

トリデンテの壁に阻まれ、中盤は数で溢れていて控えの選手の出場機会がかなり限られているので空いたポジションは無理して補強せずにD・スアレス、デウロフェウ、S・ロベルト辺りで回して欲しいです。

補強もいいのですが、人員整理を進める前に補強するので放出する選手が買い叩かれてしまうのではないのでしょうか?

ネイマールの移籍金を元手にパウリーニョの契約解除金の支払いなどは絶対に辞めて頂きたいです。今夏のここまでのバルサの移籍状況についてどの様にお考えでしょうか?

貴重なコメントありがとうございます。

コメント欄は記事の下にあります。質問や疑問点だけでなく思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答

1で「補強を先にしたら放出選手が買い叩かれる可能性について」

2で「ニュース含めた今夏のバルサの市場での動きについて」を書いてます。

 

1、バルサの場合は余剰戦力売却でも買い叩かれる可能性は少ない!?

まず「人員整理を進める前に補強するので放出選手が買いたたかれる可能性について」ですが、その心配はほとんどしなくてもいいと思います。

一般的にクラブが放出したい選手は、移籍金というお金に換えるためにその市場で売り出すので買い叩かれることもありますが、バルセロナの場合はそれに該当しないでしょう。

その理由としては2つあって、

1つ目は、現在のバルセロナの情報は世界に出回っています。そこから余剰戦力というよりも「戦力とみなしていない選手」は簡単にわかります。

チームの人数が多いからという理由よりも、バルセロナは「戦力とみなさない選手」は買い叩かれて放出している現状があります。

「戦力とみなさない選手+余剰戦力」でさらに買い叩かれる可能性は少なく、補強を先に進めたからといって放出選手が買い叩かれる可能性は少ないと思います。

2つ目は、バルセロナの交渉下手はもはやサッカー界では有名ですし、市場の予想額よりも低い金額で取引されているので買い叩かれている感覚は分からない状況です。感覚マヒですね(笑)

安く売って高く買うのがバルセロナですし、もうそこの所は長く見ているので個人的には諦めています。

安く売られる原因としては選手の給与が他のクラブからしたら高いので、その分移籍金が下がるという原因があります。選手によっては給与を下げてまで移籍しない選手もいますし。

つまり余剰戦力だろうが誰だろうが、バルセロナから離れる選手は基本的には安い金額で移籍してしまうということです。

サンチェスやヤヤ・トゥーレも3000万~4000万ユーロぐらいで移籍しましたが、今考えると安かったですね。この2人は自分からバルセロナを去ったわけなんで例外かもしれませんが。

 

2、惹かれるニュースが少ないバルサの今夏のバルサの動きの原因は?

まずは以前に「今夏の残りのバルセロナの動き方」については書いているので、興味がある場合はそちらを読んでみてください。

↓↓↓

《質問》バルセロナの現状の戦力から考える17年夏残りの移籍戦略は?

要点はバルセロナの現状の人数が多いので人員整理をし、後は一流選手の獲得に固執せず、獲得可能ならば獲得すればいいということです。

 

今夏のここまでのバルサの動きについてですが、そこまで悪いとは思っていません。デウロフェウ、セメドと補強すべきポジションの選手が加入しましたし、毎年ビッグネームを獲得する必要もないと思います。

バルサBのマルロン、アレニャ、そしてサンペルをどうするかは考えものですが、マルロンはトップチーム昇格、アレニャはバルサBで出場機会を得てトップチーム待ち、サンペルはもう一年レンタルでいいと思っています。

噂にあがるバルサ周辺の補強選手ですが、正直惹かれる話はほとんどないです。獲得する費用が高いのはもちろんですが、現戦力でバルセロナは十分戦っていけると思っているからです。

現実力だけで言えば補強の候補に挙がる選手達の方が実力はありますが、バルサの22~25歳ぐらいの選手達が成長すればそれぐらいはやってくれるという、高いポテンシャルがあると思っているからです。

試合に出場させて成長を待っている段階と思っています。1年でバルサに慣れて成長してトップのレベルになる選手なんて基本期待していないので、2年~3年は我慢の時期だと考えています。

そういう意味ではバルセロナには有望な若手の選手が多くいると思いますし、現実力だけ見た補強に感じるので惹かれるニュースはほぼないです。

ヴェラッティだけは本当に獲得して欲しかったと思っていましたが、ラキティッチが残るのならそこまで無理に補強する必要もありませんし、中盤は人数が多いですしね。

最近バルサ周辺で噂があがる選手は個人的に獲得不要と思っていますので、パウリーニョも例外ではありません。

しかし、バルベルデ監督が強く望むのなら1人や2人は獲得していいと思います。バルベルデ監督が本当に望んだ選手が補強できたとは思えませんし、少しはバルベルデ監督の希望選手を取ってあげないと監督が可哀想だなと思います。

移籍金は妥協しない範囲での獲得がいいと思いますが、バルセロナですし諦めています。バルサファンに好かれそうな選手というのも重要ですかね。パウリーニョは大丈夫かな・・・(笑)

 
 

2 Responses to “《質問》今夏のバルセロナの移籍状況の評価は?”

  1. しろ より:

    ネイマールの移籍金はかなりおいしいけど、いまのバルサフロントは有効活用出来そうに無いですよね。
    ネイマールいなくなると、一気にバルサの将来が心配に・・
    メッシが現在のうちは、特別なクラブ感は続きそうだけど、もうメッシも30だし・・・
    やはりプレシーズンの時のメッシの元気のなさ(ネイマールへのリアクションの薄さ)は、哀しさからだったんですかねー

  2. レト より:

    補強の成果自体はそこまで悪くないように見えますが、
    今回のネイマール騒動で現フロントにビッグクラブのマネジメントをする力がないことを改めて確信しました。
    先日も会長が失言したように選手と無用なトラブルを抱えることが多く、対応も遅すぎます。
    なにより交渉の弱さが原因で毎回のように右往左往させられている姿にはいい加減ウンザリさせられます。
    ネイマールの穴埋め問題が解決し次第、現フロントは短期政権で終わって欲しいです。

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